大きな話題になっているので、もうご存知かと思いますが、
アメリカの女優アンジェリーナ・ジョリーさんが、両方の乳房全摘出の手術を受けたそうです。
母親が56歳で乳がんで亡くなったので、自分もその遺伝子があるのではないかと検査、87%の確率で将来乳がんにかかると診断され、今回の手術をしたそうです。
現在37歳。
美しさの真っ盛りのなかでの全摘手術、どんなに勇気が必要だったことでしょう。
貧しい国の子供たちを養子に。
まだ乳がんにかかっていないのに全摘!
すごいです。
友人の乳がんを知り、私も検査、二度目のとき(友人二人を乳がんで亡くしました)片方をゼロ期と診断、影が乳腺にそってちらちら見える程度でした。
「このまま進行しないかもしれないけど、すぐに進行するかもしれない。いつ、どんな風に変化するのかはわかりません」
医師にいわれたときは、40代の後半でしたが、それでも「切らないで様子をみようかな」と悩んだものです。
両親ともにがんで亡くしていますから、きっと発症率高いだろうと、切ることにしました。
検査入院しているとき、隣のベッドの女性は39歳。
半年前に検査で発覚したものの、仕事に追われていたのと、乳房がなくなるという衝撃に手術を延び延びにしていたところ、入院したときにはかなり進行していたそうです。
夜中に、彼女のくぐもった号泣、嗚咽が聞こえてきて、胸が切り裂けるようでした。
私の場合、切ってすぐに再建、なぜか一部に保険がきいたのは幸いでした。
温存したものに、すぐに別の個所に移り「全部切っておけばよかった」と言う人もいました。
そんなことを考えると、日々発症を恐れて生きるより、と勇気ある決断をなさったんですね。
彼女の映画はほとんど見ているほど好き
美しさは、強さ、賢さ、勇気を備えてより輝くものだと教えられます。
「17歳のカルテ」ではアカデミー主演助演賞を受賞。
エキセントリックな演技は鬼気迫るものがありました。
若いときには、自傷癖があったそうです。今の強さはそんな体験を乗り越えたからこそと思いたいです。
最初に脚光を浴びた「ジアー裸のスーパーモデル」(1997年制作)を見直してみたら、こんなシーンがありました。
ジャパンをイメージして雑誌の撮影に挑むジアです。
ジェリーが頭にかぶっているのは、日本髪の鬘です。
日本ではおおよそ年間1万三千人の人が乳がんで亡くなっています。
追記ー国内でも予防切除の準備始まったようです。
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