房総半島で釣り。Saiの連れない日誌!

中年になってから釣り好きを思い出し、カヤックから始めてエンジン付きボートに魅せられてどっぷりと嵌ってます。

貧果そして貧果

2016-01-22 11:00:33 | 釣行記
通常通りの一年が始まり何かと忙しく遅れましたが、今回は2回分の釣行記まずは1/13外房行って来ました。

 気温は1度だいぶ下がりました。

予報は午前中3~5m北東寄りの風、午後早い時間から南西の風に変わり5m前後というもの、凪です。

今回は焦らずゆっくりと準備して7時過ぎに岸払い、さすがに休み明け、たった一人の出撃に寂しさを感じながら

ヒラメリベンジだ!しかし大誤算がこの後・・・3時間位あっちこっちベイトを探して動き回れども生餌となるアジ

が釣れない、11時過ぎになりついにヒラメを諦め沖に舵を切ります。

 海はこんな感じ、べた凪。

そもそもアジが釣れない時の事は考えていませんでした。残り少ないこませを大事に使い、ビシ釣仕掛けを投入、

イサキでお土産確保だ!とばかりに気合を入れますが、相手をしてくれるのはこいつ、 だけ。

やっと姿を現したイサキ君も、こちらの気を知ってか知らずかビシの回収で、もたもたしていると難なくさようなら・・

気が付くと、予報通り西南西へと風向きが変わり、かなり東寄りに流されています。風速はそんなでもない感じ

ですが、白波が見え始めたんで急いで岸より目指しますが、風と波に対して向かっていくんでかなり飛沫を浴びる

し、時折波の頂点から下に叩き付けられるような、落差に悲鳴をあげながらやっと岸近くにたどり着きました。

此処は南風の時はかなりヤバイ出航場所でよく耳にした言葉が頭をよぎります。

こませの切れ目が縁の切れ目、ヒラメリベンジは次回に持越し寂しく着岸、あと片づけしてとぼとぼと帰路に

つきました。イサキ1匹でした、トホ。

さてお次は1/17日曜日、念願だったカワハギ釣り、I先輩と内房から出撃して参りました。

 気温は2度、朝のうち風が5m~7mという事で少し遅めの出発、

出劇準備完了したのが8時半となりました。

此処の場所はカヤックで一度だけ出た事があります、非常に風光明媚な所で、浮かんでいるだけでも

気持ちが良い所です。今回も欲張り、タックルは5本積み込みますが、結局使ったのはカワハギ用に1本のみ、

本当に学習しない自分に呆れながらも、何故か毎回沢山のタックルを積み込んでしまいます。(そんなに釣れないのに)

海はこんな感じ 時間とともに風が収まり午後には3~5mの

この時期特有の北風の季節風、凪です。岸から近くの根と砂の混在する場所にアンカリングします。

さあ念願のゴムボートからのカワハギ、その前にエサのアサリ付けが難問でした。すい管刺してベロ刺して腸の中で

針止めて、揺れるボートの上ではなかなか難しい作業、外房で揺れには慣れているものの、流石に下を向いての

作業は効きます。

やっと投入して底立ち、少し上下してエサを揺らしてピタッと止めて当たり待ち・・・軽い当たりはエサ取りのもの、

ベラやフグ、なんだか良く判らない魚は釣れますがカワハギは来ません。そしてエサのみ頻繁に取られます。どうやら

アサリの腸が大好きらしく、そこだけ上手に持って行かれます。美味しいとこ取りされると何故かムカつき、むきになって

エサ付けしている自分に気が付き、無性にカワハギを釣り上げたくなります。(これにハマるんだな)

