Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

土門拳「西芳寺 孟宗竹林」

2015年09月15日 23時49分05秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 先ほど慌ただしく本日の集会の資料をスキャナーで取り込んでいた時、たまたま本箱の片隅に土門拳記念館で購入したポストカードが片隅から出てきた。10枚の程のポストカードの中に目についたのがこの「西芳寺 孟宗竹林」(1965)である。このブログをはじめて1年目くらい2010年5月ごろに土門拳を取り上げていた。しかしこの作品は無視していた。
 いま見るととても落ち着いた雰囲気が伝わってくる。降り積もった竹の葉と孟宗竹の6本の根元近くが写っているだけである。が、竹の緑がいろいろな表情を見せていてとても惹かれる。慌ただしい時にふと心にこのようなものが入ってくる一瞬というものは捨て難い時間である。そしてその時に心に触れた美しさというものは忘れがたいものである、と確信できる。
 私はこのような一瞬というものは大切にしたい。たとえ忙しくて頭がパンクしそうでも、また時間が押していても、こういう時は少しの時間でも立ちどまっていたい。


セキセイインコはほぼ回復

2015年09月15日 22時26分32秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昼前に横浜駅に集合して、約30名の仲間と日比谷公会堂での集会に参加した。例年は銀座に繰り出すデモで社会保障の充実などの訴えを行うのだが、今年は安保法制や労働者派遣法・労基法の問題で国会周辺のデモと集会に切り替えられた。安保法制についての夜の集会の前段に連合の退職者会としての集会も行われ、そのまま夜の集会まで周辺で待機して、集会に参加してきた。
 そしてようやく国会周辺から帰宅。云いたいことはいっぱいあるが、感想や主張は今のところはツイッター上のリツイートに任せてもらうことにしている。
 この報告を夜中過ぎまでに退職者会のホームページにアップして本日の作業は終了の予定。明日以降の予定はまったく立たない。

 さて、昨日アップした「琳派と秋の彩り」展の感想のその2は帰宅が遅くなったので本日のアップは明日以降に延期。ひょっとしたら来週に持ち越しの可能性も出てきた。
 といっても尾形乾山と鈴木其一、そして菱田春草の若干の作品の感想を上げるだけで精いっぱいである。なかなかすべてを論じるだけの力量はない。少しずつ作品に触れる機会を増やしていくことさえ出来れば嬉しい。そんなに偉そうな感想を記すほどの知識を蓄積することはこの歳ではかなわないことである。

 メスのセキセイインコの回復はかなり順調だとのことである。本日は妻に病院まで連れて行ってもらった。わずか3日でそれなりに回復しているらしい。確かに元気が出ている。昨日までは止まり木に止まって静かにしていたが、先ほど籠を覗いてみたら盛んに動き回っている。気が強い性格なので、何事につけ気に入らないと籠にぶら下がっているブランコや餌箱に八つ当たりする。それらを突っつくのだがそれを繰り返している。いくどかそれを繰り返すと落ち着く、そんなことを繰り返している。
 睡眠時間なので風呂敷を籠にかけて少し暗くして寝かせなくてはいけない時間になった。おとなしく寝てくれるとありがたい。