鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

大応寺跡の仁王像

2023-12-30 | 史跡

薩摩川内市祁答院町の、大応寺跡の仁王像を紹介します。

 

大応寺跡です。

 

創建は1352年以前ですが、廃仏毀釈で廃寺となりました。左は墓地になっています。

 

対の仁王像があります。

 

正面より見る。

 

右の仁王像。

 

左の仁王像。

いずれも両腕が欠け、頭部も破損しています。

 

隣の小丘です。

 

丘の上に石祠の鎮守神社があります。室町時代応仁の乱の頃のものと考えられています。

 

丘の上から墓地と田園風景を望む。

今年の記事は今回で終わりです。ご覧いただき、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

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鈴連滝

2023-12-28 | 水辺の風景

薩摩川内市祁答院町の鈴連滝を紹介します。

 

小牧バス停から南へ行くと橋があり、橋から下流を見ると鈴連滝があります。

 

場所を移動すると滝が見えます。上から見下ろす滝です。

 

川は、川内川水系大王川です。

 

下流右岸へ行くと、正面から見ることができます。紅葉と滝です。

 

ここまでの道は整備されておらず、藪こぎをすることになります。

 

岩肌を滑るカーテンのような滝です。河床に下りるのは難しいです。

 

サネカズラ(実葛、マツブサ科)の実がなっていました。

茎からとれる粘液は整髪料に用いられたことから、ビナンカズラ(美男葛)とも呼ばれます。

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宮脇の馬頭観音他

2023-12-26 | 史跡

薩摩川内市祁答院町の史跡を二つ紹介します。

 

黒木にある宮脇の馬頭観音です。

 

2体の馬頭観音があります。

 

左の馬頭観音。

3体の像が合わさり、中央の像は前で手を合わせ、頭に馬の顔があります。左右の像は両手で剣、斧などを持っています。

 

右の馬頭観音。馬に乗っていますが、馬の頭は欠けています。

 

馬の上の観音像。

 

道路の上の田んぼの脇に、宇都六地蔵塔があります。

 

正面より見る。全部で34基の石塔があります。

 

中央は六地蔵塔です。室町時代末期に、僧寿元が建立しました。

 

上の六地蔵。

 

宝塔的五輪塔です。

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黒木仁八の田の神他

2023-12-24 | 田の神

薩摩川内市祁答院町の田の神が続きます。

 

黒木仁八の田の神です。

 

石に乗った座像です。本物のワラヅトを下げています。

 

頭に石を乗せ、ほほ紅と口紅を差しています。女性でしょうか。

 

後ろ姿。

 

道路から一段高いところにある浦下の田の神です。

 

祠の中の小さな田の神です。

 

右手にメシゲを持っています。

 

目鼻立ちがはっきりしています。

 

小高い所から田園風景を眺めています。

 

上門上公民館の庭にある上門上の田の神です。

 

コンクリートブロックの中に祀られています。

 

両手でメシゲを抱えています。

 

大きなシキを被り、口を結んでいます。

 

近くでこのような石塔を見かけました。

 

六地蔵塔のようでもありますが、古いものかわかりません。

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菊地田の田の神他

2023-12-22 | 田の神

薩摩川内市祁答院町の田の神を紹介します。

 

菊地田の田の神です。

 

集落近くの田んぼの脇にある座像です。

 

右手にメシゲを持ち、顔と胸は白く塗られ、真っ赤な服を着ています。祁答院には、着色された田の神が多いです。

 

大きくて立派なシキを被っています。

 

後ろ姿。

 

上仕明の田の神です。右奥は、祁答院町指定銘木のヒノキです。

 

浮き彫りの田の神です。

 

大黒様でしょうか。

 

田園風景を眺めています。

 

ヒノキです。幹周り2.4m。

 

浦の田の神です。

 

シキを被った立像です。

 

顔は風化しています。

 

田園風景を眺めています。

祁答院町の田の神が続きます。

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薩摩高城駅と海岸

2023-12-20 | 水辺の風景

11月に薩摩川内市の海岸、田の神、史跡などを訪ねたので紹介します。

 

国道3号の横にある薩摩高城館ら・ら・らから、肥薩おれんじ鉄道の薩摩高城(たき)駅と海岸を見たものです。

 

列車がやってきました。

 

跨線橋を通って駅と海岸へ行きます(駅へは下からも行ける)。

 

薩摩高城駅です。

 

跨線橋から川内方面を望む。

 

阿久根方面を望む。

 

駅から海岸まで遊歩道が整備されています。

 

砂丘の上から湯田川と海岸を見たものです。

 

前の写真の右の海岸を望む。

 

湯田川の右岸に来ました。

 

ハートの穴を通してハートロックを見ます。

 

