鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

新川源流を訪ねて(4)

2014-08-30 | 源流を訪ねて

田上八幡神社から上流へ行きます。

 

神社前橋から上流を望む。堰と魚道があります。

橋は九州自動車道から市街地への道路です。

 

神社前橋の右岸に吉満神社があります。

 

境内にある水神の碑。

新川沿いには、他にも水神の碑があり、水害が多かったことがわかります。

 

地蔵さんです。

 

西陵橋。左へ行くと西陵(西郷団地)です。

 

西陵橋から上流を望む。橋は九州自動車道で、ここが鹿児島インターです。

 

大峯橋から上流を望む。この上流右岸に大峯流通団地があります。

 

一心橋です。

 

一心橋から上流を望む。右に、川と平行に走っているのが南九州自動車道。

 

さらに上流へ行くと、九州新幹線の橋があります。新川沿いは交通の要衝です。

新川源流の旅を一休みします。次回は西之谷ダムを訪ねます。

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新川源流を訪ねて(3)

2014-08-28 | 源流を訪ねて

西随神の碑から上流へ行きます。

 

城ケ平橋を下流から見たものです。

 

城ケ平橋から上流を望む。

新川は、氾濫を繰り返してきました。このため、護岸が整備され、上流には西之谷ダムが建設されました。

 

城ケ平橋の右岸に、緑の切妻屋根の小さな家があります。そう、赤毛のアンの家です。

セカンドハウスとして庭などに建てることができるそうで、そのモデルハウスです。

 

少し上流へ行くと、左岸に美尾崎公園があります。

 

公園に田上水車館機織場跡の碑があります。

江戸時代末期に、水車を利用した紡績工場があり、1857年から約10年間生産しました。

 

堰と魚道がありました。

 

堰の上流に大きな鯉がたくさんいました。新川は鯉が多いです。

 

JR鹿児島本線の鉄橋です。

 

さらに上流へ行くと、右岸に田上小学校があります。

 

左岸側に田上八幡神社があり、境内に鹿児島市保存樹に指定されているクスノキがあります。

 幹周り:3.75m

 樹高:23.5m

 樹齢:約300年

 

根元。

 

社殿です。

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新川源流を訪ねて(2)

2014-08-26 | 源流を訪ねて

郡元橋を後にして上流へ行きます。

 

涙橋です。

かつて、この橋を渡ったところに刑場があり、涙で別れたことから、この名前がついています。

 

涙橋右岸に涙橋決戦の碑があります。

 

涙橋決戦の碑。

西南戦争で薩摩軍と官軍がここで戦い、6時間の戦いで、薩摩軍は90名の戦死者を出しました。

 

涙橋から上流を望む。橋はJR指宿枕崎線の橋です。

 

耕地橋です。上の橋は、紫原へ上る橋です。

 

耕地橋から上流を望む。

 

唐湊(とそ)橋です。

唐湊の地名の由来は、唐の船が着いた港があったという説や、唐人が住んでいたという説があります。

 

唐湊橋から上流を望む。都市河川が続きます。

 

城ケ平橋の下流右岸に西随神があります。

 

中央が西随神、左が水神の碑。

 

西随神の碑。

随神は社殿や神社社地を守る神で、鹿児島には東西南北の随神があるそうです。

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新川源流を訪ねて(1)

2014-08-24 | 源流を訪ねて

新川は、鹿児島市石谷町を源流とし、鹿児島市三和町と新栄町の間の鹿児島湾に注ぐ川です。

川沿いの景色や史跡などを見ていきます。なお、途中に西之谷ダムがあります。

 

河口を望む。向こうの陸地は大隅半島。

 

河口付近の右岸にある舟溜まりです。

 

最下流の三和橋を下流から見る。人道橋です。

 

三和橋から河口を望む。

 

三和橋から上流を望む。ビル街を流れる都市河川です。

 

