中野フリマに行きました。
噂の(どの辺りで?知らない人のほうが多いけど)の鳩山三姉妹(「薔薇刺繍帯で鳩山会館」でのお出かけでございます。
「今度の舞踏会のお着物、どこにお願いするの?日本橋? それとも京都の龍村?」と小母さまがおっしゃるので、
「そういうきものはもうたくさん。もっと楽しいものがいいわ。巷ではフリマというイベントがあるそうよ。
ということで、琉球もので庶民に身をやつして参加してみることにしました。
神楽坂ワンフロアーでしたが、こちらは三階を使ってのこじんまりとしたフリマ。
開店そうそうだったせいか、まだ人もあまりいないので、もう買い放題
「まあ、こんな素敵な着物がこんなお値段なの」とフリマ初体験のお姉さま。「紫苑さんの、幸運が来る着物を着てきたせいかしら?染の大島も、先日いただいたものよ」
こんなうれしいことを言ってくださいました。
姉ながら、さすが育ちがいいわ。この程度の幸運で喜んでくれるなんて。
どこに行っても品が漂っているお姉さま
数々のお品をゲットして、買い物熱に浮かされるように、小母様の懇意にしているという老舗ショップ「grape」阿佐ヶ谷店に。
ここ、ほんとに穴場です。
いいものが隠れているうえ、ロマンスグレーのご主人がとても気前がいいの。
きっとビル持ち、いえ資産家なのね。お家賃かからないから、骨董市より安いくらい
店ごと全部買ってって、おねだりしようかしら
阿佐ヶ谷別宅で休憩
業者さまも羨む翡翠の帯留はプライスレスな形見。
帯は麻の暖簾を仕立てたものです。
だから前には柄がないの
帯締めが出ているわあ。
戦利品はまた次の機会にご紹介させてくださいませ。
執事に連絡して、車を回してもらうことにしましたわ。
「まあ、いつもの黒塗りとは違う大型車だわ。楽しそう」
総刺繍の龍の帯買えばよかったと、心が残る。
また行きたいわ。
※ 「アンジーの全摘」ではコメント並びに数々の内緒本音トーク本当に
ありがとうございました。
老いと病は、明日は我が身のことです。健康あってこそのきものです。
いつも応援ありがとうございます。
心からお礼いたします。