FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

研いでみた。

2006-07-18 23:50:08 | ろぐ
どうみても切れ味が悪い。
そんな、ぼくの体。
頭は痛むし、腹の周りに肉は付くし。

ひさびさ、プールに出かけてみた。
冷たい水の圧力が気持ちいい。パスカルの法則を感じつつ、ゆったりと潜る。
潜り、浮かび、水をかいて進む。
柔らかい壁に囲まれているような、くすぐったい気持ちを感じつつ、泳ぐ。
心臓はバクバクと脈を打ち、肺は休みなく酸素を要求する。
それがとても心地よかった。

帰り道、100円ショップで念願の砥石を購入。
さっそく実家の包丁を研ぎ上げた。

包丁を研いでいると、不思議といろんなことを思い出して。
一定のリズムにのせて現れる、過去のぼく。
粗さを変え、仕上げに入る。

仕上げた包丁でトマトを切ってみる。
抵抗もなくすーっと切れる。
仕上がりに満足していると母親いわく「切れすぎて怖い。」
違う!切れない包丁のほうが怖い!

丸くなりすぎて切れない包丁は使えない。
鋭く研ぎ上げすぎた包丁は簡単に刃が欠けてしまう。

中庸の徳、ということだろうか。

それにしても、ぼくの体は随分鈍っている。
ちょっと気合を入れて研ぎ上げないと。

泳いで帰ってきたら、待ち構えていたように頭痛が。
でも、しばらくしたら痛みはすーっと消えていった。
もしかしたら、治ってきているのかも。
薬を飲まなくても耐えられるくらいの痛みになってくれれば、随分と改善されたことになる。

やっぱり運動不足が原因だったのかな。
それならたくさん運動しちゃうぞ。