かねてから約束していた、友人との逢瀬。
再発した頭痛に苛まれて、急遽、自宅に場所を移した。
朝方に少し痛んだアタマも昼前には復調して。
さぁ、温泉で語ろうか、なんて言ってたのに。
温泉に浸かったのがまずかったのか、痛み始めたアタマはズンズン重くなり。
寝ても起きても回復しない頭を引きずりつつ、実家へ。
考えてみれば、友人を部屋に上げるなんていつ振りだろう。
少しの違和感と少しの緊張と、なんだか落ち着く気持ち。
摑み所の無さそうで、芯のある彼は相変わらずだった。
ぼんやりとした時間を共有できることが、こんなにも楽なことだったなんて。
頭痛を抱えたまま、とつとつと交わす会話。
でも、それが心地よかった。
(しかしながら、相手にしてみたらいいメイワクだよなー。本当にごめんなさい。)
今、彼は横で読書に勤しんでいる。
会話が無い時間がゆっくりと流れていく。
それで落ち着くのが不思議。
いつも一人でいる部屋が、少しだけ暖かい。
再発した頭痛に苛まれて、急遽、自宅に場所を移した。
朝方に少し痛んだアタマも昼前には復調して。
さぁ、温泉で語ろうか、なんて言ってたのに。
温泉に浸かったのがまずかったのか、痛み始めたアタマはズンズン重くなり。
寝ても起きても回復しない頭を引きずりつつ、実家へ。
考えてみれば、友人を部屋に上げるなんていつ振りだろう。
少しの違和感と少しの緊張と、なんだか落ち着く気持ち。
摑み所の無さそうで、芯のある彼は相変わらずだった。
ぼんやりとした時間を共有できることが、こんなにも楽なことだったなんて。
頭痛を抱えたまま、とつとつと交わす会話。
でも、それが心地よかった。
(しかしながら、相手にしてみたらいいメイワクだよなー。本当にごめんなさい。)
今、彼は横で読書に勤しんでいる。
会話が無い時間がゆっくりと流れていく。
それで落ち着くのが不思議。
いつも一人でいる部屋が、少しだけ暖かい。