思いつくまま

みどりごを殺す「正義」はありや?
パレスチナ占領に反対します--住民を犠牲にして強盗の安全を守る道理がどこにあろう

まこも

2007-09-03 09:05:24 | Weblog
まこも刈る 大野川原の 水隠(みごも)りに 恋ひ来(こ)し妹が紐解く 我(あれ)は(万葉集二七〇三・作者未詳)

まこも刈る 淀の沢水 雨降れば 常よりことに まさる我が恋(古今和歌集・紀貫之)

三島江の入江のまこも 雨ふれば いとゞしほれて 刈る人もなし(新古今).

日くるればさそひし物をあかぬまの まこもがくれのひとりねぞうき(古今著聞集 二十魚虫禽獣)

霜むすぶ入江のまこもすゑわけて たつみとさぎのこゑもさむけし(夫木和歌抄 十七水鳥 前大納言忠良卿)

五月雨はみつのみまきのまこも草 かりほすひまもあらじとぞ思ふ(袋草紙 二 相模)

さみだれは 美豆(みづ)の御牧(みまき)の まこも草 かりほすひまも あらじとぞ思ふ(後拾遺206)

まこもおふる伊香保の沼のいかばかり波こえぬらん五月雨のころ(内裏名所百首・順徳院)

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