房総半島で釣り。Saiの連れない日誌!

中年になってから釣り好きを思い出し、カヤックから始めてエンジン付きボートに魅せられてどっぷりと嵌ってます。

秋シーズン 独り外房・あみん!

2018-10-25 12:09:41 | 釣行記
「私、まーつわいつまでもまーつわ」そんな歌を歌いながら10/24(水)独り外房から出撃して参りました。

時刻は3時01分、気温14度何だか夏のあの暑さが愛おしく感じられるような気温に急になりました。



本日の狙いは朝一沖でフラッシャー、ここの所好調なスルメイカ、からの近場でジギング青物!という組み立て。

何時もの通り予報がコロコロ変わります(泣)3~5mの北東の風から7~10mに変化と思いきや雨模様に変わり、風も7m前後の

北より??「これ出れないかも・・」前日の夕方まで如何するか悩んだ末最終決断は夜20時、「北寄りの風は強そうだけど・・」

現地判断にしようと成りました。3時半に事務所出発、準備は前日に完璧済ませて有ります、これで忘れ物があったら自分を許容

する事にして、一路外房目指してハンドルを握ります。

現地到着すると何と!此の予報でも出ようとする人は自分だけでは無かったようです(嬉)ケンマリーンボートの方と前日館山

からの連荘でゴムボートの方が既に準備中でした(驚)海は何かを引き付けるんでしょうか?

出航場所は良い感じに北風が吹いてます、此処でこれだけ感じるという事は沖はきびしそう?ウネリも結構ありそうだし・・・(泣)

もう焦っても仕方ないんで、暫らく皆さんとお話しして意を決して岸払い!


朝焼けの海を注意深く観察しながら舵を切ります、「うーん、うねりが凄い!風も北寄りでさむって感じ」ここは一気に動かず

様子見を決め込んで暫らく観察だ!水深50~70m近辺でジギング開始!シャクリシャクリシャクリ、落としシャクリシャクリ・・



海はこんな感じ、写真で中々伝わりにくいんですが、恐らく5m前後は上下しているのでは?近くの遊漁船が波間に隠れます。

1時間近く同じ水深ラインでジギングしていたんですが、何にも起こらないんでもう少し深場に移動、天候の急変があっても

直ぐに帰れる距離を自分判断で決めます、水深150mラインでフラッシャーサビキ投下!!サバも居ないwhy?やっぱりもう少し

深場かな?水色も澄んでいるんで魚も警戒警報発令見たいです・・・でもこれ以上沖は何かあったらヤバそうだしなあ・・?

迷う所ですが今回は見送りました、何故なら予報は午後に向かって凪いで来る予報ではないし、房総半島沖合に小さな前線が

ありそいつが悪さするとちょっと厄介な事になりそうだからです。10海里以上沖でいきなり雷なんてシャレになりませんからね。

という事で、150mラインまでが本日の結界・・暫らくフラッシャーで試しましたが無の海からの魚信は有りませんでした。



スルメイカは次回に持ち越し、灘に戻ってジギングと鯛ラバ交互に試しますが、鯛ラバにお触りがあった程度で此処も無の海?

心折れかけた瞬間!ジギングロッドにフッキング、久しぶりのイラ君、これ見た目は?なんですが美味しんですよ・・



冷凍庫にテンヤの海老が少しあったんでもう少し浅場でテンヤも試します、風とウネリで釣りずらいいんですが微妙なアタリを
とって。




小さいんでリリース。テンヤ釣りは面白いですね。

メイチ鯛や、ウマズラなんかも追加してもう11時半。今日は大潮でちょうど干潮潮止まり・・船が上げられない(泣)



という事で近場で泳がせ釣り開始、魚探の反応はこんな感じ。



サビキでエサ釣りすると、夢中になって泳がせられなくなるんで今日は市販の喰わせサビキを使いますが、針が大きくって

中々アジやイワシが掛かりません(泣)そもそも居ないのかも?1時間近くやりながら釣れた魚の処理なんかもしているとプルプル

っと竿が脈動し始めました、これは!サバ独特な動き?ちょっと上げてみるとヤッパリサバ君!落とし込んでじっと見ていると

竿がグンッと入りました。優しく合わせを入れて戦闘開始!程なく上がって来たのはショゴ君。



そして冒頭の歌を口ずさみます。「私待ーつは、いつまでもまーつは」待っていれば良い事も

有るという事を身をもって体験しました、その後15㎝位のアジが釣れ出し、またまたまーつはと歌っていたんですが、どうも

エサだけ持って行かれた様です。(泣)

