昨日(2018年12月10日)は、都内でトルクメニスタンに抑留された日本人の事を調べていた。その後、新聞社へ。最後は、神楽坂にある「bar morriu」で友人たちと歓談した。バーとはいえ、わたしはお酒を飲めない。ウーロン茶とラグマンという焼うどんのような中央アジアの伝統的な麺を食べた。
久しぶりに都心へ行き、神保町の古本屋でシベリア抑留の事を書いた手記を探し、三省堂へ移動。本屋でつかまったのは『ロバートキャパ・写真集』(岩波文庫、ICPロバート・キャパ・アーカイブ編)
、来年の1月15日から20日の予定で、東京都国立市で写真展「シルクロードの子どもたち」を行うこともあり、写真を選ぶ参考にと思って買ったのだった。
「キャパにあこがれて戦場カメラマンになった」というセリフを聞いたことがある。そんな言葉を頭に浮かべて本を開くと、戦争に翻弄されている庶民の姿があった。キャパにとって戦場カメラマンとは、戦争から逃れる市井の庶民の姿の理不尽さを追いかける仕事だったようだ。
以前、「写真って何だろう」と思って、「土門拳写真論集」(ちくま学芸文庫、田沼武能編)
を読んだことがある。
社会を見る目、人間をとらえる目が大切なようだと思いながら読んでいた。視点が大切だということ。考えるまでもなく、当たり前の事。
「シルクロードの子どもたち」で、写真を通してシルクロードの風景や宗教、地理的なことなどを伝えるような写真展に出来るといいのだが。これらの本もじっくり読んでいます。