房総半島で釣り。Saiの連れない日誌!

中年になってから釣り好きを思い出し、カヤックから始めてエンジン付きボートに魅せられてどっぷりと嵌ってます。

釣り人生初の青物

2015-10-02 12:06:01 | 釣行記
9/30行って来ました、外房の海!

9月は釣りに行けるか微妙でしたが、仕事も何とか良い数字で収まって、30日ぽっかりと予定が空きました。

これは行くしかないと、釣友kenちゃんに連絡を入れます、kenちゃんもokという事で早速場所決め、茨城?

お約束通りに鹿島に決定、と思いきや風が北よりでいまいち・・内房、南房?うん~いまいち。ふっとGPVを

見ると外房方面風速が弱い、なんで?ここは北寄りの風には強いのかな?半信半疑で当日の朝決めようという事

になり、午前3:30私の家で待ち合わせ。 久しぶりの海なんで、興奮maxな私はなかなか寝付けません、熟睡

出来ないまま約束の時間を迎えます。10分経過・・15分経過kenちゃんに電話を入れると、おはようございます、

今起きました。なんと寝坊・・・・結局一時間以上遅くの出発、完全に地合いを逃しています。

結局一番風もなく、早く着くという事で外房に決定、車を走らせます。

現地に近づくと確かに風もなく、白波も立っていません  まずまずです。

しかしこの時すでに6時を廻っています、ゴムボーダーの方が一隻沖合に見えます。(きっと釣れてるんだろうな)

準備完了、いよいよ岸払い、船外機が気持ちよく波を切り、快適に沖合目指します。

この日は午後に向かって次第に凪に変わり風向きも北から東、南へと変わる予想です、外房は気象の変化を

見誤ると地獄を見そうで、かなり慎重に判断して早め早めの転身を心掛けます。

程なくポイントと思われる場所に到着、今日の私の決め事は、ルアー一本縛り。いつもは釣れないと悲しいんで

エサも持ち込みますが、前回の反省であれもこれもとやると、結局良いとこ無しという事を学習しました。(学びが遅い)

前日購入した、リアバランスのナチュラルカラーの150gをひたすらしゃくります、因みに竿もお初の筆おろし品です。

祈るような気持ちで、しゃくりますがアタリ無、kenちゃんにちょっと嫌味、「 地合いのがしてるよね~。」

kenちゃん意に介せずひたすらしゃくってます。 

海の状況も良いんで、もう少し沖合に行こうという事で少し移動します。パラシュートアンカーを投入して流しながらの

釣りになります、ジグが真っ直ぐに落ちないんでしゃくるのも骨が折れます。するとkenちゃんに当たり 

かわいいお魚が釣れましたが、何の魚か判らないんでリリース、そうこうしているうちに私にも当たり、

巻き上げるとマハタ!美味しいんで喜んでキープ。ふっと気が付くと北寄りから北東に風向きが変わっています。

ウネリも同じ方向から来ます、ボートがすり鉢の底に入って気が付くと頂点に持ち上がる、こんな所で釣り?

外房ヒラマサ師の皆さんの勇気と挑戦心に脱帽です。ビビりが入りkenちゃんと岸より目指します、かなり

戻って来た所でジギング開始、すると私の竿に異変が! 竿が動いてる、いや違う、魚が竿を持って行ってるんだ!

なんだこの引きは! 今まで味わった事が無い引きが私を動転させます。態勢も腰を

ボートのフロアーに降ろし腕力で魚を持ち上げようとしますが、力が入りません、するとkenちゃん妙に落ち着いて

「 グリップエンドをおへそに当ててリール巻いて」とナイスアドバイスです、かなり楽になりました。

もしかして釣れないふりして実は大物ゲットしてるのかも?疑惑が浮かびます。腕はこんなに

なりましたが、何とかたも網に収めてkenちゃんとハイタッチ、雄叫びをあげてしまいました。(男ってバカですね)

正直、一人では釣り上げることはできなかったと思います。kenちゃんありがとう。

早々とこの秋のミッションコンプリート、次は真鯛です、まだ釣った事が有りません。

風も南寄りに変わって来たし、充実感で満たされた私の心は夢うつつ状態、14時頃沖上りしてボートはそのまま

二人で少し寝てしまいました。それからが大変、後片付けをしながらどうせだから堤防から何かやろうという事

になり、さらに南下して夜釣りに突入してしまいました。俺たちクレージーです。

睡眠不足な体を引きずりながら帰宅して、翌朝魚を捌いて美味しく頂きました。
         

結局ワラサは68センチでした。さあ今月は行きまくります、挑戦と謳った以上どこまで行けるかやり続けます。

途中様々な困難、挫折、非難中傷、時には予期しないすれ違いが有ろうとも、やり続けた先にはきっと何かが

見えてくる事を信じて次回も 早寝します。


  今日の一句   青物の 引きを楽しむ 余裕なし  海の恵みに感謝!