鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

春山の太鼓橋他

2015-05-30 | 石橋

鹿児島市(旧松元町)の石橋を二つ紹介します。

 

平田町にある春山の太鼓橋を右岸から見たものです。

永吉ダム右岸の県道を上流へ行くと、三叉路があるので右(県道291号)へ行き、里山入口バス停から左へ入り、次の三叉路を右へ行くとすぐあります。

 

下流から見た春山の太鼓橋。川は、永吉川水系二俣川です。

 

下流は、岩盤が浸食された早瀬になっています。

 

下流から見た近景。上流側は、コンクリートで拡幅されています。コンクリートが大部分で、石橋は付け足しのようです。

 

上流から見た内部です。

 

隣には桁橋もあります。

 

桁橋の内部です。

 

四元町にある四元橋を左岸から見たものです。

 

下流から見た四元橋。川は、神之川の支流の下谷口川です。

 

近景。

 橋長:9.5m

 幅員:2.5m

 架設年代:大正10年6月

 

上流より見る。

 

左岸にある架橋記念碑です。

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熊野神社の仁王像

2015-05-28 | 史跡

霧島市隼人町の熊野神社を紹介します。

 

鳥居の横に、対の仁王像があります。

 

向かって右の阿像。

 

吽像。

珍しく、どちらも破壊されていません。高さ2.1mで、地元の人から「権現サァ」と呼ばれています。

 

社殿です。御祭神はイザナミノミコトなどです。

1595年に建立され、現在の社殿は昭和29年に改築されました。

 

境内のイチョウの古木。

 根回り:4.2m

 

御神木の夫婦楠です。

 

境内の隅に石碑、水神、地蔵菩薩などがあります。

 

前の写真の右にある地蔵菩薩。1668年に建てられました。

 

石も祀られています。

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キキョウソウ他

2015-05-26 | 植物

野山で見かけた花です。

 

キキョウソウ(桔梗草、キキョウ科)

キキョウに似た花です。花も葉も段になっているので、ダンダンギキョウの別名があるそうです。

 

ヒナギキョウ(雛桔梗、キキョウ科)

これもキキョウに似ていますが、とても小さな花です。日当たりの良い道端に生えています。

 

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い、タデ科)

茎や葉に棘があり、これで継子の尻をぬぐうという、恐ろしい名前です。

 

ネズミモチ(鼠黐、モクセイ科)

白い小さな花が密集しています。名前の由来は、果実がネズミの糞に似ていることからで、これもきれいな名前ではありません。

 

ユキノシタ(雪の下、ユキノシタ科)

名前の由来は、雪が積もっても、その下に緑の葉があるということから。また、白い花を雪に見立てた、という説もあるそうです。

薬草になります。

 

ドクダミ(蕺草、毒溜、ドクダミ科)

悪臭があり、名前も悪いですが、花はきれいです。

 

白いハナショウブ(?)が咲いていました。

 

以下は、自宅の庭に咲いている花です。

テッポウユリ(鉄砲百合、ユリ科)

ラッパに似た、筒状の花です。

 

イチゴ。

5月上旬に撮影したもので、今は青い実になっています。今年は豊作で、熟したらジャムにします。

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冠岳(3)

2015-05-24 | 風景

阿弥陀堂から鎮国寺へ向かいます。

 

正面に冠岳を見ながら進みます。

 

冠岳の麓にある鎮国寺です。

 

鎮国寺から見た冠岳。

 

鎮国寺の参道を下っていきます。

 

第八十五番聖観世音菩薩です。冠岳では八十八ケ所巡りが出来ます。

 

参道入口につきました。向こうに見えるのが徐福像です。

 

徐福像。

 

正面より見る。

 

徐福像から見た冠岳です。

 

徐福像から野間岳を望む。

 

出発地点の煙草神社入口に戻り、さらに少し進むと傘石があるので訪ねました。急な石段を登っていきます。

 

傘石です。

 

反対から見る。このほうが、根元が細く見えます。

 

冠岳温泉で疲れを取って帰りました。露天風呂からの眺めがすばらしいです。

45分の昼食休憩を入れて、約4時間の山歩きでした。

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冠岳(2)

2015-05-22 | 風景

材木岳から冠岳へ向かいます。

 

途中に経塚があるので寄りました。

 

経塚です。昔は、お経の巻物が積まれたような石があったので、こう呼ばれていますが、今はそんな石はありません。

 

経塚の後ろの木。根元近くから大きな枝が分かれています。

 

冠岳に向かって広葉樹の林を登っていきます。

 

冠岳(西岳)山頂に到着です。徐福がここに来て、王冠をささげたというので、この名がついたそうです。

 

西嶽神社です。祭神はスサノオノミコトです。

 

冠岳山頂からの眺め。正面に薄く見える山は、薩摩半島南端の野間岳です。

ここから、阿弥陀堂に向かって下りていきます。

 

途中にある天狗岩です。推定重量60トンで、人力で積めるはずがないとのことからこの名がつきました。

 

