前回の姶良市の重富海岸にある、なぎさミュージアムに入りました。
松林の一角にあるなぎさミュージアム。
内部。錦江湾の干潟の生態を展示している環境省の施設です。
水槽に、干潟を再現しています。
クマノミ。
キサンゴの仲間。
水槽から出ようとするアカハライモリ。
キンチャクダイ。
カイカムリ。この時はかぶっていませんでしたが、カイメンや貝類などを背負って生活するそうです。2匹います。
クロウミウマ。タツノオトシゴの仲間です。
なぎさミュージアムは入館料無料です。
姶良市の重富海岸へ行きました。
重富海岸の松林です。
白砂青松の海岸が広がっています。
桜島を望む重富海岸。海水浴場です。
水と戯れる子供たちや家族連れ。
桜島上空の雲(火口から噴き出す水蒸気)。
左側(隼人方面)を望む。
向こうの島は隼人三島です。
遊歩道があり、ここを散歩するのもいいです。
思川河口から桜島を望む。
思川上流を望む。
松林で、海を見ながら終日ぼおっとして過ごしました。
三日目は、新潟県糸魚川市のホテルから、南魚沼市の八海山ロープウェイへ行きます。
ホテルの部屋からの眺め。川は翡翠で有名な姫川で、左に流れています。
北陸自動車道米山サービスエリアから日本海を見たものです。
写真ではわかりませんが、佐渡島がうっすらと見えました。
芭蕉の句碑があります。
荒海や 佐渡に横たふ 天の川
南魚沼市の八海山ロープウェイ乗り場に来ました。
山頂駅は、八海山(写真より右側、1778m)の4合目にあります。
ロープウェイからの眺め。隣はスキー場です。
さらに上がっていきます。
山頂駅の横から南魚沼の水田を望む。コシヒカリの産地です。今年の米の出来はどうでしょうか。
八海山大神の鳥居。
展望台へ行きます。
展望台です。
展望台から水田を見る。
視界が良いと日本海や佐渡島が見えるそうですが、曇って見えませんでした。
東京お台場のレインボーブリッジを渡って、羽田空港から鹿児島へ帰りました。
立山黒部アルペンルートの旅を終わります。
黒部平から黒部ダムへ行きます。
黒部ケーブルカーで、黒部湖駅へ下りていきます。
トンネルを抜けると、すぐ黒部ダム左岸側へ出ます。
黒部ダムは、関西の電力不足を解消するため、関西電力により、昭和31年から38年にかけて建設されました。
左岸側から見たダム。ダムは完全なアーチ型でなく、左右が折れ曲がっています。
最初はアーチダムとして計画されましたが、両岸の岩盤が想定より悪く、左右を重力式ダムとしたものです。
ダムの上から見た観光放水。
アーチ部は下流へ傾斜しており、水圧を両岸にかけるのではなく、下向きにしてダム下部の岩盤で支える構造となっています。
中央付近から右岸を望む。正面の縦のコンクリートは反対側にもあり、この間にケーブルを渡して、コンクリートを打設しました。
ダムの上から黒部湖を望む。渇水しているダムもある中、ほぼ満水でした。
下流の黒部川を望む。
右岸から見たダム。
型式:アーチ式コンクリートダム+重力式コンクリートダム(ウイングダム)
堤高:186m(日本一)
堤頂長:492m
総貯水量:約2億㎥
観光放水を最も近くで見られるレインボーテラスです。
レインボーテラスから見た観光放水。虹はかかっていませんでした。
放水は観光のためだけでなく、一定量の水を下流に流し、河川の環境を維持する目的もあります。
毎秒10トン以上の迫力ある放水。霧状に放水しており、振動が河床に伝わらないようにしています。
ダムカードをもらいました。左右が折れ曲がっているのがわかります。
ダム右岸側の黒部ダム駅から、関電トンネル(旧大町トンネル、6.1km)電気バスで扇沢駅へ行きます。
大町トンネルは、黒部ダム建設資材運搬のために掘られたトンネルで、大町側から1691mで破砕帯(岩が細かく砕け、大量の地下水を含んだ層)にぶつかり、80mの破砕帯を抜けるのに7ヶ月を要し、黒部ダム建設最大の難工事でした。
その様子は、石原裕次郎主演の映画「黒部の太陽」で描かれました。
扇沢駅に着きました。ここから観光バスに乗り換えて、糸魚川のホテルへ行きました。
室堂から大観峰へ行きます。
立山トンネルの電気バスで行きます。
