定年後は旅に出よう/シルクロード雑学大学(シルクロードを楽しむ会)長澤法隆

定年後もライフワークのある人生を楽しみたい。シルクロード等の「歴史の道」を調べて学び、旅して記録する楽しみ方を伝えます。

定例会のお知らせ 5月13日(日)

2018-05-12 11:33:42 | 定例会のお知らせ
  

シルクロード雑学大学の定例会のお知らせ

日時:5月13日(日) 13時30分~17時

会場:JICA地球ひろば 2階 201AB室

参加費:500円

主催:シルクロード雑学大学 nagasawa_horyu★yahoo.co.jp(★印を半角@マークに換えてください)

備考:13時30分から14時30分までは、遠征の準備会議、15時から17時までは定年前に研修などリタイヤのための準備を会社で行っていたかを話しあいます。だれでも参加できます。
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シルクロード雑学大学 定年前に研修会を受けましたか

2018-04-16 11:40:06 | インフォメーション
   

昨日(2018年4月15日)、シルクロード雑学大学の定例会では、定年前に会社で研修会を受けたかを出席者に聞いてみた。

今年で70歳になるというYさんは、3か月後に早期退職したいと会社に申し出て、総務部と掛け合って急遽定年前の研修に参加を申し出たという。10年ほど前の話だが、急な退職だったようだ。

話の内容は、税金と年金を主とした定年後の経済面の話だった。趣味や生きがいに関する講座はなかったという。

ただし、学生時代に登山などのアウトドアに取り組んでいて、会社が忙しい時は中断していたものの、退職する5年ほど前から再開していたという。その中に、サイクリングも入っていた。それに若い時からシルクロード雑学大学に関心があり、本は読んでいたのだった。

そんなことがあり、定年後にシルクロード雑学大学に入り、トルコから西のルートに参加している。

最初に紹介している本の「定年後」(岩波書店)を開くと、
第1章 ひとりの旅立ち
第2章 仕事を創る
第3章 楽しむ、学ぶ
第4章 家族を見つめる
第5章 地域社会に生きる
第6章 終の住処
となっている。

定年後と話は変わるが、今の社会に通じるテーマが見える。

第4章の家族を見つめるの中に、大学を卒業して就職した息子が転職する話が出てくる。企業の側から語られることの多い転職だが、個人の立場に身を置いて考えれば、偏差値、倒産しない会社、聞こえのいい会社、給料のいい会社という視点で就職したが、自分が取り組みたいことと異なったり、自分を生かしているという味わい方ができなたったということだろう。もっても社会は大きく変わっており、どこの会社が生き残り、繁栄し、あるいは倒産や規模を縮小するか先が読めない時代だ。好きな仕事に取り組むことを、充実した人生ととらえる人が増えてきたように思う。

日本は、1964年の東京オリンピックの少し前までは、農業や漁業、林業を含めた自営業が圧倒的に多かった。それが急に、多くの人が大学へ進むようになり、サラリーマンになるようになった。だが、その生き方が大多数の人にぴったりしているか。ほころびが見え始めたのではないか。半農半Xという生き方が、少し前に語られるようになったが、自分に合った生き方を求める人が増えてきたように思う。

大学を出て転職し、あるいは好きなテーマに取り組むために大企業ではなく新興企業や自営業を選ぶ、そんな生き方を取材したいと思っている。企画書を出しても、大手の出版社は広告の関係から無理なテーマだと思うのだが。

定年後の過ごし方を模索していたら、上記の本を見てほしい。

シルクロード雑学大学のようなところで、他の定年退職者に過ごし方を聞いてみることもいい。

  
この写真は、定年後に夫婦でバイクで旅行をしているカップルです。奥さんはサイドカーに乗っていると話していました。ボスニア・ヘルツェゴビナのホテルで一緒になったと思います。シルクロードを仲間と一緒にサイクリングしていると、いろんな国の人が定年後にシルクロードを旅行していることがわかります。彼らのと会話も楽しいものです。


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定例会のお知らせ 4月15日(日)14時30分から シルクロード雑学大学

2018-04-15 11:03:00 | シルクロードの楽しみ方
  

シルクロード雑学大学の定例会のお知らせ

日時:4月15日14時30分より

会場:JICA地球ひろば 603号室

参加費:500円

備考:誰でも参加できます。予約不要。
  主に、定年に備えて勤務先でどのような研修を受けていたか。定年後向けの講座はいつごろから始まり、どんな内容だったかを話し合います。
  8月に計画しているトルクメニスタンへの遠征の準備会議も行います。

問合せ:シルクロード雑学大学 nagasawa_horyu★yahoo.co.jp(★印を半角@マークに変更してメールを送ってください)

  
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「宝くじ」の販売は視覚障害者 スペインのフランコが始めた素敵な政策

2018-04-13 09:43:44 | シルクロードの楽しみ方


昨年(2017年)、スペインの「巡礼の道」をサイクリングした。一人ではなく、シルクロード雑学大学の仲間10名ほどと一緒だった。

多くの参加者は、「巡礼の道」と並行するようにして通っている一般道を走った。舗装されており、アップダウンも少ないからだ。

 

