鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

天国

2014-05-30 | エッセイ

天国とはどんなところなのだろう。

昔からの教えや絵によると、気候は寒くもなく暑くもなく一年中温暖で、労働を強いられることもなく、食べ物にあふれ、きれいな花が咲き乱れて、妙なる音楽が流れている。

そんなイメージだろうか。

キリスト教でも仏教でも、よい行いをしたものは天国(仏教では浄土)に行けると説く。

昔から人間は過酷な労働に明け暮れ、飢饉のときは飢え、暑さ寒さに耐えてきたから、このような世界が理想とされたのであろう。

 

ところで、こう書いてきて、この世にも似た環境があることに気が付いた。

老人ホームである。

老人ホームは、労働することもなく、三度の食事が与えられる。

冬は暖房、夏は冷房がきいていて、一年中温暖である。

花壇に花が咲き、テレビやラジオで音楽が流れることもあるだろう。

 

このように、天国と老人ホームは似ている。

違うのは、老人ホームの人はいずれ亡くなるが、天国の住民は死なないことである(何せ、もう死んでいるわけだから)。

天国は、何の刺激もなく、恐ろしく退屈なところだと思われるが、どんなに退屈してもそれがずっと続くのだ。

そういう意味では、老人ホームより苦痛かもしれない。

 

留守をするので、コメント欄閉じています。

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かのやバラ園

2014-05-28 | 植物

鹿屋市の、かのやバラ園に行きました。

 

入口を入ったところです。

 

エアフロイリッヒ。ドイツのバラです。

 

広大な敷地のバラ園で、西日本最大級です。

 

前の写真の中央にあるバラの女王。

 

最盛期は過ぎていますが、たくさんのバラが咲いていました。

 

バラの間にハーブが植えられています。虫除けになるそうです。

 

イヴピアジェつる。フランスのバラです。

 

いい香りがします。遠くに見えるのは展望台。

 

バラの手入れをしていました。枯れたバラを摘み取る作業です。

 

ハート型に植えられたバラ。

 

アーチや支柱仕立てのバラもたくさんあります。

 

緑のバラがありました。

バラの香りに包まれたひと時でした。

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霧島神宮

2014-05-26 | 史跡

高千穂峰に登った日、霧島神宮に参拝しました。

 

高千穂川原から霧島神宮まで、緑のトンネルを通っていきます。

 

霧島神宮です。新婚旅行姿の龍馬とお龍がいました。

 

参道を進みます。左はモミの木。

 

鳥居の向こうに、神社が見えてきました。

 

鳥居の横に、さざれ石があります。国歌君が代に歌われているものです。

 

学名は「石灰質角礫岩」で、石灰岩の小石がくっついて岩になったものです。岐阜県で採れたものです。

 

手水鉢の龍の頭

 

本殿です。連休で、多くの参拝者がいました。

 

御神木の杉(メアサ杉)。

 幹周り:7.2m

 樹高:38m

 樹齢:800年

 

根元。

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網掛川源流を訪ねて(10)

2014-05-24 | 源流を訪ねて

稲荷神社を後にして上流へ行きます。

 

霧島市溝辺の俵渡橋を下流から見たものです。

 

俵渡橋の上流に堰がありました。

 

堰の上流です。

 

左岸側に竹子上寺があり、入口に桁橋が架かっています。

 

桁橋を横から見たものです。

 

農道に架かる橋です。

 

農道の橋から上流を望む。田園風景が広がっています。

 

さらに上流の左岸に広がる田園風景です。源流の山が見えてきました。

 

だいぶ上流まで来ました。豆付橋を下流から見たものです。

 

豆付橋のたもとに石像がありました。

 

豆付橋から上流を望む。

 

杉林の中の川になりました。

 

石がゴロゴロする清流です。これ以上遡上することが困難になりました。網掛川源流の旅はここまでとします。

今回の川めぐりは、川沿いの田の神、神社、仁王像を訪ねる旅でもありました。

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網掛川源流を訪ねて(9)

2014-05-22 | 源流を訪ねて

飯留神社を後にして上流へ行きます。

 

溝辺町竹子の第二今別府橋を下流から見たものです。

 

第二今別府橋から上流を望む。

 

少し上流へ行くと、左岸側に田の神がありました。田んぼと網掛川の方を向いています。

 

祝儀園の田の神です。

 

シキをかぶり、右手にメシゲを持っています。像立は宝暦12年(1762年)です、

 

川原橋を下流から見る。

 

川原橋から上流を望む。左は竹子(たかぜ)小学校です。

 

さらに上流へ行くと、左岸側に稲荷神社があるので寄りました。鳥居の左右に仁王像があります。

 

