ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

ブログの可能性、お金、匿名、逃げ場~~&

2023-02-09 12:08:29 | ブログ考

本日の東京はいいお天気ですが、
寒い~。ぶるぶる。

アナログ人間ながら、
アナログだから?
こんな本を読みました。

「ウエブ人間論 梅田望夫VS平野啓一郎」
(新潮新書・2006年刊)

二冊とも2006年刊行、
今から12年も前ですから古い。
SNSの世界はかなり進歩しているはずですが、
アナログ故か、私は
それほど変わっていないと感じました。

先端にいる人たちはもちろん感じ方が
大きく違うのでしょうけど。

何度も書きましたが、
平野さんの「ある男」が
あまりに面白くて、以来、
この方の作品をぽつぽつと追っています。

梅田さんの「ウエブ進化論」

ウエブ進化論・本当の変化はこれから始まる」
(ちくま新書・2006年刊行)

この本が発売された当時は
ものすごい反響だったとのこと。
なにしろ、
アマゾン、グーグルのこれまでとは
まったく違った発想やらが紹介されている。
梅田さんは、
数多くある「すごさ」の一つとして、
たとえば、
ブログの存在、そのブログが
グーグルの「アドセンス」を経ることで、
お金が入る仕組みになることを挙げています。

私のブログはお金は入りませんが、
ブログで五千円稼ぐことの意味を、
「~~日本ではこのくらいの金額は
たいしたことはないと大手の広告会社は
無視していた。でも、この5千円は、
どこの地域でも同じ」
だから賃金が安い地域での五千円は大きい。
「敏感に反応するのは持たざる者だ」と・

いや、私だって大きい~。
学生だって大きいよね。

これをグーグルは
「経済の格差是正」と
言っているそうです。

それでもブログは、
あまりお金にならない。
そのお金にならない行為を
延々とやっている人がいる。
これは経済以外に
もっと違う要素が入っている。

その一つが、
ブログはいい学習ツールになる。

これは私も大いに実感しています。
着物を着れるようになったのも、
日々ブログにアップしたお陰。
「プチプラ節約生活」も
ブログにアップしながら、
ブログがあったからこそ日々、
工夫してきたわけです。

梅田さんは、
一日二時間勉強して、
それを一時間かけて自分のブログに
アップ、いろんな人からのアンチも含めての
意見で大いに「成長」したそうです。
最初の本は、このブログから。
残念ながら、今はブログやっていない~~。
探したけど。

休憩~~。


自家製パンのアップルパン。
豆乳ヨーグルト添え。

平野さんは、
学習ツール以外にも、
日記とか、あまり反応がないのに
書いている人たちに興味があると、
ここは作家らしい~~?

確かに、
「タダで文章を書く気になれない」
という人もいて、
特にプロはそうですね。
平野さんは、ご自分のブログを持っている。

つまり金銭的見返り以上のものを、
「そっちのほうが面白い」と夢中になる人が
増えたわけで、
その最たる人たちはグーグルの社員だとか。
いや、高給取っている、という以上に
面白さ、夢中になれるほうが先だとか~。

夢中になれて、高給取れる、
グーグル社員にしてみれば、
どっちも大切、ですよね。

それでも
これだけ「経済優位の世界」で、
そういう考えの人が増えているのは、
興味深いですね。

残りもので夕食。

この二冊について
アマゾンレビューを見ると、
圧倒的に梅田さんのほうが☆が多い。
それは読者がSNSに興味のある人が多いからだと思います。

梅田氏は1960年生まれ、
平野氏は1975年生まれ。
平野氏のほうが若いのに、
ことSNSに関しては可能性を認めながらも
懸念を。

平野氏のほうがむしろ、私らの年代に近く、
恐れも持っている。
梅田氏の楽観性も説得力あります。 

それはこれまでの育成歴が違うせいで、
梅田氏はシリコンバレーに、
平野氏は、漱石、三島といった
日本文学で考えを深めてきたせい、かな?

食べ物と同じで、
日々の情報、読む本、
付き合う人で、一人の人間は
出来上がっていくわけですね。

少しSNSの世界に興味を持ちました。
匿名と実名について書けなかった。
こちらはまた。
追ってみます。
これまでにない発想、というのは
どんな分野でも面白いはずですから。

というわけで、
本日は長くなってしましました。
自分のためのアップかな?

といいながら、
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