shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

ユウゲショウ

2021-04-21 18:48:04 | 侵入生物をきれいに撮る
ユウゲショウ(夕化粧)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。オシロイバナの通称と紛らわしいので、アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)と呼ぶこともあります。
Wikipediaには「原産地は南米から北米南部。現在は帰化植物として世界の温暖な地域に広く分布する。高さ20~30cm、時には50~60cmに成長する。茎には柔毛がある。葉はやや広い披針形で、互生する。5月から9月にかけて、茎上部の葉の脇から薄紅色で直径1~1.5cmの花をつける。花弁は4枚で紅色の脈があり、中心部は黄緑色である。やや紅を帯びた白色の葯を付ける雄蕊が8本あり、雌蕊の先端は紅色で4裂する。熟した果実は、雨に濡れると開き、種子が飛び散る。日本では、明治時代に観賞用として移入されたものが日本全国に野生化しており、道端や空き地でもよく見かける」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「多年草。茎は束生して高さ20~40cm、全体に白色の短毛がうすく生える。葉は互生、根生葉は倒被針形で先が丸く、しばしば羽状に裂け、茎生葉は被針形で先が尖り波形の浅い鋸歯がある。花は葉笨に単生、径1~1.5cm、子房下位、がく4個、淡色、花弁4個、淡紅色で紅色の脈あり。雄ずい8個で葯は白色、雌ずい1個で先は4裂し列片は花の大きさに対して大型。果実は先の方が太く断面は八角形、熟すと先が4裂する。種子は淡褐色、無毛、平滑」とあり、国内移入分布は「本州中部~西日本」と書かれています。
帰化&外来植物見分け方マニュアル(森昭彦著)によると「真っ白な花を咲かせる個体もある。シロバナユウゲショウと呼んだりするが、学名は同じで同種として扱われる」とあります。









(写真 ここまで2020/05/07/15)








(写真 ここまで2021/04/21)

※ 2019/07/18 本文記載 、2020/05/17 本文編集 、2021/04/21 シロバナユウゲショウについて加筆、写真追加。
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ナガミヒナゲシ

2021-04-17 20:09:49 | 侵入生物をきれいに撮る
ナガミヒナゲシ(長実雛芥子、長実雛罌粟)は、ケシ科ケシ属の一年草または越年草です。
Wikipediaには「地中海沿岸の原産でヨーロッパ、北アフリカ、西アジア、オセアニア、南北アメリカ、日本に分布する。オレンジ色の花を付ける。花弁は基本的に4枚だが、多少の変動がある。開花時期は4~5月。高さは15cmくらいから最大60cmぐらいにまで生長する。茎には硬い剛毛が生えている。葉は細かく切れ込む」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「茎の高さ20~60cm、下方には立った毛、上方には寝た毛がある。葉は1~2回羽状に深く裂け、根生葉は長さ20cmに達する。花は茎・枝の先端に単生、径3~6cm。がくは2個、長毛を密生、開花とともに落ちる。花弁4個、赤~朱赤色、多くは基部に黒い斑。雄ずい多数、やく・花糸は淡紫色。雌ずい1個、花柱を欠き、円筒形の子房の上の円盤状のおおいの上に柱頭が放射状にのびる。果実(さく果)は長さ2cmほど、幅はその1/2~1/3、無毛、柱頭の射出部は7~9個、種子に網目模様。変種が分類されることある」とあり、国内移入分布は「日本全国に広く分布」と書かれています。
帰化&外来植物見分け方マニュアル(森昭彦著)によると「1株の種子生産量は8万~12万個にもおよび、種子の寿命は5年くらいあると言われている。この種子は靴や車両のタイヤなどに付着して移動・拡大すると考えられている。短命な植物であるから、結実前に抜けば防げる。春と秋の発芽後に耕耘すると一網打尽も可能」とのことです。



(ここまで2021/04/17)








(ここまで2020/04/26)
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シマスズメノヒエ(千葉県白井市)

