中国には中国共産党以外にも民主党や社会党などの野党もある。ただし、彼らは獄中にあるかそうでなければ海外に亡命を余儀なくされている。被援助国の民主化を目指すことをODA大綱に掲げている日本政府は政党に対する援助をするのであれば当然これら野党にも手を差し伸べるべきであろう。しかし、日本政府が中国の政党に対していまやっているのは中国共産党という独裁政治を行う特定の政党に限った援助である。
ところで、日本共産党は自民党の「特定政党に対する財政支援」に反対しないのだろうか？
以下国際協力機構のホームページより。
2000年より、日本政府関係者と中国共産党中央組織部との間では、幹部職員の人材交流事業が実施されています。中国側からは党幹部の養成機関である中央党校にて1年間の研修を受けている青年幹部が参加。訪日団は中央党校の海外研修としてこれまで4回実施されている。日本側は日本政府・地方自治体・民間関係者で構成され、3回の中国訪問を行ってきました。今年9月に日本側が4回目となる中国訪問を行ったのを受け、10月25日には、中央党校訪日団約100名が来日し、9日間の視察を行いました。
http://www.jica.go.jp/branch/kic/report/report_01.html