なるほど・・・なんて感心しながらやっていると待望のカワハギゲット  エサ取りとは

違う引きが有り、結構楽しめました。カワハギとの知恵比べは充分楽しみましたが、この日は当たりが少ないらしく

専門の遊漁船が引っ切り無しにやって来て、頻繁に小刻みな移動を繰り返しています。

私達も何度か移動して拾い釣りのスタイルです。途中プレジャーボートの方が来て少しお話ししましたが1,2匹しか

釣れていないそうです。厳しい一日でしたが、アンカリングしての知恵比べを充分楽しみました。

途中雨がポツリポツリ来て、「なんでこんな中で釣りしてるんだろうななんて」考えました。

どうも釣りは、再現性が無いんで嵌るんではないかと・・同じ魚を釣っても毎回違う状況だし、もちろん海も変化

している、という事は飽きが来ないという事か?ちょっとヤバイななんて考えてしまいました。

釣れたカワハギちゃんは美味しく頂きました。

         今日の一句  知恵比べ 魚に負けて 挑戦者   海の恵みに感謝!













本年最初の釣行

2016-01-06 17:52:49 | 釣行記
明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します、という事で今年初の釣りは外房からのスタートとなりました。

 3時34分自宅出発、気温は6度、暖かいですね。この後山間部を通過した時に

若干下がりましたが、現地に着いた時もほぼ同じ気温でした。

今回は会社の従業員M君と一緒です。このM君長崎で漁師の経験があり、一度連れて行ってください

という事で約束していたんですが、今迄仕事の都合が合わず、やっと正月休みに来ることが出来ました。

期待は膨らみますが、果たして?

5時40分頃現地到着、早速ボートの準備に取り掛かります、お正月なのにというかお正月休みだからか、

ボートつりの方達が結構おられます。総勢10艇以上は居たんではないかと思われます。

桟橋近辺を見ると、ブログで見覚えのある方が今まさに準備完了という雰囲気で海を見つめています。

ヒラマサ師、ぐっちゃんではないかと、恐々ご挨拶に向かいます。

いろいろなアドバイスのお礼を言い、本日の海況の話を伺い、ワクワクしながらボートの準備に戻ります。

到着が遅い分岸払いも遅れましたが、無事海の上に滑り出します。

今日は今まで行った事が無い西の方角に舵を切り、私は真鯛狙い、M君はジギングで青物狙い、

海は  こんな感じ、べた凪。

予報では、午前中3~5m西の風、昼頃から5~7m北寄りに変化というもの。それにしてもこれが外房?

釣りはし易いんで私はテンヤ仕掛けで、m君はジギング開始、しばらくそこで粘りますが、エサ取りの

感覚はあるんですがなかなかフッキングしません、それじゃあもう少し西の方へ行こうという事で更に

移動します。水深20~40位を丹念に探りますが、これといったアタリもなく時間だけが過ぎていきます。

すると海には強いはずのm君に異変、なんと船酔い発生、お休みなさいと一言、爆睡です。

私は相変わらずテンヤ仕掛けで、流されながら真鯛を狙います。するとそこに海ガメ登場、m君

起こしますが、間に合わず姿を見れませんでした、確か天然記念物?

しばらく粘りますが、全然あきまへん、あまりにも何もないんでm君起こして相談、東に戻って

エサ釣りやろうかという事で、いつもの場所目指します。

イサキやよく判らないお魚が釣れたんですがリリース、一度戻って休憩して考えようという事で、

岸目指します。着岸してノットを組みなおしているとぐっちゃん号帰還、波打ち際のボート捌きは

経験値の違いを感じます。

m君と相談の結果海も荒れて来たんで、近場でアジからのヒラメ狙いに決定、早速ボートを出します。

アジはそこそこ釣れるんですが、生餌のヒラメには前当たりすらありませんでした。

近くで釣りをしていたベテランさんは、同じ時間で3枚も上げていました。(何かが違う)

結局アジのみで本年最初のボート釣り終了、綺麗な夕日が見送ってくれました。

 釣れたアジは持ち帰り、 一部カモメさんにお裾分け、

  美味しく頂きました。


    新年の一句   年変わり 釣果変わらず 先遠し  海の恵みに感謝!