向かって左の阿像。

 

右の吽像。どちらも両腕と下半身がありません。

 

境内のイチョウの木。新緑がきれいでした。

 

稲荷神社社殿。

次回が最終回です。

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網掛川源流を訪ねて(8)

2014-05-20 | 源流を訪ねて

さらに上流を目指します。

 

地久里橋を下流から見たものです。

 

地久里橋から下流を望む。田園風景が広がっています。

 

地久里橋から上流を望む。この上流は、しばらく川沿いに道がありません。

 

県道伊集院蒲生溝辺線の脇に堰がありました。

 

堰の右岸に水神の碑があります。

 

県道の第二有川橋です。

 

第二有川橋から上流を望む。

 

第二有川橋の少し上流にある現王橋から上流を見たものです。川幅が狭くなってきました。

 

現王橋の左岸に飯留神社があります。

 

仁王像。下半身はなく、左腕は欠けています。吽像もありません。

 

飯留神社社殿。

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網掛川源流を訪ねて(7)

2014-05-18 | 源流を訪ねて

大井上神社を後にして上流へ行きます。

 

中郷橋を下流から見たものです。

 

中郷橋から上流を望む。

 

中郷橋の右岸側の道を上流へ行くと、農道の脇に田の神がありました。

 

正面より見る。

 

シキを被った坐像です。1740年像立で、加治木で最古の田の神です。

 

後姿。田園風景と網掛川の方を見ています。

 

新川内橋を下流から見たものです。

 

新川内橋から上流を望む。かわいい女の子が二人、花束を持って通りかかりました。

 

新川内橋の上流の田園風景。

 

さらに上流へ行くと、山がちの川になります。

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網掛川源流を訪ねて(6)

2014-05-16 | 源流を訪ねて

網掛川源流の旅を再開します。

金山橋から上流へ行きます。

 

小山田橋を下流から見たものです。

 

小山田橋から上流を望む。田園風景が広がっています。

 

中田橋を下流から見る。

 

中田橋から上流を望む。左側(右岸側)に竜門小学校があります。

 

竜門小学校。子供たちが野球をしていました。

 

竜門小学校の対岸に広がる田園風景。レンゲソウが咲いていました。

 

前の写真の右側に、大井上神社があるので訪ねました。

 

鳥居の前に田の神があります。

 

坐像です。シキを被り、顔ははっきりしません。

 

大井上神社社殿。

 

境内に多くのスダジイの古木があります。これは、社殿の前の斜面にあるものです。

 

幹が朽ちています。

 

社殿の横のスダジイ。

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霧島の花

2014-05-14 | 植物

霧島で見かけた花です。

 

ミヤマキリシマ(深山霧島) ツツジ科

高千穂峰登山道に咲いていました。まだ花は少なかったです。

 

以下は高千穂峰の麓に咲いていた花です。

キリシマミツバツツジ(霧島三葉躑躅) ツツジ科

ミヤマキリシマに比べて、花が大きく、樹高が高いです。

 

キリシマミツバツツジのアップ。

 

ヤマツツジ(山躑躅) ツツジ科

霧島には、いろいろな種類のツツジが咲いています。

 

ハイノキ(灰の木) ハイノキ科

初夏の霧島を彩ってくれる、上品な白い花です。

 

ヤマザクラ(山桜) バラ科

霧島のヤマザクラは、低地より1ヶ月以上遅れて、大型連休の頃咲きます。何度目かの花見ができました。

 

コバノガマズミ(小葉のがまずみ) スイカズラ科

小さな白い花が密集しています。秋に赤い実がなります。

 

ヒメミヤマスミレ(姫深山菫) スミレ科

非常に小さなスミレです。

 

キランソウ(シソ科)

地を這うように生えています。

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錦江湾公園のバラ

2014-05-13 | 植物

鹿児島市の錦江湾公園へ、バラを観に行きました。

 

錦江湾公園のバラ園。平川動物公園の隣にあります。

 

満開のバラが見ごろを迎えていました。

 

琴音。華やかなピンクのバラです。

 

緑光。薄い黄緑色です。

 

ハマナス。

 

グラハムトーマス。鮮やかな黄色のバラ。

 

うらら。

 

つるサラバンド。花びらが少ないです。

 

ピンクサクリーナ。5枚の花びらが、ピンクのハート型です。

華やかなバラの姿と香りを楽しみました。

 

以下は、自宅の庭に咲いている花です。

エンジェルスター

 

母の日に、カーネーションが咲きました。

 

ノースポール

 

ヤグルマギク

 

ナデシコ

 

イチゴの花です。もうじき実がなるので、ジャムにします。

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