
10月2、3日で、秋の尾瀬沼~尾瀬ヶ原と、その周辺を歩いてきました。
今回は福島県桧枝岐村の御池(みいけ)駐車場に車を停め、沼山峠までバスで移動。そこから大江湿原を通って尾瀬沼湖畔に入りました。
これまで尾瀬沼湖畔へは群馬県側の大清水から三平峠を経ての入山ばかりで、福島県側から入るのは初めてでした。
今年7月に新装移転した尾瀬沼ビジターセンターに立ち寄り、長蔵小屋の前の湧水をいただいて、尾瀬沼の南岸をぐるっと回って北側の沼尻へ。そこから沼尻川のせせらぎを聴きながら歩き、尾瀬ヶ原の見晴に入りました。見晴キャンプ場でのテント泊は、5月、6月に続いて今年3回目となりました。
2日目は尾瀬ヶ原を北に歩き、うさぎ田代近くの分岐にザックをデポし三条ノ滝へ。戻って、横田代、上田代などを経て、御池駐車場へ戻りました。
ちょうど、燧ヶ岳の周りを一周したコースになりました。

さあ、それでは歩いた順に、尾瀬の風景と見かけた植物をご覧いただきましょう。
この電気バスで御池から沼山峠まで行きました。

バスを降りた6時50分にはまだ雨が残っていましたが、休憩所で20分ほど待つ間に雨は上がりました。

雨に濡れた木道はよく滑ります。ゆっくり時間をかけて大江湿原まで歩きました。


沼山峠を越えて大江湿原に着くまでに、よく目についたのがムシカリ(オオカメノキ)とナナカマドの紅葉と果実でした。
いくつか写真を撮りましたので、ご覧ください。
■ムシカリ(オオカメノキ、スイカズラ科ガマズミ属)




■ナナカマド(バラ科ナナカマド属)




その他の植物についても挙げておきます。
■シラタマノキ(ツツジ科シラタマノキ属)

■ゴゼンタチバナ(ミズキ科サンシュユ属)

大江湿原に着いた頃には青空が出ていました。草紅葉の湿原の中を歩いていきます。

尾瀬沼が見えてきました。沼の向こうに見えるのは笠ヶ岳のようです。

そして、大江湿原のシンボル、三本カラマツです。この写真をシリーズ第1回の表紙にしました。

沼山峠同様、大江湿原でも花はほとんど咲いていませんでした。その中で見かけた貴重な花です。
■エゾリンドウ(リンドウ科リンドウ属)

