房総半島で釣り。Saiの連れない日誌!

中年になってから釣り好きを思い出し、カヤックから始めてエンジン付きボートに魅せられてどっぷりと嵌ってます。

本年最後の釣行

2015-12-28 16:37:44 | 釣行記
12/25、予定通り外房の海から出撃して参りました。

今回はE先輩と同行です、実はE先輩とは一度内房からご一緒していますが、釣行日前後の日程がタイトな上、

更に別の遊びもいれてしまい、肝心な釣りも悪天候で散々な思いをしたのでブログにアップする気すらおきませんでした。

しかし今回は準備も万端、艤装まで考えて頂き、気持ちも万全、さあ行きましょうという事で   午前3時

出発、気温は9℃予報は前々日まで風は西から北寄りに変化3~5m、この時期にしては凪でしょうか、期待が膨らみますが

前日になると伊豆の海上で弱い低気圧発生、だんだんと房総半島に近づき午後には抜けていくというものに変化、風は

沖合いで15m~20m、なんで?・・・でも陸から結構離れた所を通過するんでまあ大丈夫でしょう、もしダメなら内房に

逃げましょうという事で意見が一致します。

現地到着4:45分ボートを組み立てます、朝日を眺めながらトレーラブルボートの方が何故か出航を躊躇しています。

少しお話させて頂き、どうもうねりが大きく波が収まるのを待っているそうです。ある一点を通して沖を見てうねりによる

白波が見える様なら出航を控えるそうです。やはり低気圧からのうねりが入っているのか・・・テンションダウン。

私達も準備を済ませ少し波待ちです。その方曰く「出れば明日が無くなるかもしれないけど、出なきゃ明日があるからよ」

という言葉が刺さりました。

E先輩と相談して、それじゃあ近場でアジからのヒラメやろうよという事で意見が一致、お先に岸払いします。

アジのポイントと思われる場所に行くと、3艇のボートがサビキで釣りをしていました。沖を見るとやはりうねりが大きく

時よりうねりとうねりが当たり、三角に波が立ってまるでサーフィンが出来る様な波が白く弾けています。(怖)

暫くアジ釣りだ、と始めましたがアンカーを忘れた為、何度も流しなおしてポイントに戻らなければなりません。

そうこうしているうちに、ポツポツ豆アジから20センチくらいのアジを数匹釣り上げ、そろそろ生餌釣りしましょうか?

仕掛けを探してみるとなんと見当たらず! ボートの上であちこち探し回りますが結局発見できず、海況も今一なんで          

一度岸に戻ろうという事になり、出航場所目指して引き返します。こんな時気分転換でインターバルは必要ですね。

今迄一度海に出たら、陸に上がった事が有りませんでしたが、かなり気持ちの入れ替えが出来ました。

暫くすると、波打ち際の荒れ具合もかなり収まってきました。

私の今日の目的は真鯛を釣る事、先輩はウイリー五目、沖の白波も消えて来たんでそれでは行きましょうという事で、

一気に沖合目指してアクセル全開、 早速釣り始めます。

判りずらいですが、水平線が凸凹しているのはうねりによるもの、この後大変でした。

先輩は順調にイサキを釣り上げますが、私はテンヤ仕掛けがうまく底立ちできず苦戦します。そうこうしているうちに

根掛かりからのリーダーすっぽ抜け、仕掛けロスト。トホホ・・・  先輩のテンヤ竿炎月をお借りして続行、シマノ良いですね。

エサ取りの啄みの感覚が判ります、道具によってこんなにも違うもんなのかと感心しながらふと気が付くと気持ちが悪い。

廻りを見ると恐らく20m位の周期で、5m以上を下がって上がってを繰り返しています。

少しビビりも入ったんで真鯛は来年のお楽しみにとっておき、先輩もイサキの引きを堪能した様なのでここで納竿として

岸目指して舵を切ります。時速10キロで航行、下向いて、前向いて、上向いて、やはりうねりに追い越されます。

結局アジのみの釣果ですが、本年最後の釣行、大満足でした。

帰って来てから道具とボートを洗い、     先輩作の艤装の

チェク、意外としっくりいってます。  来年早々にはメンテかな?  この車にも

お世話になりました。(本当は作業車なのに)

そして何よりも、海とお魚、ブログを読んで下さる皆さんと、知り合いになれた方達、海でお会いしたすべての人に

感謝申し上げます。   有難うございました。

今から来年が楽しみです。   皆様 良いお年を!


      今年の一句   人生を 楽しみたいなら ボート釣り (字余り)  海の恵みに感謝!