2020-09-20 11:01:09 | 侵入生物をきれいに撮る
シマスズメノヒエは、イネ科スズメノヒエ属の多年草です。
Wikipediaには「南アメリカ原産であるが、現在の日本ではごく広く普通に見られる雑草。アルゼンチンではパンパの多年草として広く見られる。踏みつけに強く、芝生地にもよく侵入する。牧草としてもよく利用される。この類では大きくなる方で、穂も大きくてよく目立つ。穂に毛が多いのが特徴となっている。和名は、日本では小笠原諸島で最初に発見されたためとの説と、果実に縞があるためとの説が流布している。ダリスグラスともいう。」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースの全種リスト(単子葉類 イネ科)に記載されています。






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タカサゴユリ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2020-08-11 03:52:29 | 侵入生物をきれいに撮る
タカサゴユリ(高砂百合)は、ユリ科ユリ属の多年生草本球根植物です。台湾固有種で、日本には1924年に園芸用に移入されました。
Wikipediaには「テッポウユリに似るが、茎が比較的太く丈夫で、丈が 1.5m ほどに生長するものもある。花期は7~9月、花長は 15~20cm、直径は 5cm より大きめと、テッポウユリよりも大型になる。また葉が細く、花は白を基調とするものの薄い紫色の筋が入り、花被片は6枚で(やはり根元がつながっている)、外側の花被片は橙褐色になり、花は横向きだが少し下に傾くことが多いとされる。ただし、本種はテッポウユリとの交雑種が多くまた変異も起きやすいと考えられており、たとえば花が純白でありながら葉が細く大型の個体が観察されるなど、その違いが外見からは判別しにくい場合も多い。種子を多くつけ、風で運ばれて分布を拡げる。水はけがよく明るい草原や荒地などに到達すると根付いて葉を伸ばすが、初年度は茎や花を出さずに数枚の葉を出すだけで球根を太らせ、球根が充分太ると翌年度以降に茎を伸ばして大型の花をいくつも咲かせる。その場所の日当たり具合により球根の太り方に差があり、球根の状態により茎長や花の数などに差が生じる」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「黄色みを帯びた百合根状の鱗茎から1.5mほどに達する直立茎を出し、幅1cm、長さ15cmほどの線形の葉をやや密につける。茎の上部に長さ15cm、直径13cmほどのラッパ状の花で花弁6枚。花の内側は白色、外側は紫褐色。テッポウユリと交雑してシンテッポウユリが形成された(要DNA鑑定)。風媒花、自家受粉可。種子を大量に風散布。花期は7~9月。日当たりの良い法面や道路わき、空き地などに侵入する」とあり、国内移入分布は「宮城、福島、関東以南の本州、四国、九州、琉球列島」と書かれています。
















※写真 1~3枚目 2019/08/12撮影、 4、5枚目 2020/08/09撮影、 6、7枚目2020/08/11撮影、 8枚目 2020/08/10撮影
※この記事は、2019/08/13の記事をもとに、写真を追加して編集しました。
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ヒメジョオン

