定年後は旅に出よう/シルクロード雑学大学(シルクロードを楽しむ会)長澤法隆

定年後もライフワークのある人生を楽しみたい。シルクロード等の「歴史の道」を調べて学び、旅して記録する楽しみ方を伝えます。

中央アジアの食から、シルクロードの歴史を知る

2019-02-15 18:51:51 | 図書室

「食の宝庫 キルギス」(群像社、先崎将弘著)という本が届いた。2週間ほど前に近所の本屋さんを通して注文していた。中々連絡がないので問い合わせた。届いているとの返事だった。

本を手に取ると、キルギスだけでなく周辺にある国々、イランや中国、ロシア等の食の影響も紹介している。料理や文化、イスラム教の影響などの歴史的な背景もある。中央アジアの各国には、歴史的にどのような背景があるのか。わかりやすいと思った。

個人的には、ヨーグルトを乾燥させたクルトという乳製品が好き。ビー玉のように丸い食べ物で、自転車で旅行しながら飴のようにしてなめていたのだった。汗をかいた後の塩分の補給にもなるのだと思う。キルギスや中央アジアの料理を知ると同時に、自分でもクルトを作りたいと思った。できるかな。


以前、同じ著者の「美味しい中央アジア 食と歴史の旅」(東洋書店)を読んでいる。写真もあって中央アジアの食を理解するのに役立っていたと思う。だが、今では、Amazonで調べたら3500円くらいだった。高いものは2万円を超えている。

この2冊、中央アジアへ旅行する人には是非とも読んでほしい。中央アジア各国の歴史的な背景も理解するのに役立ち、旅行がたのしくなると思う。

また、中央アジアの料理を知りたい、作りたいと希望しているのだったら、おいしい中央アジア協会という団体のホームページやfacebookを見たらいいと思う。

さらに、中央アジアの料理を実際に食べたりして、日本に居ながらにして中央アジアの雰囲気を楽しみたいというのなら、東京都新宿区の神楽坂にあるお店「モーリー」
へ行ったらいいと思う。ラグマンという中央アジアの料理(焼うどんのようなもの)を楽しむこともできる。中央アジアのウォッカやブランデーもある。わたしは下戸だから、ウーロン茶とラグマンを楽しんでいるのだが……。1品が、500円から700円位だと思っていたらいい。明日(2月16日(土))は、14時から24時まで営業するとホームページに書いてあった。

このお店の店主は、学生時代に自転車とロバ車で玄奘三蔵の足跡を巡っている。お店には探検やシルクロードに関する本も置いてあり、誰でも自由に読める。旅行好きなお客さんが多いので、旅行に関して相談できる点もうれしい。お客さんから体験談を聞くなど、旅行好きの仲間に知り合えるのもうれしい。

サイクリング『ツール・ド・シルクロード20年計画』のビデオは、https://www.youtube.com/watch?v=JFApYqlJosgをクリックしてください。


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