中央のくぼんだ岩がハートロックです。これは見える人と見えない人がいて、見えた人は幸運が訪れるそうです。

この時ははっきり見えましたが、光の加減で見えないことがあるのでしょうか。

 

放ちの鐘。案内板の右がハートロック。

菅原道真は太宰府からここへ来て、湯田川河口奥の岩に船をつなぎました。鈴を鳴らすと潮が引き、持ち物ともども船は沖へ消えていきました。身軽になった公は、藤川へ行って天神になったという伝説があります。

ここは、下げ潮時に放し事、捨て事、絶ち事、縁切りを念じれば叶う聖地だそうです。

 

湯田川河口と海岸を望む。放し事は、この海に消えていくのでしょう。

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東京横浜旅行(8)帝釈天と矢切の渡し

2023-12-18 | 

柴又帝釈天の続きです。

 

本堂です。

 

瑞龍のマツ。幹が上に伸び、大枝が三方に伸びています。

 

本堂の両側と裏に、立派な彫刻がびっしりと刻まれています。

 

三車火宅の図。仏教の世界が彫刻で表現されています。

 

多宝塔出現の図。

 

法師守護の図。まだまだ多くの彫刻があります。

ブログ友のma_kunさんに情報をいただいていましたが、想像以上に立派な彫刻でした。

 

本堂裏の庭園です。回廊を回って見学します。

 

庭園の池。

本堂の彫刻と庭園見学は有料(400円)です。

 

帝釈天の裏は江戸川です。寅さんが堤防の上を歩いたり、草に寝そべったりするところです。

 

映画でよく野球をする河川敷の広場。中央付近に矢切の渡しがあります。向こうは千葉県。

 

矢切の渡し。こちらは映画というより歌で有名です。

 

桟橋。

 

矢切の渡しです。乗ってみたかったですが、時間がなくて諦めました。

東京横浜旅行を終わります。

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東京横浜旅行(7)柴又帝釈天

2023-12-16 | 

映画「男はつらいよ」の舞台である柴又帝釈天へ行きました。

 

柴又駅のホームに映画のポスターが並んでいます。左は江戸川の堤防に寝そべる寅さんと源ちゃん。

 

なつかしい御前様。

 

駅前に寅さんとさくらの像があります。

 

柴又を振り返り、駅へ向かう寅さん。

 

見送るさくら。

 

帝釈天参道です。

 

昭和の香り漂う参道。

 

とらやです。

 

草だんごをいただきました。本場で食べる草だんごはおいしかったです。

 

帝釈天山門です。

 

立派な彫刻があります。

 

右側です。

 

境内から見た山門と鐘楼。

 

鐘楼。映画でよく鐘が突かれます。

次回は、本堂と矢切の渡しへ行きます。

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東京横浜旅行(6)泉岳寺

2023-12-14 | 

赤穂義士の墓所がある泉岳寺へ行きました。

 

最寄り駅の山手線高輪ゲートウェイ駅の隣は、再開発で大きなビルがいくつも建設中です。

 

泉岳寺の中門です。

 

山門です。

 

大石内蔵助良雄銅像。

 

境内から見た山門。

 

本堂です。

 

赤穂義士墓所へ行きます。

 

首洗い井戸。義士が本懐成就後、吉良上野介の首をこの井戸で洗い、主君の墓前に供え報告したそうです。

 

墓所です。

 

義士の墓が並んでいます。線香が絶えることがありません。私たちも供えました。

 

大石内蔵助の墓です。

 

墓所から建設中のビルを見る。江戸時代と現代が同居しているような風景です。

 

宿泊した品川プリンスホテル・メインタワーです。

 

窓からの景色。下はJR品川駅です。

コメント欄は閉じています。

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慈眼寺自然遊歩道(2)

2023-12-12 | 風景

慈眼寺自然遊歩道の続きです。

 

和田川沿いに、弘法大師の像があります。88体が造られ、ここに19体があります。

 

紅葉を見ながら上流へ行きます。

 

そうめん流しのところへ来ました。今は営業していません。

 

そうめん流しのところの紅葉です。

 

駐車場の紅葉。同じヤマモミジでも、紅葉の進み具合、日照などによって色が違います。

 

黄葉を見ながらさらに上流へ行きます。

 

桜広場の紅葉です。

 

巨石が分布する和田川を見ながら進みます。

 

階段を上がって広場に来ました。ネモフィラ畑です。春に青い花で覆われます。

 

イタリア式水階段のカスケード。

 

たわわに実った赤い柿。

 

谷山神社の展望台から鹿児島市街地と桜島を望む。前の木が成長して、年々展望が悪くなっています。

 

谷山神社にお参りして帰りました。

紅葉の盛りは過ぎていましたが、まだ少し残っていて楽しめました。

 

家庭菜園の菊芋を収穫しました。

 

煮物、炒め物、サラダ、きんぴらなど、色々使えます。

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