Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

明日は台風18号上陸予想

2015年09月08日 23時34分43秒 | 天気と自然災害
 これから明日いっぱいは台風による雨が降り続くと予想されている。本日は南から北、ないし南南東から北北西に雨が移動していった。明日はさらに西よりに風向きは変わるようだ。かなりの雨が降るような予想になっている。

 台風というのは嫌なものである。風と雨に閉じ込められたような気分になる。小さい頃は風の音と湿気が嫌であった。それは今でも変わらないが、気持ちには当然に余裕ができている。これは成長ということのほかに、鉄筋コンクリート製の建物にすんでいるということが大きな要因でもある。また住んでいる団地が高台にあり、浸水の心配もないし、がけ崩れ被害ということもまずは考えられない場所にいることも大きい。
 高台なので本来ならば風が強いはずだが、南北に並行している号棟のおかげで強い風はあまり吹き付けることがない。東西に強い風は吹く抜けていくが南北に強い風が当たることは滅多にない。そういった意味ではいい立地条件である。

 さて明日はいつもの内科に薬を処方してもらいに行かなければならない日であった。明後日の木曜日は休診日でしかも薬が無くなってしまう。本日午後に買い物に出かけた時に病院に寄っても良かったが、保険証を忘れたのを口実に寄るのをやめてしまった。保険証が無くとも金曜日には持ってくるといえば融通はきかせてくれるはずである。こういうことは思いついた時に実行するに限る。後でしようとすると大体は後悔する。

 一応横浜の明日の天気予報では、風速は午後には5メートル未満との予想なので何とか出かけることは出来そうである。雨も午後は時間雨量5ミリ未満となっている。台風による被害がないことと、横浜の天気予報のこの部分が当たることを期待している。

マーラー「交響曲第2番“復活”」

2015年09月08日 20時59分28秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
         

 マーラーの交響曲第2番を何回かかけている。マーラーが6年もかけて34歳の時に完成している。どうも全体像がなかなかつかめない。通しで全体を聴くということの時間がなかなか取れないこともあるが、それだけではないようだ。いろいろな動機や主題、旋律がたくさん出てきて、まとまりが果たしてあるのだろうか、という感じである。同時に動機やら主題やら、旋律がなかなか覚えられない。口ずさめない。記憶に残らないようだ。そんな不満がある。
 3人ほどの音楽評論家の短い文章を読んでみたが、概して第2番、第3番、第5番は評判は良くない。やはりまとまりがないのだそうだ。

 どうも私はマーラーという作曲家は苦手なのだろうか、性に合わないのだろうか、と思ってしまう。
 いろいろ聴くうちに後半にあたる第4、第5楽章を中心に、美しい旋律がちりばめられているテンポの遅い、静かな部分に着目してそこを重点的に聴いてみることにした。むろん第1~第3楽章にも心地よい旋律部分が多くあるが、そこまで聴いていると私の頭はパンクする。
 そんなことを思いながら、第4、第5楽章をしばらく聴いてみようと思っている。

ことばの誤用、人を傷つける強い表現

2015年09月08日 13時49分56秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 先ほどの京急の遅延についての表現の話の続き。

 いろいろな表現があるが、分かるようで分からない表現というものが街の中では氾濫している。鉄道の放送というものでも不思議な表現、明らかな誤用、省略による混同と云われるのもが氾濫している。
確か都内の地下鉄だったと思うが、「〇番線が発車します」というのには驚いた。車内の座席に座ってボーっとしていたら、このアナウンスが妙に耳に残った。変だな、とは思わなかったが不思議な気分で、頭の中で繰り返しているうちに「プラットホームが動き出すのか」と思いついた。
 「〇番線に停車中の電車が発車します」というべきところ「停車中の電車」を省いてしまった表現である。「省略」というと誤用ではないニュアンスもあるので敢えて「省いた」と云ってみた。次の駅でも同じ表現をしていたので、この会社ではこの表現が録音されて構内で放送されているのであろう。あるいは車掌や駅務員にこの表現が「標準の表現」として強制されているのであろう。この表現を使用することを決めた部所、あるいは表現のチェックをしている専門家の教養の程度が低い証左である。というよりも会社全体の恥であろう。
 だが、慣れというものは恐ろしい。または構内放送がいかに雑音のようにしか聞き流されていないか、ということを証明しているようなものかもしれない。
 コンビニの「いらっしゃいませ、こんにちわ」。あらゆるレジでの「〇〇円からお預かりします」のたぐい。いつの間にかマニュアル化されてしまったのか。標準の言葉遣いになってしまったかの感がある。

