鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

羽島南方神社と青面金剛像

2023-06-30 | 史跡

いちき串木野市羽島の南方神社へ行きました。

 

正面が参道です。左に青面金剛像があります。

 

祠の中の青面金剛像。

 

立派な台座に乗っています。

 

顔の部分は風化して不明瞭です。

 

参道を進みます。

 

振り返ると、参道の正面に海が少し見え、かすんでいますが霊峰金峰山が見えます。まるで計算して参道を造ったかのようです。

 

階段下より見る。

 

鳥居。

この神社で太鼓踊りと「アラマキ投げ」が行われるそうです。

 

社殿。

アラマキ投げとは、猪の肉を包んだワラヅトを鳥居の両側の木に投げ、枝に引っかかったことで山の神が枝に遷座したことになり、五穀豊穣、無病息災、家内安全が約束されたことになる行事だそうです。

 

鳥居の横の木。この木の枝にアラマキを投げるのでしょうか。他では聞いたことがなく、奇祭と言えるかもしれません。

 

近くから海を見たもので、正面が金峰山です。

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白浜海岸

2023-06-28 | 水辺の風景

いちき串木野市の白浜海岸を紹介します。串木野市街地から羽島へ行く途中にあります。

 

白浜温泉の前から浜へ出ると階段があり、そこから左を見たものです。

 

波打ち際から沖を望む。

 

左を望む。ここは岩と砂の浜です。

 

右の羽島方面を見たものです。玉石の浜が広がっています。

 

左の島は沖ノ島。猿がいるそうです。

 

羽島の集落です。中央左寄りの茶色の建物が、薩摩藩英国留学生記念館です。

 

玉石に打ち寄せる波。

 

丸い石や白と黄色の硬い石。

 

後ろを振り返ると白浜温泉が見えます。ここからの夕日がきれいだそうです。

 

前の写真の右側に咲いていたノアサガオ。

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砂丘ラッキョウ他

2023-06-26 | 食べ物

朝市で首折れサバを買ったとき、砂丘ラッキョウを買いました。

 

加世田など、吹上砂丘周辺の砂地で栽培されるラッキョウです。

 

下処理をします。桶にラッキョウと水を入れ、軍手でこするように洗うと、薄皮がむけます。

 

上下をカットして下処理の完了です。これが結構面倒です。

 

しばらく塩漬けにします。

 

塩抜きをし、ラッキョウ酢に漬けて置きます。夏の食欲のない時に食べると食欲が出ます。

 

同じ日、南高梅も買いました。

 

塩をまぶして重しを乗せます。この後、紫蘇を入れ、天日干しし、さらに漬け込んで梅干しができます。

 

種子島からスモモが送られてきました。妻の実家になっていたものです。

 

スモモジャムを作りました。砂糖を入れて形がなくなるまで煮詰めます。ヨーグルトに入れて食べます。

 

スモモジュースも作りました。氷砂糖を入れ、冷暗所でしばらく置くとジュースになります。

夏の暑いとき飲むとさっぱりします。また、焼酎に入れ、炭酸で割るとカクテルのようです。

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水天渕

2023-06-24 | 水辺の風景

霧島市の水天渕を紹介します。

 

天降川左岸にある九州電力水天渕発電所です。

明治40年、山ヶ金山に電力を送るために建設されました。建設時の建物は洋風石造りで、昭和58年まで使用されました。

 

下流の水天渕へ行きます。

 

石碑や祠が並んでいます。

 

渕を望む。ここは1716年に建設された宮内原用水の取水口です。宮内原用水は、延長10kmで鹿児島神宮前を流れています。

 

青い渕。

 

下流に堰があります。

 

右岸にある石灯籠。

 

上流から見た堰。右は水門です。

 

堰と魚道を望む。

 

サギが急流を見つめ、俎上する魚を狙っていました。

 

上流から見た魚道です。

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荒瀬城跡のイチイガシ

2023-06-22 | 巨樹・古木

霧島市隼人町西光寺の荒瀬城跡のイチイガシを紹介します。

 

国道223号と天降川の間にあります。

 

前の写真の右から見る。樹高26m。

 

下部。材質が硬く、船の櫓や農工具の柄、槍の柄などに用いられました。このため樫の中の「一位」ということからイチイガシになったそうです。

 

