鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

国分広瀬の潮遊池

2024-05-20 | 水辺の風景

霧島市国分広瀬の潮遊池を紹介します。

 

潮遊池のほとりにある住吉大明神です。

 

正面より見る。神社は石祠です。

 

隣にある小村新田干拓記念碑。この付近は江戸時代末期の干拓地です。

 

石碑の前にある、いかめしい顔の像。

 

神社の前の井戸から湧水しています。自噴しているのでしょうか。

 

潮遊池です。向こうの海とは堤防で仕切られています。

ここで毎年8月16日、ハンギリ出しという盆の精進落とし行事が行われます。

 

ハンギリとは馬の飼葉桶のことで、これと孟宗竹を組み合わせたいかだに乗り、投網でエッナ(ボラの子)を捕る伝統行事です。最近はエッナが捕れなくなっているそうです。

 

池の周囲の松は、1755年に薩摩義士が宝暦治水工事の完成を祝い、薩摩から取り寄せて植えた松の子孫です。木曽三川千本松原を愛する会が、種から育てたものを贈りました。

 

里帰りの松。

 

隣の潮遊池。ここの松も里帰りの松です。

 

堤防から見た潮遊池です。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (ma_kun)
2024-05-20 09:52:38
“はんぎり出し”を見てみたいですね。
ボラの子を“エッナ”と言うのも初めてです。
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投網の写真 (chiro)
2024-05-20 17:36:21
ma_kunさん

こんにちは。
残念ながら、私はハンギリ出しを見たことがありません。
投網の写真を撮るカメラマンが多いそうです。
ボラの子をエツナというのも、初めて聞きました。
返信する

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