ボランティアの義務化法案

先日、孤独死のことについて書かせていただきましたが、以前その独居老人を対象に悪質な業者がテレビなどで取り上げられていました。

そして、最近では悪質なＮＰＯ法人や悪質な介護関係の話もよく耳にします。

私が聞いたあるＮＰＯ法人は、ホームレスの方の生活保護申請を手伝って、見返りに後見人みたいな名目で、その保護費から毎月いくらか手数料をもらっている例や、後見人や身元保証人となって、その人のお金をだましとったりしている例もあるようです。
（もちろん、一生懸命に活動しているＮＰＯ法人の方もたくさん知っています）

私は、介護や老後に関することは地方の自治体でできないのかな？と疑問に感じます。

基本的に、なんでも「お金」で済ます世の中ではなく、もう経済成長の望みも薄いですので、いかに助け合える世の中に持っていくべきだと考えるのです。

介護施設は全て公共にして、介護関係や老人を世話するようなＮＰＯ法人は全て廃止して、自治体が独自でボランティアなどを募って運営すればいいのではないかと思います。
ボランティアが集まらなければ、法律で義務付ければいいと思うのです。
徴兵制度よりはよっぽどいいのではないでしょうか。

自治体で運営するのが物理的に無理なのか？それとも利権が絡んでいるのか？私は深く研究していないのでわかりませんが、やはり今後の超高齢化社会を考えると、国や地方自治体を中心とした高齢者へのケアシステムを早急に構築しないと、この国は大変な事になるのではないでしょうか。

私どもは、この日本において餓死している方や孤独死の方を、この目でたくさん見てきてます。

一般の方は、日本で餓死なんて考えられないのではないでしょうか。

孤独死は本当に残酷です。

是非、ボランティアを義務づける法律を可決していただきたいです。