2020-06-04 09:28:27 | 侵入生物をきれいに撮る
ヒメジョオン(姫女菀)は、キク科ムカシヨモギ属の一年草です。
Wikipediaには「北アメリカ原産で、ヨーロッパ、アジア(日本を含む)に移入分布する。日本には1865年頃に観葉植物として導入され、明治時代には雑草となっていた。若い時期は、根本から長い柄のついた丸みを帯びた葉(根出葉)を付ける。やがて、茎が高く伸びると、根本の葉は無くなり、茎から出る細長い葉だけになる。茎と葉は黄緑色で、まばらに毛が生える。茎は初めは枝分かれせず、先の方で数回の枝分かれをして、白か薄紫の花を咲かせる。花はヒマワリのような形だが、周りの花弁がとても細い。また、ヒメジョオンの花に見えるものは頭状花序で、小さな花の集まりである。中央の黄色い部分は、管状花といい、周辺の花びらのようなものは、舌状花という。花の時期は初夏から秋にかけての5~8月である。また、花弁の白い部分がやや紫がかる個体が見られることもあるが、これは清浄な空気の中で育った時にできるものである。1個体あたり47,000以上の種子を生産し、さらにその種子の寿命が35年と長いこともあり、驚異的な繁殖能力をもっている。したがって、駆除がとても難しい」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「茎は直立、高さ50~130cm、淡緑色、あらい毛がまばらに生え、中心部に白色の髄があり中空でない。根生葉は長柄があって円形に近く、大きな深い鋸歯があり、花時には消失。茎上の葉は緑色、柄は不明瞭で粗い鋸歯があり、へりと下面中央脈上には立った長毛がある。頭花は径2cm、総包片はほぼ3列に並び幅はせまい。舌状花は白色、雌性、100個程度あり、冠毛は短く痕跡的。筒状花は黄色、花冠筒の先は5裂、長い冠毛があり、子房にはねた毛がまばらに生える。ハルジオンに似るが、茎が中空でない、花時に根生葉が無いなどの点で区別可能。染色体数2n=27。ヘラバヒメジョオンと雑種(ヤナギバヒメジョオン)をつくる」とあり、国内移入分布は「ほぼ全国」と書かれています。








ハルジオンとヒメジョオンの見分け方のひとつが、葉の付き方です。ヒメジョオンの葉は茎を抱きません。一方、ハルジオンの葉は茎を抱くように付きます。




また、ヒメジョオンの茎には空洞がありません。一方、ハルジオンの茎には真ん中に空洞があります。

※ 写真1~3枚目、5~7枚目 2020/06/02 撮影、4枚目 2020/05/31 撮影。

※ この投稿は 2019/06/18 の記事を全面的に改めました。
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キキョウソウ

2020-06-02 09:30:53 | 侵入生物をきれいに撮る
キキョウソウ(桔梗草)は キキョウ科キキョウソウ属の一年草です。別名をダンダンキキョウといいます。1911年に東京に標本記録があることから、それ以前に観賞用として渡来したものと思われます。
Wikipediaには「北アメリカ・南アメリカに自生する。自生域はカナダからアルゼンチンにおよび、中国、韓国 、オーストラリアに帰化している」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「茎は高さ20~80cm、稜上にまばらな毛がある。葉は互生、無柄でハート形の基部で茎を抱き、下面とへりに毛。花はほとんど無柄。葉笨に1~3個ずつつくが、初めに閉鎖花のみつけ、後から普通の花をつける。花冠は径1.5~1.8cm、鮮紫色で5裂、がく片5個、雄ずい5個(閉鎖花では3個)、雌ずい1個。果実は円筒形で頂部にがく片が残る。種子は径0.3mm。白花の品種が知られる(シロバナキキョウソウ)」とあり、国内移入分布は「福島県以南」と書かれています。






珍しい4弁花も見つけました。これまでも報告されています。






花は、下から順に咲きあがります。ただし、下部の花は閉鎖花(花冠の一部もしくは全体が開かず、自家受粉してしまう現象)が多いです。閉鎖花はスミレやホトケノザでも見られます。



※ ここまで 2020/05/31 撮影









シロバナキキョウソウをいくつか見ましたが、いずれも花径が小さい傾向がありました。


キキョウソウの種子を開放する窓は中央部にあります。

※ ここまで 2020/06/02 撮影

※ この投稿は 2019/05/29 の記事を全面的に改めました。
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アメリカフウロ

2020-06-01 06:06:27 | 侵入生物をきれいに撮る
アメリカフウロ(亜米利加風露)は、フウロソウ科フウロソウ属の一年草です。
Wikipediaには「北アメリカ原産の帰化植物。現在は全国の道ばたなどによく見かける。一年草で、茎はやや倒れながら伸びる。葉は大きく3~5裂し、それぞれの裂片はさらに分かれている。花は薄い紫で小さく、茎の先端に散房状につくが、小さくて目立たない」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースの全種リスト(他の離弁花類 (2) (暫定リスト))に記載されています。