 歳をとると世の中の「習い」に違和感ばかりが多くなる。自分が習ったことや標準だったことと異質な事柄などに対して拒否反応が強くなるらしい。ことばの変化の速度は速い。近年速くなったなどとはいわない。ことば自体は時代とともに意味も変わるし、表現も変わる。誤用が一般化した結果として、慣用句などの意味合いも変化している。時には反対の意味になっているものもある。明治の頃から大きくことばは変化している。私はことばの誤用と変化は致し方のないこととは思うが、しかし誤用であることの指摘と、ことばの使い方が強くとげとげしくなることには敏感に反応した方がいいと思う。つねに誤用ととげとげしさに対しては、自分がわかる範囲で異議を唱え続けたいと思う。

 私自身も誤用と人を突き刺す強い表現に無知であったり、無自覚であったりする場合があまりに多いので、それに気がついた時はとても悲しい。自己嫌悪に陥る。
 同時にことばの使い方の間違いに対する指摘もまた難しいとつくづく思う。面と向かって人に傷つけないように指摘する場合や、ネットなどで指摘する場合は特にむずかしい。私はそれは避けている。こどもには諭すように人前ではないところで伝える。しかし大人の場合はむずかしい。これが相対した人を傷つけることなくできるようになったら、人生の達人である。
 現役のころに職場の同僚がついいってしまったような時は「笑い」というファクターを利用した。あるいは自分にも間違える場合があるということを伝えながら、それとなく伝える努力をした。上からつっけんどんに指摘することは避けた。これができるようになることが仕事で一人前になるということなのかもしれない。
 一番困るのが上司のことはの誤用や、制度の解釈の間違いである。ことばの誤用で心象を害すとおさまるものもおさまらない。さすがにその場では指摘できないので、飲み会などで同じような誤用をした時に、それとなく笑いに紛れて指摘するようにした。
 だが、人を見下し威張る上司、部下の意見を聞かない上司、市民に居丈高な上司は、彼が痛い目に合うまで放っておいた。しかし職場全体が市民に誤解を与えてこれからの業務に支障が生じるような場合は、私がしゃしゃり出て、上司が問題をこじらせてしまう前に私が謝罪をして、処理をしてしまったことが幾度もある。40代以降は、一見私の風貌が50代以上に見えるのもさいわいし、とんがった上司よりはうまく着地点を探ることはできた。
 私がしゃしゃり出た事例で、問題の上司のさらに上の上司や、直属の上司にお礼を言われたことはあるから、どの事例でも問題の上司は私の振舞いを知らなかったことは多分ないと思う。そのような問題の上司に礼を言われても嬉しくはない。「余計なことをしやがって」と腹の中で怒っていたのかもしれない。
 むろんしゃしゃり出てかえって失敗した事例もある。その時は直属の上司がうまくフォローしてくれた。問題の上司がこじらせるよりもいいところでおさめられた。この直属の上司には今でも頭が上がらない。年に2回ほどある駅の周辺ですれ違うことがある。その時は最敬礼をすることにしている。
 20代30代のころは老練な上司に随分と助けられたので、ひとつひとつ覚えるようにした。その時の恩義は今も忘れられない。

 しかし自分の自慢話がすらすら出てきてしまうということは、その後ろにどうしようもなくうずたかく積まれた失敗事例が隠れているのも事実である。歳をとると大体忘れてしまう。いや忘れたことにしてしまうこともある。
 さらに怖いのは、自分ではまったく気がつかずに人を傷つけたり、知らないうちにことばを誤用して顰蹙を買っていたり、人を見下していた場合があると思う。これは過去のことばかりではなく、現在も将来も起こりうる。
 いつのまにか悪意あることばとして受け取られるように振る舞っている場合もある。同じことばでも誠意あることばとなる場合も、逆に悪意あることばとなってしまうこともある。日ごろの良いと思っていた関係がいつの間にか人を見下し、人を押さえつけ支配する関係に変わってしまっていた場合、同じことばでも人を無意識に無自覚に傷つける。とても怖いものである。

横浜に大雨警報、強風・雷注意報

2015年09月08日 11時40分43秒 | 天気と自然災害
 横浜では今朝5時位に大雨警報が出たようだ。強風・雷注意報も同時に出ている。お隣の川崎市域では大雨注意報にとどまっている。「レインアイよこはま」の画面では現在は横浜市域では時間雨量換算で20ミリ未満の雨の区域が広がっている。30ミリを超えるような強い雨の区域はない。ただし京急などは一時遅れが出たようだ。雨による施設への直接的な影響ではなく、「各駅雨による集中乗車のため」という表示である。今ひとつイメージが湧かないが、通勤ラッシュ時の混雑の様子や、運行状況のイメージからは何となくわかったような気にもなる。

 この雨、台風18号の影響のようだ。