房総半島で釣り。Saiの連れない日誌!

中年になってから釣り好きを思い出し、カヤックから始めてエンジン付きボートに魅せられてどっぷりと嵌ってます。

至福の一日

2015-11-07 17:35:43 | 釣行記
11/6(金)行って参りました外房の海、先週から天気の状態が自分の予定と合わずゴムボートでの

出航は約一か月ぶり!禁断症状出まくりです。(男には我慢できない事が多いですね。)

今回は前日堤防で夜釣り、そしてそのまま大原の友人宅に泊めて頂き朝4時30分起床、単独で現地目指します。

天気予報は晴れ、風3~5m波も1,5m程度、絶好です、果たして魚は釣れるのか?

暗いうちに現地到着、早速組み立てに入ります。しかしこの暗さでごそごそと作業をしていると、何か悪い事を

しているような気分になるのは私だけでしょうか?今日は平日なんで一人ボッチの出撃です、寂しいような嬉しいような

複雑な気分です。6時過ぎ岸払い、元気よく沖合い目指してアクセル全開、
     
朝焼けの海が、空の青さとコントラストして迎えてくれます。

さてどこ行こう、此処の海どこがポイントかまだ良く判っていません、そこで先日購入した魚探の登場です!

うーん、やっぱり等深線があるといいなー、「なになにこの線は20mでこの線は50mこのマルは海底で山っぽくなってる

のかな?」なんて独り言を言いながらウロウロします。(初めて買ったおもちゃで遊んでいる気分です。)

今日の目的は、魚探の使用になれる事と、ボートに艤装を施したんでその使い勝手の確認、冷凍庫に入れっぱなし

だったこませの使用、(奥様からクレーム)しかしミッションが沢山あると気持ちが分散していけません。

朝一、ルアーかエサ釣りか迷います、  魚探の反応はこんな感じ、始めて画面なんで何の魚か全く判り

ませんがスルーして深場目指してジギング開始、内心エサ釣りして生餌で大物狙い、なんて考えながら一生懸命

しゃくります、1時間2時間3時間経過、おさわりすら無く上半身の疲労と焦燥感のみ増幅されます。

今まで吹いていた北風がピタリと止まります、やがて小さなウネリが押し寄せ、東寄りにと変化した風が再び

吹き始めます。自然の変化を全身で感じながら自身の危険へのアンテナも感度100%、ゴムボートに乗るように

なって五感が磨かれたのか、気象や風、温度の変化にかなり敏感になりました。それにしても風向きが変わる時、

なんで一時無風状態になるんでしょうか?

そんな事を考えながら、こませが気になりエサ釣りに変更、さてどこ行こう魚探に写し出された根っぽい所目指して

進路変更、到着するとアラームが鳴りっぱなしです、やっぱり海底の変化が魚を呼ぶんだなー・・なんて考えながら

仕掛け投入、程なく魚信が、どうやらイサキの群れのようです。何度か流し直してそこそこ釣れたので今度は鯛ラバ

に変更してマキマキしていると遊漁船がやってきました。


流石本業ですね、ピタリとポイントの上に止まり私の出番が無くなりました。(泣)  仕方ないんで場所変えて

再びジギング開始ですが1時間2時間経過、途中一度だけおさわりがありましたがフッキングせずにさようなら、

気が付くと14時を廻っています、魚探の試運転もできたし、奥様からのクレームも対処したし、艤装の方は少し

失敗しましたが、別の機会にアップするとして、沖あがり決定、何よりも気持ちが満足、至福の一日でした。

釣れた魚は美味しくお刺身で頂きました。

次回はカワハギなんかもやりたいなあ、なんて思ってますが、あまり欲張ると結局何も得られませんね。
 


        今日の一句  行けなくて 至福の歓び ボート釣り 


  追記  小太郎様、魚探の件有難うございました。