房総半島で釣り。Saiの連れない日誌!

中年になってから釣り好きを思い出し、カヤックから始めてエンジン付きボートに魅せられてどっぷりと嵌ってます。

jordan andマスターとコラボ

2019-04-25 15:51:38 | 釣行記
4/23㈫外房から出撃して参りました。

この日は2年半ぶりに来日した釣り仲間のジョーダンと、我が家の近くでフレンチレストランをやっている

オーナーシェフのマスターとの異色コラボ(嬉)記憶に残る釣りに成りそうです。



2年半前のゴムボートで出撃したジョーダン、アメリカ生まれの陽気なナイスガイ!

現地到着6時半頃、この日は中潮ですがこの時期潮の下限が潮位100㎝位に成り10時から16時の間はボートが揚げられません。

そそくさと準備していざ出撃!

風は5~7m東寄りの風、「うん?あんまり吹いてないなあ・・」という事で少し沖に出てみますがベイトの反応が薄い様な・・

まずは近場の根に陣取り、私はテンヤ仕掛けをと思いましたが・・どうも仕掛けとリールごと事務所に忘れたようです(泣)

仕方ないんでシーバス用のリールでテンヤ釣りをやりますが、糸に色が付いてないんで底どりが難しい???

マスターは鯛ラバを投下、なんでもこの釣りの為に購入したそうです、ジョーダンは私のジギングロッドでシャクリ始めました。

私はと言えば道糸を凝視して、動きが止まる瞬間を見逃さない様に見つめていましたがどうもワンテンポ遅れるようで、気が付く

とエビの頭の御味噌の所だけ取られてしまいます・・・

暫らく3人で言葉少なに釣りをしていると、やっと私の竿にカサゴ君が釣れてくれました(嬉)「これでボウズ逃れ確定」

途中ポンイントを変えて流し直していると、マスターのカワハギ用の仕掛けにもカサゴ君が釣れてくれました。

その後もマスターカサゴを数匹釣り上げ、次はジョーダンの番だと行きたい所ですがジョーダン前日私のいびきが煩くて熟睡

出来ずに何と船酔い状態!朝食べたお稲荷さんを米粒ごと吐き出しながらも何とか小さなこれまたカサゴ君ゲット。

取り敢えず全員ボウズ逃れた所で、沖合を眺めると見覚えのあるゴムボート発見!たーさん、みーさんでした。

海上で情報交換、「saiさん今日も魚が居ませんよ?バラシは有ったけどマハタしか釣れてない」という事です。

「ミーサン大きな真鯛隠してるんじゃないの?」今日は全然ダメ・・・ミーサンのこんな状況初めて見ました。

2人にお別れして少し沖合でジギングやエサ釣りを試しましたが、どうも今一・・・




海は次第に凪いで来て潮も流れなくなり、何だか凪倒れ状態に・・・・

マスターはこの日もお店が夕方から営業という事で早上がりの予定、時刻は11時、近場に戻って泳がせ釣り開始!しかし

ベイトが居ません(泣)ジョーダンにベイト確保の至上命令を出したんですが、どうもサビキ仕掛けが太い様でベイト

が掛かりません、マスターもカワハギ仕掛け投入しましたがノーフィッシュ、11時半過ぎにギブアップ・・

一旦沖上がりして、細サビキを買いに行く事にしました。

出航場所に着くと??かなり引いてますね。


着岸に時間が掛かりましたが何とかボートを泊めて休憩、たーさんみーさんが片付け中だったんでたーさんとは少し世間話し、

ミーサンと私、ジョーダンは3人で恋話をして時間を愉しみました。

「この後大物釣れたらお店に持って行きますよ」と宛てに成らない約束を笑顔で見送りながら

マスターご帰還。私とジョーダンはまずは腹ごしらえ、カップラーメンとおにぎりでお腹を落ち着かせ一寝入り。

30分位寝たでしょうか?ごそごそと起き出し、近くの釣具屋さんに細サビキを買いに行きました。

仕掛けを買って話していると釣具屋さんの店主が「3日前に釣れたヒラマサ見る?」と大きなクーラーを開けてくれました。

ジョーダンは1匹手持ちして、「ヨシ、2mオーバー釣りましょう(勿論英語で)」と気合が入っていました。

さて、第二ラウンド開始はアジ場から・・「ジョーダン!おれ泳がすからベイトを釣ってくれ!」気合のお願い。

するとジョーダン、先ほどとは違い一投目から小あじを数匹釣り上げます。早速1匹貰い泳がせ竿を投下、その後もイワシや

アジを次々と釣り上げるんで私は泳がせ竿2本だしで大物待ちます、魚探の反応は激熱です。


2本の竿を眺めていると、左側のイカ専用の9対1調子の硬竿がまるでイカが乗った様に穂先が上を向きます「うん?変だなあ」

何気に竿を手に持ち優しく持ち上げてみると、竿が硬いんで魚の動きがダイレクトに腕に伝わります。

少し待って合わせを入れると、グングンと引きが伝わってきます(嬉)結構良いサイズかも?なんて思ってたらあっという間に

姿が見えました、ヒラメだ!ジョーダンにメイアイヘルプミーと助けを求め何回か突っ込まれながら無事ネットin。


2人してガッツポーズ良い記念に成りました。「マスターにお土産ゲット完了」という事で今度は沖合目指して青物ハンターに

変身!舵を東に切り全速前進、船速は50kmを超えてまるで海を飛んでいる様です、ジョーダンも大はしゃぎ、私も子供に

帰ったように無邪気に笑いながら東寄りのポイントに到着、二人で一心不乱にしゃくり出します、こんな時会話は要らない

のは経験済、魚からのバイトをひたすら待つんです・・筋肉が悲鳴を上げてからが勝負!ここからが勝負の分かれ目。

しかし海は益々凪いで潮も動かず、これはもしかして久しく経験していなかった凪倒れ?

海の女神はイケメンヤンキーとおっさん釣り師には微笑んでくれませんでした。

最終的に海はこんな感じ。


男3人童心に還り楽しむことが出来ました、釣りって最高。


夜は約束通りマスターのお店にヒラメを持ち込み、プチ自慢してから我が家の次女や奥様も加わり、愉快なディナーを過ごしました。


 今日の一句   国超えて 薄暑愉しむ 外の釣り  海の恵みに感謝!