天狗岩からの眺めです。

 

林道に出ました。鳥居のところから下りてきたのです。

 

林道を下ると、阿弥陀堂入口があります。

 

阿弥陀堂です。

 

安置されている阿弥陀様。

 

近くで見つけたギンリョウソウです。

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冠岳(1)

2015-05-20 | 風景

いちき串木野市の冠岳に登りました。

冠岳は、秦の始皇帝の使者として徐福が来たという伝説があります。

 

日置広域農道から見た冠岳(西岳)です。

 

冠岳への登山コースはいろいろありますが、今回は林道脇の煙草神社入口から登りました。

 

大岩の間を登っていきます。煙草神社は、このような岩の中腹にあります。

 

尾根に出たら、引き返すように岩の上を下りていきます。途中にある冠嶽八十八ケ所第八番千手観世音菩薩です。

 

急な岩の崖を、鎖につかまって下ります。下に鳥居が見えます。

 

岩の中腹に造られた細い道を進みます。

 

洞窟入口に、野生のタバコが生えています。

 

これは曽我の煙草といい、曽我馬子が流されてここに住み着き、許されて都に帰るとき、記念にまいたという伝説があるそうです。

こんなところに、野生のタバコがあるのが不思議です。

 

洞窟内の煙草神社です。

 

煙草神社から引き返して、材木岳まで急な石段を登っていきます。

 

材木岳の頂上に着きました。自然の岩が材木を積んだようなので、この名がつきました。

 

材木岳頂上からの眺め。東シナ海が望めますが、かすんでいました。

 

頂上から見た冠岳(西岳)です。

 

山で飲むコーヒーはおいしいです。

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竹田神社(2)

2015-05-18 | 史跡

加世田の竹田神社の続きです。

 

いにしへの道を通って、島津忠良(日新公)の墓へ行きます。

 

日新公は、人の生きる道をいろは歌にして領民に説きました。日新公いろは歌といいます。

いにしへの道を聞きても唱へても わが行ひにせずばかひなし

 

いろは歌の歌碑とイヌマキの道を進みます。

 

墓の入口にある常潤院の仁王像です。1803年に寄進されました。

 

阿像です。

 

吽像。

 

日新公の墓です。加世田で亡くなりました。

 

隣に、日新公が亡くなったとき殉死した二人の墓があります。

 

墓の隣の池です。

 

池に架かる桁橋。

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竹田神社(1)

2015-05-16 | 史跡

南さつま市加世田の竹田神社は、史跡、古木、石橋が多いので、時々訪ねています。

 

神社前の益山用水路に架かる石橋の太鼓橋です。

 

上流から見た太鼓橋。

 

益山用水路を下流から見たものです。手前は水門。

この用水路は、1768年に島津藩の水利事業で完成したもので、延長5kmです。

 

用水路の上流にある石橋です。

 

竹田神社拝殿。島津忠良(日新公)を祀る神社です。

 

本殿。

 

島津家の紋である丸に十の字の石灯籠。

 

この石灯籠には、下に伊作村の文字が刻まれています。

島津忠良は、1492年、伊作(現日置市吹上町)亀丸城で誕生しました。

 

境内のクスノキの古木です。

 

前の写真の左のクスノキ。室町時代の保泉寺の頃からの老木です。

 

右のクスノキ。1798年の大火で焼けた傷が残っています。

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日木山宝塔

2015-05-14 | 史跡

姶良市加治木町日木山の日木山宝塔を紹介します。

 

島津義弘を祀る精矛(くわしほこ)神社の近くに、日枝神社があります。

 

日枝神社社殿です。

 

神社(右)の横の道路脇に、日木山宝塔があります。

 

二つの宝塔が並んでいます。

 

この宝塔は鎌倉時代の中ごろに造られたもので、この地方を治めていた加治木氏一族の夫婦の墓といわれています。

 

非常に大きな宝塔で、九州で最も高いそうです。また、九州で6番目に古く、鹿児島県で2番目に古いそうです。

 

向かって左の北塔。高さ235cmで、1243年に造られました。

 

南塔。高さ255cmで、1242年に造られました。

どちらも、梵字が刻まれています。材質は凝灰岩で、風化しています。

 

後ろから見たものです。

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寺脇のスダジイ

2015-05-12 | 巨樹・古木

鹿児島市春山町寺脇のスダジイを紹介します。

 

寺脇公民館の裏に、がんばり山というのがあります。正式な名前ではなく、地域の人がつけた名だと思われます。

 

杉林の山道を登ります。

 

山頂に、スダジイ(ブナ科)の巨木があります。大きすぎて全容が写せません。

シイの実は食べられます。

 

下部。

 

前の写真の反対から見た根元。

 

樹勢がいいです。

 

根元に、馬頭観音があります。

 

馬頭観音です。

 

山頂は地域の人たちによって整備され、ブランコ、ターザンロープなどの遊具施設があります。

 

ツリーハウスもあります。

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