※ 2020/05/31 撮影。
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ニワゼキショウ

2020-05-30 10:39:58 | 侵入生物をきれいに撮る
ニワゼキショウ(庭石菖)はアヤメ科ニワゼキショウ属の多年草または一年草です。
Wikipediaには「一年草。芝生や草地などに群生する。花期は5月から6月で、直径5mmから6mm程度の小さな花を咲かせる。花弁は6枚に分かれる。花色は白のものと赤紫のものがあり、中央部はどちらも黄色である。花は、受精すると、一日でしぼんでしまう。日本に普通みられるものは、アメリカ合衆国テキサス州を中心に分布する多型的な種である。明治時代に観賞用として北アメリカから輸入されたものが野生化したのではなく、本来雑草的な種が帰化植物となったものである」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースの全種リスト(他の単子葉類(暫定リスト))に記載されています。同リストには、ニワゼキショウの他に、アイイロニワゼキショウ、キバナニワゼキショウ、オオニワゼキショウ、ヒトフサニワゼキショウ、コニワゼキショウが記載されています。





※ 2020/05/28 撮影
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トキワツユクサ

2020-05-28 14:19:00 | 侵入生物をきれいに撮る
トキワツユクサ(常磐露草)は、ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草です。別名を、ノハカタカラクサ(野博多唐草)といいます。
Wikipediaには「南アメリカ原産。日本には昭和初期に観賞用として持ち込まれ、帰化植物として野生化して(中略)いる。北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアにも定着している」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには、ノハカタカラクサとして「常緑の多年草。ほぼ無毛。茎は地を這うか斜めに立つ。1mに達し、節部から不定根を出す。葉は多肉質で無柄先のとがった卵形、全緑で波打ち、1cmほどの葉鞘になりそのへりに白い毛が列生する。茎の頂部に数個の花からなる花序をつける。花は白色で径1.5cm。がく片3個、花弁3個、雄ずい6個、雌ずい1個。がくは緑色。花弁より短く外面に毛を散生。雄ずいは白色。花糸には毛が密生」とあり、国内移入分布は「東京、埼玉、神奈川、静岡、愛知、三重、富山、京都、大阪、和歌山、兵庫、島根、山口、徳島、佐賀、熊本、香川の各都府県」と書かれています。









※ここまで 2019/05/15 撮影。機材は1~3枚目が OLYMPUS TG-5、4,5枚目が NIKON D5500。




※ここまで 2020/05/28 撮影。機材は OLYMPUS TG-5。

※この記事は 2019/05/15 に記載したものを編集しました。コメントは掲載時のものを残しています。
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オオキンケイギク

2020-05-28 06:43:24 | 侵入生物をきれいに撮る
オオキンケイギク(大金鶏菊)はキク科ハルシャギク属の多年草です。
北アメリカ原産で、日本ではドライフラワーに利用されていましたが、外来種として野外に定着して問題となり、現在は栽培が禁止されています。
Wikipediaには「キバナコスモスによく似ているが、葉の形が異なる(本種は狭倒披針形であるが、キバナコスモスは羽状深裂に似た形)。また、キバナコスモスのほうが花の色が濃い。高さは0.3~0.7m程度。花期は5~ 7月頃で、頭状花、虫媒花。黄色の舌状花の先は4~5裂する。痩果をつける。道端や河原、土手などに生育する。種子生産量は1平方メートルあたり3000~5000粒といわれている」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「茎は束生し高さ30~70cm。根生葉は長柄があり、3~5小葉に分裂。茎上の葉は茎の下半部に集まり、上方のものは分裂せず、両面ともあらい毛がある。頭花は径5~7cm、総包外片は8~10個あって1列に並び厚質、総包内片はやや薄く大きい。舌状花は橙黄色、花冠の先は4~5裂、筒状花も同色で花床には長さ5~8mmの鱗片。果実(痩果)は扁平、黒色で光沢を欠き、へりは褐色のひれ(翼)にとりまかれる。ホソバオオキンケイギク、オラゲオオキンケイギクを区別することもある」とあり、国内移入分布は「沖縄を含むほぼ全国」と書かれています。





