鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

野間半島

2015-10-30 | 水辺の風景

南さつま市笠沙の野間半島の風景です。

 

野間半島を望む展望台。石碑は斉藤茂吉の歌碑です。

 神つ代の笠沙の碕にわが足を ひとたびとどめ心和ぎなむ  斉藤茂吉

 

展望台から野間半島を望む。

 

野間半島の付け根の南側に小さな港があり、その沖にある岩です。

 

南を見ると、槍のような岩もあります。

 

付け根から見た野間半島。ここの岩場に、よくミナ(貝)採りに来ます。

 

風力発電があります。

 

半島の先端と、沖の岩礁です。

 

野間池漁港。向こうの山は野間岳です。

 

漁港から笠沙恵比寿を望む。物産館やレストランです。

 

港に稚魚が泳いでいました。看板に、鯛の稚魚を放流した、と書いていましたので、それでしょうか。

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弥勒公民館の田の神他

2015-10-28 | 田の神

田の神をいくつか紹介します。

 

姶良市加治木町木田の弥勒公民館の庭にある田の神です。

 

正面より見る。

 

横から見たもの。前かがみになっており、こんな田の神は他ではあまり見ません。

 

前の田の神から、県道川内加治木線を西へ行くと、九州自動車道の手前に、田の神群があります。

いくつか見てみます。

 

両手でメシゲを持った田の神。

 

右手にメシゲを持っています。左手に持っているのは、スリコギでしょうか。

 

クワを持った田の神。

 

舟形に彫られた石の中の田の神。

 

観音様のような田の神。

案内板がないのでわかりませんが、これらは新しい田の神のようです。

 

霧島市隼人町松永の、県道豊後迫隼人線沿いに圃場整備記念碑があります。

 

その隣に、文字の田の神があります。裏に、明治二十五年と刻まれています。

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熊野神社他

2015-10-26 | 史跡

鹿児島市石谷町の熊野神社を紹介します。

 

参道の階段を登っていきます。

 

階段の下に、小さな石橋があります。

 

実用的なものでなく、飾りのようです。

 

鳥居の前の狛犬です。

 

向かって右の狛犬。

 

熊野神社社殿。創建は1269年で、現在の社殿は昭和35年に改築されました。

 

社殿の中に、旧社殿を納めています。右が熊野神社、左の小さなものが島津歳久を祭った歳久神社です。

 

熊野神社の近くにある永福寺です。対の仁王像があります。

 

向かって右の像。右腕が欠けています。

 

左の像は頭部と左腕がありません。廃仏毀釈で破壊されたのです。

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平熊の石橋他

2015-10-24 | 石橋

霧島市隼人町松永の、平熊の石橋と石洗越を紹介します。

 

用水路に架かる石橋を上流から見たものです。鹿児島で一番古い石橋で、霧島市指定文化財です。

 橋長:3.54m

 幅員:7.94m

 架設年代:安永6年(1777年)

  

アーチ部の近景。水深が深く、全景が見れません。

 

石橋の上は石畳(石洗越)となっており、山から流れる谷川です。

用水路に直接流れ込んでいた谷川水が、大雨のとき用水路を決壊させるため、この構造にしたと考えられています。

 

石橋の上の谷川を上流から見たものです。

 

谷川の上流を望む。

 

石橋の上に石洗越があるのは非常に珍しく、江戸時代の土木技術を知る貴重な遺産です。

 

下流面。

石橋の全景がわかる写真はこちらです。

 

左が石洗越の碑、右が水神碑。

 

姶良市加治木町西別府の太鼓橋を右岸から見たものです。

 

下流より見る。下に小さな滝があります。河床に降りるのは難しいです。

 橋長:4.67m

 幅員:3.05m

 架設年代:不詳

 

アーチ部の近景。

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古田獅子舞

2015-10-22 | イベント

種子島の古田獅子舞を紹介します。鹿児島県指定文化財です。

 

豊受神社。秋の祭りである願成就に獅子舞が奉納されます。

 

境内のイチョウの古木。

 

笛と太鼓の入場です。

 

獅子の入場。

 

天狗の入場。

 

獅子舞は、獅子と天狗の戦いという形で舞われます。

明治末、大分からシイタケ栽培で古田に移住した人が伝えたものです。

 

笛と太鼓。笛は、地元のニガダケで作った手作りです。太鼓打ちの動きも激しいです。

 

獅子と天狗が激しく争う、勇壮な舞です。

 

獅子と天狗には、それぞれ猿がつきます。猿は、獅子と天狗の動作を真似たり、こっけいな動きをして道化役になります。

 

