【ML251 (Marketing Lab 251)】文化マーケティング・トレンド分析

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第二回 CDショップ大賞 【補足】

2010年02月08日 | マーケティング話
先月、第二回 CDショップ大賞の記事を書きましたが、
雑誌『日経エンタテインメント』最新号(2010.3)の53ページ、
【麻生香太郎の業界潜行】Vol.30にCDショップ大賞のことが触れられていました。
(51ページは「第2回 CDショップ大賞発表 その課題と次の一手とは?」)

ちなみに、麻生香太郎さんって、作詞家でもあったわけです。
(ご著作のほうは、4年前、この本読ませて頂きましたが)

メジャーデビュー前のシナロケに、『♯1』というアルバムがあるんですが、
麻生さん、「涙のハイウエイ」の作詞もされてるんですね。

シーナ&ロケッツ-涙のハイウェイ(1979)


このとき(1979年)のシーナさん、全くの素人でした。
それなのにこの貫禄と言うか、ふてぶてしさ。
歌がうまい・下手とか音程が云々じゃないんです。
女性ロッカーの素養というやつです。
(音楽スクールのレッスンとかでどうにかなるもんじゃありません)

2005年に私は「mixi」をはじめたんですが、
ハンドルネームを「涙のハイウエイ」にしようか? 
って思ってたくらいこの曲はね・・・。
(結局、U2のアルバム名にしましたが)

本題に戻ります。

【麻生香太郎の業界潜行】Vol.30のゲストは、
NHK制作局 エグゼクティブ・プロデューサー 石原真氏。

キーパーソンの格言:「ポップミュージックは3分間で人を幸せにするもの」

石原氏は1957年のお生まれなので、私より年長ですね。
「はっぴいえんど」と「ムーンライダース」が原点とのこと。
NHKでは「トップランナー」「ポップジャム」を担当されたそうで、
昨年(09年)4月、「MUSC JAPAN」では、ナビゲーターに「Perfume」、
ナレーションに「水樹奈々」を起用されたました。

「何で、(こんな売れそうな人達を)民放は使わないんかな?」

と思われたそうです。

で、業界不況の構造的要因について的確に語られてるんですが、最後に、

「今年の『CDショップ大賞』の、ザ・ボゥディーズって、一般の人は知らないでしょ?」

そして麻生氏はこうまとめられてます。

「この現場とメディアの乖離こそがJ-POPの不幸だと彼は言う。耳が痛い。」

的を得てますよね。。。

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また、本題から外れますが、
『日経エンタテインメント』には、
私の尊敬する友人、つのはず誠さんが「月間音楽チャート診断」を執筆されてます。
(最新号では67ページ)
いつも的確なチャート分析をされているばかりではなく、
音楽への愛情溢れたスパイシーなコメントも楽しみです(文末に注目)。

「○○ちゃんは等身大で、若い女の子の気持ちが云々♪」

なんて書いてるよな芸能系雑誌のライターさんたち、(ホント、しつこいね俺・・・)
つのはずさんの爪の垢でもだな、、、無理か(笑)。
うんにゃ、芸能系はそれでいいのかもね(笑)。
余計なお世話でした。
I'm sorry, 髭ソ~リ~

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