定年後は旅に出よう/シルクロード雑学大学(シルクロードを楽しむ会)長澤法隆

定年後もライフワークのある人生を楽しみたい。シルクロード等の「歴史の道」を調べて学び、旅して記録する楽しみ方を伝えます。

定年後も学生時代からの夢を追い遺跡発見 岡村隆さん

2018-12-26 18:25:05 | リンク ライフワークや趣味


朝日新聞の夕刊で探検隊NPOとうたっているNPO法人「南アジア遺跡探険調査会」が、スリランカで仏塔遺跡や岩絵を発見したことが報じられている。

注目したいのは、隊長を務めている岡村隆さん(70歳)は、法政大学の学生時代に探検部のメンバーとして「セイロン島密林仏跡調査隊」に参加して数多くの遺跡を発見し、定年後もセイロンの遺跡の発見という、学生時代と同じ目的で探検を続けている点だ。定年後の過ごし方のヒントになると思う。



また、岡村さんが地平線会議での報告会で強調していたように、今では小乗仏教を信仰する人が大多数を占めるスリランカで、小乗仏教が12世紀に排除されるまで大乗仏教が信仰されていた点にある。日本では仏教を信仰している人の多くが大乗仏教を信仰している。スリランカで仏教遺跡を求めて探険することは、日本への仏教の伝播のルートや時代を知ることにもつながると考えられる点だと思う。



『キリギスタンへの誘い』というキルギス共和国を紹介している書籍で、考古学者の故・加藤九祥先生は「イシッククル湖周辺には見事な温泉があり、探検家ブルジュワリスキーの墓と記念碑、カラコルの石人、タムガ村のオム・マニ・マメド・フム(チベット文字)と刻まれた岩、サカ時代の古墳など名所旧跡が少なくない。」と紹介している。

中央アジアにあるキルギスにもチベット仏教、大乗仏教は伝播していたようだ。岡村さんの守備範囲も広くなりそうだ。



タムガ村にある岩は「タムガ・タシュ(タムガ門、タムガの石の意味らしい)」。シルクロード雑学大学の会員の前田さんは、「前にはイシククル湖が広がっていて景色が素晴らしい」と話していた。わたしが見たのはブッシュの中。目の前に湖は広がっていなかった。川が流れていた。風景が違うので、異なる岩を見ていたのだろう。

タムガの周囲にあり「タムガ・タシュ」と言われる岩は、何か所かあるようだ。次にタムガへ行った時に、GPSで確かめたいと思う。

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2016-07-22 13:10:12 | リンク ライフワークや趣味
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GROOVY LIFE in KYRGYZ! ~キルギスで人生をグルーヴ~ 青年海外協力隊のボランティア・長谷川貴司さんのブログ、キルギスのイシククル湖の北岸にあるチョルポンアタにある学校に派遣された体験を紹介しています。