激しいにらみ合いが続きます。この後、獅子は力尽きて、獅子舞は終わります。

  

舞が終わると、魔よけのために、獅子が幼児の頭をかんでやります。

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錦江湾

2015-10-20 | 水辺の風景

鹿児島から種子島へ行く船からの、鹿児島湾(錦江湾)の風景です。

 

フェリーから見た北埠頭。中央左寄りの三角の屋根が水族館です。

 

フェリー屋久島2が先に出航しました。

 

テープの別れの風景。転勤時期以外は珍しいです。

 

鹿児島港を出航しました。

 

左に見える桜島。最近、活動は収まっています。

 

指宿沖の知林ケ島。

 

魚見岳。桜の名所です。

 

開聞岳と竹山。その間の岩峰が俣川洲(またごし)です。

 

南大隅町の立目崎です。上に宗教施設があります。

 

本土最南端の佐多岬。

 

佐多岬灯台です。

この後、大隅海峡を通って種子島へ行きます。鹿児島港から3時間半のフェリーの旅です。

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八幡神社のイチョウ

2015-10-18 | 巨樹・古木

姶良市姶良町鍋倉の八幡神社を紹介します。帖佐小学校から北へ行き、山へ登って行きます。

 

八幡神社参道です。

 

参道から左へ行くと墓地があります。僧侶の墓があるので、元はお寺だったのでしょうか。

 

阿弥陀如来像です。

 

梵字のような字が刻まれた碑。

 

社殿の前にあるイチョウの全容。姶良市指定天然記念物です。

 樹高:14.5m

 幹周り:7.1m

 樹齢:700年

 

上部。

 

下部。

 

根元は空洞化しています。

 

ここは、平山城跡です。

 

八幡神社社殿。

 

苔むした庭と木。

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石谷の地蔵菩薩石像他

2015-10-16 | 史跡

鹿児島市(旧松元町)の史跡を紹介します。

 

石谷町にある地蔵菩薩石像ほかです。道路脇に石像、石塔、手水鉢が並んでいます。

 

左の地蔵。

 

 真ん中の地蔵。

 

3体の地蔵が並んでいます。

 

地蔵菩薩の近くにある石谷下自治公民館です。

 

公民館の庭に、馬頭観音があります。

 

中には、馬の像が祀られています。

 

福山町の石像と五輪塔です。

 

石像。

 

五輪塔。

 

前の五輪塔の山側にも、五輪塔があります。

 

五輪塔です。近くに寺院があったことから、それに関連するものと考えられています。

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野の花

2015-10-14 | 植物

自宅の近くで見かけた野の花です。

 

ヒメアザミ(姫薊、キク科)

やや小ぶりなアザミです。

 

ナンバンギセル(南蛮煙管、ハマウツボ科)

キセルに似ており、ススキの根元に寄生します。

 

 

アキノタムラソウ(秋の田村草、シソ科)

道端に生えています。下から順番に咲いていきます。

 

ツリフネソウ(釣船草、ツリフネソウ科)

名前の由来は、帆掛け舟を逆さに吊り下げたように見えることからだそうです。

 

ゲンノショウコ(現の証拠、フウロソウ科)

薬草になり、すぐに効くことから。

 

ミゾソバ(溝蕎麦、タデ科)の群落。

休耕田など湿地に生えます。

 

金平糖のような花です。

 

ミズヒキ(水引、タデ科)

 

ミズヒキの裏は白く、紅白の水引に見立てたものです。

 

ヤブミョウガ(藪茗荷、ツユクサ科)の実。

藪に生えています。もうすぐ黒くなります。

  

マメ科のようですが、名前がわかりません。

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金峰町の風景

2015-10-12 | 風景

南さつま市金峰町の風景です。

 

さつまいも畑の向こうの金峯山(636.3m)。金峰町のシンボルです。

 

金峰町は早場米の産地で、稲刈りが終わった後の田んぼにソバを植えています。後ろが金峯山。

 

ソバの花です。

 

ソバ畑の横に田の神があります。

 

浦之名の田の神です。建立は1800年です。

 

右手にクワ、左手にメシゲを持っています。

 

ワラヅトを背負っています。

 

農道の脇の木です。

 

木の下に石祠があります。

 

金峰支所(旧金峰町役場)前の道を東へ行ったところに、古い木造の建物がありました。

学校のようですが、学校にしては小さく、校庭もありません。学校の一部を移築したのでしょうか。

今は尾下一公民館になっています。

 

鐘が下がっています。昔は、これで始業や終業を告げていました。

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