さて、シリーズ第1回はこれでお仕舞いです。第2回では尾瀬沼の周りを沼尻まで歩きます。
台風一過 秋の尾瀬沼~尾瀬ヶ原を散策(その②)へ続きます。
ムシカリ(オオカメノキ)とナナカマド、葉の紅葉・・・、早い秋を感じます
shuさんが何度も訪れる尾瀬、
草紅葉の湿原、尾瀬らしい風景、
季節ごとに違う風景を
記事で、楽しませていただいています^^
朝の涼しさ、下界も秋になりましたねぇ~
attsu1さんが尾瀬に行かれた際、沼山峠から入山されたとお聞きしました。
私もそれに魅かれて、初めて沼山峠から入りました。
車での移動距離は長いですが、歩く距離が少なく高低差も僅かで、楽なコースでした。
秋も深まり、お花は咲いていませんでしたが、紅葉や草木の実が楽しめました。
そして、仰るとおり、下界も秋ですね。
昨夜自宅に着くと、キンモクセイの香りが迎えてくれました。
https://blog.goo.ne.jp/shu2702/e/1788c328b39406277b925e4daf9ee19a
それでも暑いので、窓を開けてタオルケット1枚で寝たら、さすがに今朝は涼しくて目が覚めました。
登山と同じで、尾瀬にもいろいろな攻略口があるのですね。
御池から沼山峠まで沼山峠まで、電気バスで移動というのも、
環境にやさしい尾瀬沼らしい配慮ですね。(^.^)
尾瀬はもう紅葉が始まっており、ムシカリとナナカマドの紅葉
と果実が鮮やかで綺麗ですね。三本カラマツの写真は絵になります。
大江湿原のランドマークと言えるのでしょうね。
エゾリンドウ、もちろん私には初めて見る花です。ここで、
次回に続くとは・・・、人気TVドラマのように次に期待を
抱かせて終わるのですね。(笑)
次回のエゾリンドウや他の花々期待しています。(^.^)
おはようございます。
尾瀬の長蔵小屋、懐かしいです。
何度か泊まっています。
小学校の国語の教科書に長蔵小屋の平野さん三代にわたる尾瀬の保護活動が物語として掲載されていました。
廃棄物の不法投棄問題で、小屋を長い間閉じておられました。
今は多分再開されておられるのでしょうね。
久しぶりに名前を目にしました。
雨が止むのを待ちかねるように、また尾瀬の方に行かれてたんですね!
ほんと、私がやんたんに行くくらいのノリなのが凄いです。
(私にとっては、歌の通り、遥かな尾瀬、です)
いつも冒頭にコースを載せていただいてるので、最近は私でも「ふんふん、今回はこちらから回らはったのね」なんて、確認しわかったような気になってます^^;
もし行くことになったらすごく参考になると思います。
さて、そんな尾瀬ですが、流石にこの季節になると花はなく、ほぼ草紅葉と実ですね。
青空に映えて綺麗ですね!
続きも楽しみにしています♪
人気はありませんが、演出家shuとしては、ある程度の流れを考えました。
その①では、大江湿原のシンボル「三本カラマツ」で、アイキャッチを図る。
その②は、地味な展開。でもその③を期待させる予告編。
その③は、雄大な尾瀬ヶ原と燧ヶ岳の絶景。
その④は、まだ観られた尾瀬ヶ原の花々。そして、三条ノ滝の水しぶきをたっぷり。
そして、最終回その⑤では・・その後のクライマックスはお楽しみです。
エゾリンドウは、次々に花開く尾瀬の花リレーの、最終ランナーです。
さすがに数は少なくなりましたが、所々で見かけました。
尾瀬もそのようで、晴れて良かったです。
尾瀬と言っても広いのですね。
色んな登り口があって、コースも幾筋もあるんですね。
私も地図を見ながらshuさんの足跡をたどりました。
最初のバスが可愛くて、遊園地みたいです。
オオカメノキの実は、赤~濃い青~黒へと色が変わって行くようですね。
ナナカマドの実は真っ赤で綺麗です。
草紅葉も前回と比べて一段と赤くなりましたね。
空の青、白い雲、緑の木々、見えて来た尾瀬沼の青、赤い草紅葉と、色の取り合わせが美しいです。
次回を楽しみにしています。
長蔵小屋は、今でも尾瀬沼の人気の小屋です。
また、尾瀬ヶ原の見晴には第二長蔵小屋があります。
毎年尾瀬に出かけているshuですが、尾瀬での小屋泊りの経験がありません。
それでも、それぞれの小屋には個性があり、噂に聞こえてきます。
長蔵小屋は、毎年のように泊まられるファンが多いのではないでしょうか。
シリーズその②では、長蔵小屋が写った写真も出てきます。
ちなみに、私が愛用しているクマ鈴は、何年か前に長蔵小屋で買ったものを手直ししたものです。
大きさの違う4つの鈴(もともとは3つでした)が、優しく明るい音色を奏でてくれています。
そうですね。お天気を見てから出かけられるのが強みですね。
本当は週末に出かけるのは好きでないのですが、今週末は仕方ありませんでした。
台風で一般のハイカーの出足が鈍ったので、それほどの混雑はなく、よかったです。
是非、尾瀬へいらしてください。
「何なら荷物をshuが背負ってもいいですよ」と書きたいところですが、大勢の読者さんから申し込みがあると大変ですから止めておきます。
今回はテント一式、食料(ビール2本も)、カメラなどで、けっこうな荷物になりましたが、快調に歩けました。
怖かったのは滑る木道でした。特に2日目の朝は、霜が降りる直前くらいにまで冷え込み、木道はスケートリンクのようでした。
大勢のハイカーさんが滑って転んでいるのを拝見しました(大きなけがはなかったみたいです)。
尾瀬は群馬・福島・新潟の3県(尾瀬国立公園は栃木が加わる)にまたがるので、入山口も複数あります。
これまでは、群馬県側の鳩待峠か三平峠から入ることがほとんどでした。
今回福島県側から入ってみると、尾瀬自身は変りませんが、下山後の豊富な温泉施設、新蕎麦の店、果物店が嬉しかったです。
遊園地のバス。そうですね。尾瀬自身が遊園地みたいなところです。
季節ごとにたくさんのお花が咲いていて、フィールドアスレチックのような山道がいっぱいあります。
お金を払えば、おいしい食事や生ビールも飲めます。
もちろん、自分で食事を作ったり、ビールの持ち込みも自由なので、その辺りは不自由な都会の遊園地とは違いますね。
草紅葉きれいでしょ。今回はカメラに偏光フィルターをつけました。
紅葉を色鮮やかに写すには効果抜群です。