満潮から2時間以上経っているんでボートも上げられる筈!途中ケンマリーンさんと海上でお話しして沖上がり。

ウネリがあるとボートの乗せ込みも気を使いますね、独り外房!一人で愉しめない人に集団で愉しむ事は難しいかもです。

アカハタの消費がやっと終わりそうです。刺身は1週間経っても美味しく食べられますね。



      今日の一句  泳がせて 待っているのは ふられる日  海の恵みに感謝!


秋シーズン外房 思いつきの連泊!

2018-10-17 14:55:44 | 釣行記
10/15.16月火と2連荘出撃して参りました。

10月が始まりまだ2週間と月半ばですが4釣行と、もはや釣りをしてるのか?仕事してるのか?自分でも判らなくなって来ました(汗)

この中りは車中泊で缶ビールを片手に自分なりに深く?考えてみました。

さて10/15㈪この日は一週間の始まり!先週が連休なんでこの週末は家族サービス?なんて人も多くいたのでは・・私はと言えば一日中

天気予報とにらめっ子?「やっぱり月曜の朝方からが最高なんだけどな??」しかし午前中どうしても外せない行事があり朝からは不可能、

行事が終了したのがAM11時!風を見ると「午後から更に凪いで来る!」この時点で心の中は既に沖で大物釣り上げている自分が居ました(笑)

という事で焦って準備!現地到着15時頃、「さあ行くぞー」沖は風も無く夕まずめ前の海が優しく誘っている様でした(嬉)



管理のおじさんは「今から行くの?」と不思議そうな顔をしていました、確かに・・・思わず「連泊なんで今日は様子見です」?

あれ、心の声?こんな筈じゃ無かったんだけど・・・連泊決定してしまいました

いきなりの釣行なんで当然エサ無しのルアー縛り!途中反応の有る所でジギングを試しますがノーチェイス(泣)

それじゃフラッシャーでお土産確保しようか?水深170ḿ前後で釣り開始!暫らく浮きながらふと「午前中会った人たち、まさか俺が今海の

上に居るなんて思ってないよな?」もしかして自分のやっている事は、相当クレイジーな事なのではないかと不安と焦燥感そして誰かに

慰められたい衝動に駆られました・・・・迷いを破ったのはコイツ、ビッグなスルメイカ!



ミーサンに頂いた魚用のメジャーと仲良く記念撮影!足を延ばすと50㎝位ありました、2.3キロのアラかな?と思ったほどです。

釣りをしていると時間の経つのが早いですね、あっと言う間に夕闇が迫って来ました、途中ジギングポイントでジグを落すと

軽いお触りがありましたが、フキング迄は至りませんでした。

17時過ぎに船を桟橋に付けて、さあこれから明日の釣りの準備と夜の一人宴会の買い出し!いろいろ廻って居たら20時過ぎに

なってしまい、結局お風呂には行けませんでした(泣)ここから宴会の始まり。




最近は安い漢に成りました、缶ビールと缶ハイボールで出来上がりです・・つまみは地元のスーパーで買ったマグロの刺身!

これ釣りテーなとか思いながら酔いが進み、冒頭の疑問が思い起こされます。

「俺、なんでこんなに嵌ってんだろ!」普通じゃない事は確かで、あまり人にも言えません。

元々釣りが好きで20代前半で4級免許取得、しかし一度も船に乗る事も無く結婚、独立今に至る・・途中釣りする余裕がなかったことは確か、

何と言っても釣りは一日要しますからね・・朝早くから夜遅くまで時間取られるし、という事で釣りの時間を割く事出来なかったというのが

理由で、自分の脳みそに暗示を掛けていたんだと気が付き、我に還りました。漫画 HANTER×HANNTERで殺人一家に生まれたキルアという

子供が脳に楔を入れられます、「自分より強い相手と対したら逃げろ」キルアは親友のゴンを助ける為にこの楔を自ら抜く・・そして解き放たれる。

もし自分も時間を理由にせず、釣りをやって居たらどうなっていたんだろう?これからは出来ない理由を探すより出来る道を探した方が愉しめる

様な気がします。という事で一人寂しいんで釣り仲間にラインしまくっていい加減よぱらって来たんで爆睡モードに入ります。

起こしてくれたのは地元の漁師さんでした「コンコン、干潮で船が着けられねえからボート動かしてくれ」あちゃーやっちゃいました。

丁寧にお詫びして準備に掛かり、いざ出撃!