風格のある根元。根回り12m、幹周り7m、樹齢700~800年。

県内最大、最古級です。左に水神碑があります。

 

水神碑。

 

反対から見た根元。

 

サルノコシカケがありました。

 

中部。

 

力強く枝を伸ばしています。

 

大きく枝を広げた上部。まだまだ樹勢があります。

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首折れサバ他

2023-06-21 | 食べ物

鹿児島中央駅前の朝市で首折れサバを買ってきました。

 

屋久島名物の首折れサバ。船上で首を折って血抜きをするため、鮮度が保たれます。

 

何といっても刺身が一番です。生臭さがなく、コリコリした食感があります。

 

味噌煮でもいただきました。

 

マイワシも買ってきました。

 

酢味噌をかけて、ヌタでいただきました。

 

煮物です。梅干しを入れることによって、生臭さが少なくなります。

 

スベリヒユをいただきました。雑草として生えているのは見ましたが、食べるのは初めてです。

 

軽く湯がいて、白和え、酢味噌和えでいただきました。淡泊な味で、少し粘りがあります。

レシピは他にいろいろあるようです。

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都市農業センターのスイレン

2023-06-20 | 植物

鹿児島市犬迫町の都市農業センターへ行きました。

 

ひまわり畑とシンボルツリーのクスノキとタブノキ。夏は一面黄色になります。

 

アジサイと芝生広場。

 

ブルーベリーなど、実を食べる木が植えられています。

 

アザミ。

 

上流側から見た水生植物園。人の手前がスイレン池です。

 

下流側より見る。手前は大賀ハス池です。

 

スイレン池。あいにくの天気で、人はまばらでした。

 

白やピンクのスイレン。見ごろでした。

 

ピンクのスイレン。

 

白いスイレン。

 

大賀ハスはまだつぼみでしたが、2~3輪咲いていました。

 

ネムの花。これも梅雨に似合う花です。

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石神原公園のアジサイ

2023-06-18 | 植物

南さつま市金峰町白川の石神原(いしがみばる)公園へ、アジサイを見に行きました。

 

白川の高台にある石神原公園です。

 

休憩所があります。向こうは金峰山。

 

アジサイと置物と金峰山。このアジサイ園は、個人の方が整備されたものです。

 

家の形の置物です。

 

小さな石灯籠。

 

アジサイと金峰山。この日は小雨でしたが、晴天の時はもっと映えるでしょう。

 

牛馬神の碑。

 

奥へ進みます。

 

杉林の中のアジサイ。

 

隣は茶畑です。

 

アジサイと茶畑。

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菅原神社磨崖仏

2023-06-16 | 史跡

霧島市隼人町松永の菅原神社へ行きました。

 

菅原神社。磨崖仏は左へ回ったところにあります。

 

中央の大きな石にも磨崖仏があります。

 

前の写真の大きな石の磨崖仏。

 

さらに左へ回ると、岩壁に磨崖仏群があります。この右にもあり、全部で40数体あるそうです。

 

十三仏。生きているうちにこれを拝めば、極楽に行けるという信仰が、室町時代に盛んになったそうです。

 

4体の磨崖仏。

 

向かって左の磨崖仏群です。

 

これらの磨崖仏が彫られたのは1500年代後半です。

 

彫ったのは、菅原神社の神官であった河口(川口)氏です。

 

坂本龍馬と妻のお龍は、塩浸温泉へ向かう途中ここを経由したそうで、これらの磨崖仏を見たかもしれません。

 

神社へ行きます。

 

菅原神社社殿。菅原道真を祀る神社です。

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上伊作田の田の神他

2023-06-15 | 田の神

田の神を3体紹介します。

 

日置市東市来町伊作田にある上伊作田の田の神です。

 

舟形に彫られた中の田の神です。右手にメシゲを持っています。

 

顔は風化しています。

 

玉田水田の上流側にあります。隣はカボチャを植えています。

 

寛政十一年(1799年)と彫られています。

 

いちき串木野市大里にある椨木ヶ迫の田の神です。

 

1847年の建立で、西郷隆盛20歳の頃です。

 

右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。

 

表情が少し残っています。

 

いちき串木野市大里の門前踏切近くにある門前の田の神です。向こうは南九州自動車道。

 

正面より見る。笏を持っています。

 

頭部は破損したようです。

 

後ろ姿。

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