Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

山種美術館「琳派と秋の彩り」展ブロガー内覧会に参加

2015年09月12日 23時08分48秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日は「青い日記帳×山種美術館 ブロガー内覧会「【特別展】琳派400年記念 琳派と秋の彩り」(@山種美術館)をリアルタイムでレポートしよう!」に参加した。詳細は後日にアップする予定。


【山崎妙子館長の説明 後ろの作品は鈴木其一の「牡丹図」(1851) 山種美術館蔵】



 久しぶりに恵比寿駅で下車し、山種美術館に向かった。途中いつも気になるぐるぐる回されて目の回る歩道橋である。
 本日はこの歩道橋の安全性を論ずる場ではないが、この歩道橋を渡るたびに、これはセンスがないばかりかぐるぐる回されて見通しがきかないので人とぶつかる確率の極めて高い危険な歩道橋であると思う。誰が考えたのか、また誰が設計を承認したのかはわからないが道路管理者としての資質に疑問を感じる。改修が早急に必要と思われる。ということだけは述べておきたい。ぐるぐる回る階段での人と人の衝突事故の責任は設置した道路管理者が問われるべきだと思う。

 さて、始めに記したとおり詳細は後日に掲載するつもりであるが、今回の「琳派と秋の彩り」展のメインは私は何といっても酒井抱一の作品9点だと思う。まず階段を下りて展覧会場に入ってすぐ右側に酒井抱一の色の鮮やかな作品が並ぶ。これを見た瞬間に酒井抱一に的を絞って報告をしようと決意した。保存状態のいい作品、そして使用した絵の具が酒井抱一だけあって高価だったのではないか、と思ってしまった。至福の2時間を過ごすことができた。
 そのほかには私の好みである鈴木其一の3点、そして今回あらためていいと思ったのは、尾形乾山である。尾形乾山では今回は私には読めないものの絵に添えられた和歌を描いた書がとてもいい。柄とのバランスだけでなく、書自体が美しいと読めない私でも思う。これは今回の展示の私なりの収穫であった。
 廉価で嬉しい図録といくつかのポストカードを購入することができた。


今朝の地震

2015年09月12日 10時54分54秒 | 天気と自然災害
 明け方5時49分の地震にはびっくりした。縦揺れで自然と目が覚めた時にはもうすでに難病化は経っていたはずである。目が覚めて地震と認識するまでに何秒かかったのだろうか。そして地震にはいつもかなり鈍感な我が家のセキセイインコがバタバタしていた。私が目が覚めた時とバタバタし始めた時とがどの程度のタイムラグがあったのかわからないが、だいぶ怯えていた。10秒ほどして少し揺れがおさまったように感じてから、セキセイインコのところに行って声をかけて部屋を明るくしたら落ち着いた。私の顔を見て落ち着いたのだから、慣れない方のインコも落ち着いたのだから、それなりに信頼はしてもらっているようである。

 さて今回の地震については【http://www.jma.go.jp/jp/quake/20150912060012395-120549.html】に最低限の情報が載っている。深さ70キロ、マグニチュード5.3となっている。
 震源の位置は川崎市と羽田空港の直下70キロと意外と深い。最大深度5弱を記録した調布市よりも私の住む横浜市東部の方が直線距離にしたら近い。といっても深さ70キロの震源からの距離では大差はない。
今回の地震の揺れ、直下型の地震の揺れの破壊力の大きさを実感したように思う。
 振幅の大きい縦揺れ、そして小刻みな周期の短い大きい揺れが特徴である。地震の規模のマグニチュードの値が同じでもこれがもっと浅い震源ならば振動の破壊力はもっと大きいのではないだろうか。
 もう少し強い振動ならば、そしてもしも立っていたら、あの振動のエネルギーは腰におおきな負担をかけると思った。腰に力のない人は瞬間歩けなくなったり、ガクッと倒れるかもしれない。腰を痛めてしまう可能性もある。繰り返しになるが、直下型地震の怖さをあらためて実感した。政府機関の想定している首都圏の直下型地震がマグニチュード7クラスといっているが、深さや伝わり方によって揺れの仕方はさまざまであるので、一概には言えないが想定の地震が起きればかなりの被害と思われる。

 次に思ったのが、マグニチュードの割には揺れた範囲が広いということである。名古屋から宮城県北部までの太平洋岸である。ただし日本海側には新潟県の中央部を除いて伝わっていない。長野市から信越本線沿い、関川に沿って震度1が観測されている。これもまた不思議である。地震を観測した地域は谷川岳から苗場山などの関東と日本海側を隔てる山脈を越えてはいない。
 7時50分の発表では深さが57キロと少し浅くなり、マグニチュードも5.2と訂正となった。【http://www.jma.go.jp/jma/press/1509/12a/kaisetsu201509120750.pdf

 調布市内では水道管の破裂の情報があるとのこと。現役の頃、震度5を超えると地下埋設物への影響が出てくると云われたことを思い出した。特に小規模の管が入っている水道管とガス管は怖い。また下水道管は継ぎ目は水道管・ガス管と違って弱いので地震でつなぎ目がずれる可能性が高い。直下型の大きくて周期の短い地震波と地下埋設物への影響など考えだしたら切りがない。