鶴ケ崎橋を下流から見たものです。

 

鶴ケ崎橋から上流を望む。右岸はマンション群です。

 

鶴ケ崎橋の歩道にある、小さな石を敷き詰めたカニのモザイク。他に、魚、クラゲなどがあります。

 

国道225号の新川橋を下流から見たものです。

 

新川橋から上流を望む。コンクリートブロックの護岸です。

 

郡元橋。市電が通る橋です。

 

郡元橋の左岸にある郡元電停。鹿児島市の電車通りは、軌道敷内に芝生が植えられています。

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歌の中の植物

2014-08-22 | エッセイ

以前「歌の中の職業」というエッセイで、歌に出てくる職業について書いたが、今回は植物について書いてみよう。

歌詞に植物が出てくる歌は実に多い。

桜、野ばら、野菊、すみれ、ゆり・・・枚挙にいとまがない。

 

♪ 水芭蕉の花が咲いている 夢見て咲いている・・・(夏の思い出)

ミズバショウは、高地の湿原に咲く花で、簡単に見れる花ではないから憧れを感じる。

この歌に憧れて尾瀬に行く人も多いと思われ、江間章子さんの功績は絶大なものがある。

 

あまりなじみのない植物もある。

♪ あの日は雨 雨の小径に白い ほのかな からたちからたち からたちの花・・・

島倉千代子さんが歌った「からたち日記」である。

♪ からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ・・・(からたちの花)

という北原白秋作詞の歌もある。

からたちと聞いて、どんな植物か思い浮かびますか。

鋭いとげを持ったミカン科の植物で、ピンポン玉くらいの実がなるが食べられない。

昔は生垣に植えられたが、今は見ることがほとんどない。

 

♪ あの雲もいつか見た雲 ああそうだよ 山査子(さんざし)の枝も垂れてる・・・(この道)

これも北原白秋作詞である。

サンザシは白い花をつけるバラ科の植物だが、私は見たことがない。実は、薬用になるそうだ。

 

花だけでなく実が歌われることも多い。

♪ 赤いリンゴに口びるよせて だまってみている青い空・・・(リンゴの唄)

♪ 私は真っ赤なりんごです お国は寒い北の国・・・(りんごのひとりごと)

りんごは、最も身近な果物で愛らしいから、歌に歌われやすい。

 

♪ 山の畑の桑の実を 小篭に摘んだはまぼろしか・・・(赤とんぼ)

昔は養蚕が盛んだったから桑畑が多く、黒紫に熟した実を食べたものだが、今、桑畑を見ることはほとんどない。

だが、野生の桑の実は今でも見ることができる。

 

♪ つまんでごらんよワン しゃぶってごらんよツー 甘くてしぶいよスリー 黄色いさくらんぼ・・・(黄色いさくらんぼ)

さくらんぼは、かわいらしくて、思わずつまんでしゃぶってみたくなる。

 

古い歌ばかり並べたが、新しくハイカラな(この言葉自体古いが)花の歌もある。

♪ 空を押し上げて 手を伸ばす君 五月のこと・・・つぼみをあげよう 庭のハナミズキ

一青窈さんが歌って大ヒットした「ハナミズキ」である。

植物にも流行り廃りがあり、からたちは島倉千代子さんが亡くなったように廃れてしまったが、ハナミズキは今や大人気で、あちこちで見かける。

我が世の春を謳歌するハナミズキは、鼻高々であろう。

 

タカサゴユリ(高砂百合、ユリ科)

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チンチクダケのタケノコ

2014-08-20 | 食べ物

今年も、毎年恒例のチンチクダケのタケノコ採りに行きました。

 

チンチクダケ。正式名、蓬莱竹(ホウライチク)です。川岸などに群生しています。

重くて水に沈むので沈竹(チンチク)ですが、鹿児島ではチンチクダケといいます。 

 

タケノコが生えていました。真夏に出るタケノコです。

 