海はこんな感じ。


予報通り北風が結構吹いてます。本日は手前で泳がせ、状況を見て沖でアジからのスルメ!釣れれば青物、も一つテンヤもと何時もの欲張りcourse。

まずはアジ場でエサ釣り開始、アジが釣れません?サバ君しか釣れないんで場所移動し銀座で再びエサ釣り開始!ウルメが少し釣れましたが

ここもサバ君の遊び場見たいです。そうこうしていると今度は少しトルクフルな引きが・・イサキでした。

生け簀の中はこんな感じ。

うるめイワシは直ぐに弱ってしましますね、そしてこの中でも弱肉強食の原理が働きます。



エサにする前に皆にやられてこうなってしまいます。可哀想(悲)

暫らくやっていると何だかエサ釣りの方が楽しくなってしまい、サバ君を泳がせていたんですが、サビキに夢中になってる自分が居ました。

「私、泳がせに向いてない」かも知れません・・ という事で風もなんだか行けそうだし、少し西寄りに行ってテンヤ釣り開始です。

今日は誘導式の8号から始めてみます。いきなりこいつが!なんだか活性が高そう(嬉)


続けて同じアカハタを何匹か釣れて、少しキャストして煽ってさびいてくるとエビがフォールして着底寸前にアタリが出てすかさず

合わせを入れると尺足らずですが、釣った感満載の真鯛が釣れました(嬉)


同じやり方でメイチ鯛なんかも釣れました。これ美味しいんですよね


この日は誘導テンヤが嵌ったのか?打率で言うと5割バッター位の確率で魚が釣れました。生け簀の中はこんな感じ・・


青い目のメジナ君なんかも追加して。


気が付けば時刻は10時半!リリースサイズのお魚は海に返して最後に少しジギングしているとまたしても、チェイスはあったん

ですがフッキングに至らず・・・多分針先が鈍って居るんですね、横着は敵!! 青物は次回に持ち越ししてここで沖上がり。

何時もの様に全速力で波間を駆け抜けて着岸!すんなりトレーラーに乗せ込んで管理のおじさんとお別れして来ました。

11/24.25.26と撮影の為出航場所が使えなくなりますという事です。

早上がりは楽ですね、事務所に3時には到着、かたづけと若干の仕事をして帰路につきました。

釣れた魚は当日に美味しく頂きました。
アカハタの胃袋の湯がきをポン酢で。


メイチ鯛の刺身。


イサキはこの時期美味しいですね、塩焼きがお勧め。


出かスルメ、記念に。


当分アカハタ料理で楽しめそう。


という事で大満足の2連荘釣行に成りました。


 今日の一句   思いつき 出かけてみれば パラダイス   海の恵みに感謝!



秋シーズン 外、内2釣行

2018-10-13 12:47:56 | 釣行記
10/3(水)、10/8(火)外房と内房から出撃して参りました!

まずは外房、この日は台風24号が2日前に日本列島を通過、「台風通過して3日は底荒れして釣れない・・」過去の経験則は無言の圧力・・

しかし最近の風は選んでいると出撃する事が出来ません(泣)という事で単独釣行決定!

 

事務所3時出発、独り寂しく出航場所目指して船を引っ張ります、現地に5時15分過ぎに到着すると!!なんと先客有りneoカワノさんでした。

考えている事は一緒ですね?しかし釣果は全く違いました(泣)

今日も安心して船を出せます。日の出時間に岸払い。





海はこんな感じ、波も無く風もそよそよと良い感じ、「ヨシ!今日は先日の太刀魚リベンジだ」西の湾目指してアクセル全開!

