NHKFMでベートーベン「バイオリン協奏曲」(ヴァイオリン諏訪内晶子、管弦楽KBS交響楽団、指揮尾高忠明)を聴いた。韓国・ソウルの「芸術の殿堂コンサートホール」で2016年4月29日の録音。
演奏時間は41分と少し早めのテンポであるが、そんなに慌ただしく感じることはなく、どちらかというとタップリと聴かせてくれる。気になったのは、2楽章のタップリ聴かせてほしい楽章で、フレーズの最後の音が短く感じた個所がいくつかあった。どこかぶっきらぼうの印象を受けた。この楽章は私の好みではフレーズの終りは長めに余韻を残してほしいところではないかと思っているので、少し違和感が残った。だが、第1、第3楽章は軽快に聴くことが出来た。
どこか消化不良の感がぬぐえないので、2枚のCDを聴くことにした。まずはヘンリック・シェリングのヴァイオリン、ハイティンク指揮のアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の1973年の録音。次にヨゼフ・スークのヴァイオリン、フランツ・コンヴィチュニー指揮のチェコ・フィルの1962年の録音。
ともに45分前後でタップリとヴァイオリンの音を聴かせてくれる。特に後者は私のもっとも気に入っている演奏である。
新しいCDプレーヤーの調子もいいようだ。うれしいことに満足のいく時間を持つことが出来ている。
演奏時間は41分と少し早めのテンポであるが、そんなに慌ただしく感じることはなく、どちらかというとタップリと聴かせてくれる。気になったのは、2楽章のタップリ聴かせてほしい楽章で、フレーズの最後の音が短く感じた個所がいくつかあった。どこかぶっきらぼうの印象を受けた。この楽章は私の好みではフレーズの終りは長めに余韻を残してほしいところではないかと思っているので、少し違和感が残った。だが、第1、第3楽章は軽快に聴くことが出来た。
どこか消化不良の感がぬぐえないので、2枚のCDを聴くことにした。まずはヘンリック・シェリングのヴァイオリン、ハイティンク指揮のアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の1973年の録音。次にヨゼフ・スークのヴァイオリン、フランツ・コンヴィチュニー指揮のチェコ・フィルの1962年の録音。
ともに45分前後でタップリとヴァイオリンの音を聴かせてくれる。特に後者は私のもっとも気に入っている演奏である。
新しいCDプレーヤーの調子もいいようだ。うれしいことに満足のいく時間を持つことが出来ている。