この「巡礼の道」サイクリングの時に、「宝くじ」を買った。名刺よりも一回り大きなサイズ、1枚1・5ユーロだった。
スペインの街頭で「宝くじ」を売っているのは、視覚障害者だという。
独裁者として名をはせているフランコの時に、「宝くじ」を販売するのは視覚に障害のある人達と決めたとのこと。視覚障害者が自立するために、フランコが導入したシステムだという。販売するだけでなく、会社全体を運営する主体も視覚障害者とのこと。販売以外にも、会社の様々なセクションで、視覚障害者が各自の能力を発揮して社会の一員として活動している。

さらに、この会社は利益の面でみても優良企業であり、多くの企業に投資をしているという。障害者に配慮している企業に投資をしたり、設立に力を貸しているように聞いたが、実際は調べていない。調査はこれからの課題だ。ただ言えることは、「宝くじ」の運営や販売は視覚障害者が行っており、他の障害者にも配慮した企業をあと押ししているとも聞いた。

視覚障害以外にも、様々な障害者が自立する一助になっているのはもちろんだが、彼らの持っている能力を社会に生かすことが期待されて始まった。この考え方が国民の間で共有されている点が素敵だと思う。

フランコが考えたのは、「障害者も社会の一員として働くことが、国や社会の発展のためには大事」だと考えての事だと聞いている。日本もそうなってほしいものだ。

さて、「巡礼の道」の成り立ちを資料で読んで、わたしは昔通りに村の教会を結んでいる凸凹の細い道を自転車で走ることにした。
わたしの他に3名ほどが古いルートを選んで走った。ほとんど車が通らない。ただし、どうしても走行距離が伸びない。その分は、伴走している車で運んでもらいながら「巡礼の道」をサイクリングしたのだった。



事前に日本の気仙沼の砂浜でホタテ貝の貝殻を拾い、「巡礼の道」を歩いている人に手渡してもいる。「東日本大震災の被災地や被災者の復興も願って『巡礼の道』を歩いていほしい」と伝えた。多くの人が「いい考えだね」などと言って受け取ってくれた。
「巡礼者」の印は、ホタテ貝の貝殻、杖、ヒョウタンなのだ。

これから『巡礼の道』を歩いたりサイクリングする人には、東北の海岸でホタテ貝の貝殻を背負って復興を願ってもほしいと思う。
また、視覚障害者の自立のために、スペインで宝くじを買ってほしい。自分自身の楽しみにもなると思う。
宝くじは、毎日当選者を選んでいるという。また、マドリッドなどの都会では、歩道にある電話ボックスのような形をしたところで、地方では街頭にある雑誌のスタンドのような販売所に宝くじを並べて、脇に視覚障害者が立って販売しています。是非、声をかけてください。

日本でのこのシステムが取り入れられることを願っています。動いてくれる国会議員がいましたら、ぜひ連絡をください。地方議員も視察に訪れてください。視察の案内をしてくれる日本人もスペインにいます。視覚障害者の女性です。
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「ツール・ド・シルクロード20年計画」キルギス10

2018-04-08 13:44:05 | ツール・ド・シルクロードキルギス
  

「ツール・ド・シルクロード20年計画」、中国のカシュガルからキルギスのナリンを通ってイシククル湖の湖畔にあるバリクチをめざした事は、4回ある。でも、未だに中国からキルギスへと二つの国の国境をトルガルト峠を通って結んではいない。4回目の時は、それでも高地では天気に恵まれた。

  

高原の中で暮らしている家族に食料や水をもらったり、親切にしていただいた。子供たちも素直だった。
ナリンへ向かう道は、ほとんどがダートだった。何か所か舗装しているところがあったが、軍や国境警備と関係しているように感じた。ただ、道路がよくなることで車での移動時間が短くなり、途中の集落が集団で転居するなどして少なくなっているのだという。この現象は、世界中で同じだと思う。

  

ナリンの街の中には、とても水の流れの速いナリン河が流れている。この河は、シルダリアとなり中央アジアを横断し、アラル海に注ぐのだと聞いた。だが、注ぎ込む水量が少なくなり、アラル海はどんどん小さくなっているという。アラル海で漁をしていた漁船が、干上がった草原に取り残された写真を新聞などで見る事も多い。

     

だが、岩山に囲まれているナリン、バザールには野菜も果物もたくさんて扱われている。砂漠を思わせる街を囲む風景とは違い、農産物は豊かだった。

すでに、中国とイシククル湖を結ぶ道路は、全ルートが舗装されていると思う。中国が舗装の工事を請けたと思うが、中国にとっても中央アジアなどへの交易に欠かせないルートなのだ。それだけに、車の往来が増えていると思われる。サイクリストの人も気を付けてほしい。

尚、この国境を自転車で通るには中国政府の許可が必要となる。許可を受けていない場合、国際バスでの移動を求められるかと思う。ヨーロッパのサイクリストもこのルートをめざすのだが、国境で国際バスに乗ってカシュガルをめざしている姿を見ている。尚、日本人はこの国境の国際バスによる通過でも、許可がないためにウルムチ経由でキルギスへ向かったという話を友人から聞いたことがある。このルートを通る計画のある場合には、外務省を通して事前に調べてほしい。
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