あっと言う間に到着、谷の頂点から西側に向かってお魚散策!「うーん、姿なし?」基本、魚探は参考程度なんで此処で仕掛けを

下ろします。今日はエサが無いんでルアーで太刀魚狙います。150~200グラムのジグで取り敢えず底からしゃくって来ます。

流されながらポイントを変えていくんですが暫らくノーバイト・・「うーん、おかしいな魚探の反応は良いんだけどなあ?」



水深100~50位迄を丹念に探りますが、3時間近くシャクリ続けてとうとうギブアップ、ビシ釣りに変更して浅場を攻めてみます。

前回シマアジが釣れたんで、もう少しサイズアップを狙いますがこれも不発(泣)





フグやベラしか釣れません・・・・それなら青物だ!ちょっと東寄りに戻りながらジグを投下、何だかつれそうな雰囲気は有るん

ですが、全くのノーバイト??この時点で11時半位、そー言えばカワノさんどうなんだろう?

浅場に来て情報交換します。
魚探の反応はこんなに良いんですけど喰わないそうです。浅場の泳がせもイマイチの様ですね。


仕方ないんで沖でスルメイカでもと思い水深150m近くに来ましたが、230m位道糸が出てしまう強烈な2枚3枚潮!!!

「こりゃダメだ!戻ってジギングかな?」ホームゲレンデの前でポイントを打って行くんですが、やっぱり反応は有るんですが

口を使ってくれません?14時過ぎまでやったんですが結局ノーフィッシュ(泣)

「台風通過後の3日間は釣れない!」無言の圧力は正しかったようです。

こんな状況でもカワノさんは青物と赤ハタあげてました。何かが違うんでしょうね?

さて、意気消沈したまま8日に館山からI先輩とS君と出撃!この日は凪なら相模湾か沖の山アタリでマグロ,鰹、イカ?狙います。

出航場所に着くとGAKUさんも参戦して来ました(嬉)何でも体調を崩していたらしく久しぶりの釣りだそうです。

体のケアは大切ですね!お互い注意して釣りを楽しみましょう。

という事で岸払い。 海はこんな感じ、波も無く風もこれなら相模湾行けそう?



しかし沖に来ると結構吹いてます・・仕方ないんで今日は遠征諦めて湾内で釣ろうと成りました。

半島の先端で釣り開始、先輩は底物、私はルアーで青物!S君は何故か遊び半分でキャスティングロッドを握ってます。(笑)



すると突然S君のロッドがしなり、ドラグがうなりをあげます?「なんだ?これ根がかりじゃないよな・・」確かにドラグの出方は

根がかりとは違うようです、しかし全く巻き取れないんでボート動かし作戦に切り替えて、魚の真上迄ボートを移動します。

此処で竿を私がもらい、渾身の力で巻き上げ開始、するとブチっと野太い音と共に軽くなり巻き上げてみると、2本あるフックが

伸びていました。果たして根がかり?モンスター?真相は海の底・・・こんな所も釣りの楽しい所ですね。

暫らくすると風も更に強く成って来たんで湾内に戻ってカワハギ釣りをすることにしました。

この時期まだ群れが固まっていない様で、浅場のつぶ根を拾い釣りしていく感じ、何だかミンコタも調子悪いんで風に乗って

浅場を流し釣り。 やっぱりカワハギ釣り面白い!この釣りは辞められません(嬉)



この時点で午後14時半位「もう時間があまりないから岬の風裏でアオリイカでもやろうか?」と成りました。

途中GAKUさん発見!状況を伺うとあまり芳しくない様子?それでも私達よりは釣ってるんですよね・・

岬の風裏ではI先輩得意の根魚釣りで、大きなうっかりカサゴ釣り上げました、私はアオリイカやろうとしたらアジが釣れてしまい

ついつい没頭してしまったんですが2匹でジエンドでした(泣) 本日の釣果。


帆船日本丸。


カワハギは奥様得意の南蛮漬け!美味です。魚の特性は別として味はお上品ですね。


ミンコタはサーボモーター周りが故障ししました(泣)



使用後に立てかけて水洗いしていたんですが、取り付けの状況で水洗いしてしっかりと水を抜いてから立てかけないとサーボ周りが

固着するそうです・・よく見ると水抜き穴が有りました。説明書が英語だとこのあたりは理解できませんでした。

早速修理に出して、3日間で帰って来ました。

釣れた魚は美味しく頂きました。


 今日の一句    台風が 置いて行くのは 警戒心  海の恵みに感謝!