収穫です。

 

皮をむいたところです。茎の途中の柔らかいところも食べられます。

 

カットして湯がきます。3回くらい湯がくと、アクが抜けるので、食べることができます。

 

保存するには、1回湯がいたものを天日に干して水気を切ります。まだアクが強いので冷蔵庫で保存すると数ヶ月保存できます。

食べる前に、あと2~3回湯がいてアクを取ります。煮物にすると、シャキシャキした食感があっておいしいです。

真夏のタケノコとして重宝します。

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石河路橋他

2014-08-18 | 石橋

南九州市川辺町の石橋を二つ紹介します。

 

左岸から見た石河路橋。

万之瀬川の支流である野崎川の上流にあります。

 

上流から見た石河路橋。

 橋長:16.22m

 幅員:3.75m

 架設年代:昭和4年11月

 

近景。山中にありますが、なかなか立派な橋です。

 

左岸部。

 

下流より見る。

 

野崎川を下流に行くと、旧木場田(きゅうこばんた)橋があります。

南九州市指定文化財です。

 

上流右岸より見る。

 橋長:16.3m

 幅員:3.96m

 架設年代:大正10年頃

 

上流左岸より見た近景。アーチが蔦に覆われています。

 

下流より見る。川の草を除去していました。

 

旧木場田橋から上流を望む。田園風景が広がっています。

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川辺の大クス

2014-08-16 | 巨樹・古木

南九州市川辺町の飯倉神社にある川辺の大クスを紹介します。

 

鳥居の左右にクスノキがありますが、右が川辺の大クスです。

 

大クスの全容。根元が裂けていますが、樹勢はいいです。

 樹高:25m

 幹周り:16m

 樹齢:1200年

 

根元。落雷で木が3つに裂け、1本が枯れたため、2本のように見えます。

 

別の角度から見た根元。根元には6畳ほどの空洞があります。

県内では蒲生の大クス、志布志安楽の大クスに次ぐ巨木です。

 

「天然紀念物川邊大樟」の碑。昭和16年、国の天然記念物に指定されました。

 

最初の写真の左に見えるクスノキ。根元から枝分かれしています。

 

イチョウの古木もあります。

 

イチョウの根元。

 

飯倉神社社殿。

 

ちょっと変わった狛犬です。

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塘の池

2014-08-14 | 水辺の風景

南九州市川辺町の塘(とも)の池を紹介します。

 

塘の池全景。

 

この池は、江戸時代に造られた溜池です。

 

溜池浚渫工事記念碑。

浚渫は昭和10年に実施されました。

 

取水施設です。

 

上流側から堤体を望む。

 

池の周囲は塘の池公園になっており、散策できます。

 

上流側を望む。

 

最上流から下流(堤体)側を見たものです。池の周囲には桜があり、桜の名所になっています。

 

小高いところから、池の上流部を望む。

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古民家伊太利庵KUBOTA

2014-08-12 | 食べ物

日置市吹上町の古民家レストランへ行きました。

鹿児島から吹上へ向かい、伊作峠を越えると旧道入口に案内板があるので、旧道へ進みます。

 

旧道沿いに、古民家伊太利庵KUBOTAがあります。普通の民家です。

 

入口の案内板。

 

古民家の母屋をお店にしています。

 

中は広々とした和室です。女性に人気があるようです。

 

床の間もそのままです。

 

窪田さんは大阪でイタリア・フランス料理の修行をしたあと、鹿児島市内で飲食店を経営していましたが、祖母の家を利用してこの店を始めたそうです。

 

日替わりパスタランチ(1100円)。

小皿料理、サラダ、スープ、手作りパンです。パンが変わった味でおいしかったです。

 

メインのパスタ。これにコーヒーまたは紅茶がつきます。

他に、リゾットのランチもあります。

古民家の雰囲気を味わいながら、ゆったりと食事できるところです。

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