定年後は旅に出よう/シルクロード雑学大学(シルクロードを楽しむ会)長澤法隆

定年後もライフワークのある人生を楽しみたい。シルクロード等の「歴史の道」を調べて学び、旅して記録する楽しみ方を伝えます。

「ツール・ド・シルクロード20年計画」中国新疆ウイグル自治区 西域南道

2018-01-28 18:36:05 | シルクロード 西域南道
  

「ツール・ド・シルクロード20年計画」ではなかったけれど、中国の西域南道をラクダで旅したことがある。当時は未開放地区のために、外国人の立ち入りを禁止している地域だった。

 

1991年、1992年、2001年の事だった。当時は、西域南道は舗装されていなかった。ダートをラクダが進むので、ラクダの足の裏は血まみれになってしまった。らくだは、昔のシルクロードの旅人も、50キロほどで交換されていたように思った。駅伝制は大陸に起源を持っているが、馬やラクダといった家畜を乗り換えたのが、駅伝制の基本的な考えではないかと思った。

このことを、学会で会った時に早稲田大学の長澤和俊氏に話した。君のやっていることは、実験考古学という分野だ。だれもやっていないからそのまま進めなさいとアドバイスを受けた。定年後の人が、取り組んでくれるといいのだが。一人ではできないので、何人かでキャンプを続けて試してみることになる。

  

西域南道の人たちはのんびりしている人が多い。また、イスラム教の教えを厳格に守っている人もいる。この点は注意して旅行したいものだ。

西域南道、地域で暮らす人との交流も楽しみながら自転車で旅行したいものだ。

  


「ツール・ド・シルクロード20年計画」 中国新疆ウイグル自治区 西域南道0005

2018-01-20 20:24:47 | シルクロード 西域南道


シルクロードを自転車で仲間と一緒に旅行する「ツール・ド・シルクロード20年計画」、ラクダで中国の西域南道を旅する西域南道探査隊」の写真を整理している。スライドフィルムで撮影していた時の写真を、スキャナーでデジタルにしている。今回の写真は西域南道の2001年の時の写真だ。今はもっと変わっていると思う。

黒いカットがあったがよく見たら星空の写真だった。レンズが暗かったことがよくわかる。

     

      

当時の西域南道は、ダートだった。ラクダに乗るか徒歩だったから、のんびりと遠征の人たちと接したり、暮らしにふれることもできた。自転車でもできるのだが、目的地に到着することの速さだけを意識していたのではできない。異文化への事前の準備と好奇心が大事多思っている。

旅することは何か。異文化で暮らすと接すること、暮らしを体験することだと思う。日本国内だったらスピードを競うのもいい。
だが、旅するサイクリングでは、旅先の人たちの暮らしを見たり体験しながら、楽しみたいものだ。

もう一度、西域南道を旅してみたいと思う。テント生活だが、日本の電気式の暮らしを振り返るチャンスにもなると思っている。




シルクロード 西域南道(中国・1991年~2001年) 0003

2017-12-30 20:22:06 | シルクロード 西域南道
以前にラクダで巡った際に撮影した写真を見ながら思ったこと。

人は時間に追われるような生活で、はつらつさも失うように感じたこと。自然と子供とお年寄りにカメラを向けるのは、時間にとらわれない過ごし方に人間性、自然を見出すからだろうかと感じた。

  

  

   

  


  

  


   


  

 






シルクロード 西域南道(中国・1991年~2001年) 0002

2017-12-30 13:07:08 | シルクロード 西域南道
1991年から2001年の間に西域南道で出会った光景を紹介します。無断転載をお断りします。転載の際には長澤まで連絡をください。



 

  

     

  

「ツール・ド・シルクロード20年計画」をパワーポイントの写真で見る。(雲南懇話会/京都大学山岳部OB・OGを主とした市民団体/のホームページ内です。)
「ツール・ド・シルクロード20年計画」をビデオで見る。(シクロチャンネルのホームページ内です。)

旅の様子を知りたい方は、上記の色の変わった部分の文字をクリックしてください。閲覧は無料です。