大観峰の展望台です。
展望台から黒部湖(ダム湖)が見えます。黒部ダム本体は見えませんが、黒部湖の少し左にあります。
黒部湖を望む。
下流側の山を望む。
別の展望台です。
前の写真の展望台からの眺め。右にロープウェイが見え、これからこれに乗ります。
ロープウェイで黒部平まで下ります。
黒部湖を見ながら下りていきます。ロープウェイは、雪崩から防ぐため支柱はなく、日本最長のワンスパン1.7kmです。
上りのロープウェイとすれ違います。
黒部平に着きました。
黒部平の庭園から北アルプスの山々を望む。
室堂の遊歩道で見かけた花です。
室堂の遊歩道の脇に、様々な花が咲いています。遊歩道の外に出るのは禁止されています。
見慣れない高山植物が多く、名前が間違っているものがあるかもしれません。
ミヤマリンドウ。
タテヤマリンドウ。
コウメバチソウ。加賀藩の前田家の家紋のデザインだそうです。
イワギキョウ。岩場に咲いていました。
ニッコウキスゲ。
チングルマの綿毛。
室堂はチングルマの花畑で有名だそうです。
テガタチドリ。ラン科です。
タテヤマアザミ。
ヤマハハコ。
エゾシオガマ。
ハクサンボウフウ。
鹿児島の海岸にボタンボウフウがありますが、仲間は海岸から高山まで分布するようです。
ミヤマアキノキリンソウ。
タンポポも咲いていました。
この他にも多くの花があり、立山は高山植物の宝庫です。
旅の二日目は、立山黒部アルペンルートです。
富山県の、立山ケーブルカー立山駅がスタートです。
ケーブルカーで美女平まで行きます。上が人が乗る車両、下が貨物用です。
美女平駅。ここから高原バスで室堂まで行きます。
高原の風景を眺めながらバスは走ります。室堂まで50分です。
室堂が近づくと、立山連峰の雪渓が見えてきました。
道路脇の雪渓。
室堂に着きました。建物の屋上からの景色です。
立山連峰を望む。途中には雲がかかっていましたが、室堂は晴れで絶景が広がっていました。
立山玉殿の湧水。立山からの湧水で、冷たくておいしかったです。
遊歩道を通って、みくりが池へ行きます。
振り返ってホテル立山を望む。あそこからスタートしました。
みくりが池が見えてきました。
室堂のシンボルみくりが池。火山湖です。
前の写真の左から見たみくりが池と立山連峰。
正面の台形の山の右が雄山(3003m)、中央が大汝山(3015m)、左が富士ノ折立(2999m)。
上高地の続きです。
田代橋と穂高橋を渡って、梓川右岸へ行きます。右岸から梓川上流と穂高連峰を見たものです。
梓川左岸側の山を望む。
梓川右岸の支流のほとりにウエストン碑があります。
ウエストン碑。
英国人牧師ウォルター・ウエストンは、明治21年から28年の日本滞在中、槍ヶ岳や穂高の山々を歩き、日本山岳会結成のきっかけを作りました。
梓川のほとりに咲いていたクサボタン。
河童橋の下流に来ました。河床から下流を見たものです。
梓川河床から上流の河童橋を望む。
河童橋を渡って左岸へ行きます。
河童橋から上流を望む。右の山が前穂高岳(3090m)、左が奥穂高岳(3190m)。
下流を望む。
下流左岸から河童橋と穂高連峰を望む。上高地定番の撮影ポイントです。ここは、長野に住んでいた時、来たことがあります。
夕食は岐阜県高山市で、飛騨牛の朴葉味噌焼きと、すき焼きをいただきました。
立山黒部アルペンルートの旅に行きました。初日は上高地です。
飛行機から見た富士山。
羽田から中央自動車道を通って上高地へ向かいます。車窓から見た山梨県の山です。
諏訪湖サービスエリアから見た諏訪湖。長野に住んでいたので、懐かしい風景です。
松本から北アルプスの山を眺めながら上高地へ向かいます。
奈川渡ダムを通ります。左にダム湖の梓湖があります。
上高地に着きました。大正池の下流側を見たものです。大正時代に焼岳の噴火で堰き止められて池になったものです。
大正池の上流側を望む。奥の山は穂高連峰。
梓川左岸の自然研究路を上流へ歩いていきます。
猿に会いました。
木道を歩いていきます。
クマベルです。最近、熊が出たそうなので、鳴らして進みます。
梓川に注ぐ清流。
田代池と穂高連峰。池は湿地になっています。