南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

7月1日になって

2006-07-02 22:56:02 | シンガポール
ワールドカップ準々決勝で、イングランドがポルトガルに負け、
ブラジルがフランスに負けた。シンガポールの人たちは、最初
から自分の国は関係ないのだけれど、どっかの国をみんな勝手
に応援して盛り上がっている。先週、会社で、私がどこの国を
応援しているのかと現地社員に聞かれた。日本が負けてしまっ
た今となっては、ワールドカップの興味もあまりないのだが、
とっさに「ドイツ」と答えた。

ドイツは、アルゼンチンに勝って、ベスト4に残っている。
ひょっとして本当にドイツがという期待がだんだん強くなっ
ている。もしドイツが優勝したら、私の株が上がるという
ことになるので、それはそれで非常によいことであります。

じつは、この7月1日は私の誕生日でした。先週の金曜日、
突然、オフィスの電気が消えたかと思うと、社員がバースデー
ケーキを持ってきて、私の誕生日を祝ってくれました。まさか
そんな誕生日を覚えてくれているなどとは思ってもみなかった
のですが、まるでドラマか映画のようなサープライズでした。

チョコレート抹茶ケーキで、ろうそくが2本ついていました。
私が日本人だから「二本」というわけではないのでしょうが、
この歳になったらロウソクの本数はあまり意味がありません。
でもまあ、社員に誕生日を祝ってもらえるなんて、これは
ちょっと感動的なことでした。

先週の金曜日は、会社の会計年度の最終日でもありました。
社員にはわずかばかりのボーナスも出したりして、無事に一
年を終えることができたのです。

これまで50才だったのですが、51となってしまいました。
さっきテレビでプロゴルファーの中島常幸が51と言っていた
ので、あの人も同じ歳かと思ったのでした。

シンガポールにいて初めて、そして生まれて初めて、シンガ
ポールのナイトサファリに行きました。「まっすぐ」という
ことを「まっつぐ」と発音する下町娘が、ここは絶対
冥土の土産に(?)見ておくべきだと主張するので、一緒に
行ったのであります。

こんな素晴らしい場所を半世紀も知らなかったなんて!今
までなかなか行く機会がなかったのですが、誕生日のその日
ついに、下町娘の説得のおかげで、そこに行くことが
できたのです。

いろんな夜行性動物が森の中にいるのが見えました。巨大な
象も、サイも、カバも、シマウマも、アリクイも、フラミン
ゴも夜行性だというのはびっくりでした。日本語解説つきの
トラムで回ったのですが、バクのところでは「大和田バクが
手を振ってたらどうする?」というような変なこと言ったり、
巨大なネズミの一種のカピバラを見たとき「そんな大きかっ
たらネズミじゃねえだろ~」といちいち突っ込んで
いる下町娘でありました。

7月になったので(さらに一つ歳をとったので)、このブロ
グのデザインもちょっと変えてみました。フラッシュ動画の
テンプレートがあったので、それを使ってみました。内容的
にはあまり関連がないのですが、私はダイビングもちょっと
やるので全く関連がないわけではないのでいいかと思います。

最近、戦国時代ネタなどが少ないので、そちらも時折書かね
ばと思っております。そういえば今日の『功名が辻』で、
武田鉄矢さん演じる吉兵衛が死んでしまいました。泣けて
しまいました。今年の『功名が辻』の大石静さんの脚本、
人物の描き方がすごくいいですね。

それでは、これからの一年もさらによい年となることを祈っ
ております。会社もいろいろと大変なことが山積していて
どうなることやら不安も多いですけど、何とかがんばってい
きたいと思います。

皆様今後もよろしくご愛読のほどお願い申し上げます。