※ここまで 2020/05/26 に撮影。

下記の道の中央分離帯には、200mほどにわたってオオキンケイギクが見事に生えていました。
しかし、2日後にはすっかり根こそぎ駆除されていたのです。
千葉県下の市町村ではオオキンケイギクの駆除を行っており、白井市でも駆除を行っています。



※ここまで 2020/05/25 に撮影。

白井市のHPのリンク ⇒ http://www.city.shiroi.chiba.jp/kurashi/pet/p03/1510732238091.html
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ヒルザキツキミソウ

2020-05-20 13:42:48 | 侵入生物をきれいに撮る
ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。
Wikipediaには「草丈は30~60cmくらい。葉は披針形で互生する。5~7月頃に、4~5cmくらいの大きさの、白または薄いピンク色の花を付ける。花弁の数は4枚で、8本の雄蕊と、先端が十字型をした雌蕊がある。北米原産の帰化植物であり、観賞用として輸入・栽培されていたものが野生化している。名称の由来は、宵に咲くツキミソウと違って、昼間にも開花していることによる」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースの全種リスト(他の離弁花類(3))に記載されています。



※ ここまで 2020/05/15 撮影


※ ここまで 2020/05/18 撮影








※ ここまで 2017/05/17 撮影
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ハリエンジュ

2020-05-19 09:36:02 | 侵入生物をきれいに撮る
ハリエンジュは、マメ科ハリエンジュ属の落葉高木です。別名をニセアカシアといいます。
日本には1873年に渡来しました。今では、街路樹、公園樹、砂防・土止めに等に広く用いられていますが、 繁殖力が強く、希少種の生育を妨害する等の問題も出ています。
Wikipediaには、ニセアカシアとして、以下のように記載されています。「北アメリカ原産で、ヨーロッパや日本など世界各地に移植され、野生化している。樹高は20~25mになる。葉は、初夏、白色の総状花序で蝶形花を下垂する。奇数羽状複葉で小葉は薄く5~9対。基部に1対のトゲ(托葉に由来)がある。小葉は楕円形で3~9対。5、6月頃、強い芳香のある白い蝶形の花を10~15cmほどの房状に大量に咲かせる。花の後に平たい5cmほどの鞘に包まれた4~5個の豆ができる」。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「~25m、夏緑高木。ハリエンジュより花が大型のハナエンジュを別種とする文献と別名とする文献がある」とあり、国内移入分布は「全国」と書かれています。
佐賀県では、環境の保全と創造に関する条例により、移入規制種となっています。





※ 2019/05/11 撮影
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ムラサキカタバミ

2020-04-26 14:17:15 | 侵入生物をきれいに撮る
ムラサキカタバミ(紫片喰、紫酢漿草)は、カタバミ科カタバミ属の多年草です。
Wikipediaには「南アメリカ原産であるが、江戸時代末期に観賞用として導入されて以降、日本に広く帰化している。環境省により要注意外来生物に指定されている。他にも、北アメリカ、オーストラリア、熱帯アジアなどに帰化している。 背丈は約30cm、地下に鱗茎があり、地上には葉と花柄だけを伸ばす。葉は三出複葉、小葉はハート形、裏面の基部に黄色い腺点がある。地下の鱗茎の下部から太いやや透明がかった牽引根を出す。この牽引根と鱗茎の間に木子(微細な小球根)をびっしりと付け非常に旺盛な繁殖をする。牽引根が夏場に縮み、木子を広げていく。日本では夏場になるとサビ病が多発してその後夏場は休眠する場合が多い。花は主に春~初夏に咲き、葉の間から伸び出した花柄は葉を越えて伸び、先端に数輪を散形花序につける。花は青みのある濃い桃色で花筒部奥は白く抜け、花の中心部に向けて緑色の筋が入る。植物体の栄養状態や環境に起因して花色が異なる場合もあるが、同じ環境で育ててみると殆どが同じ花色になってしまう。日本では本種は種子を付けない。繁殖は牽引根と鱗茎の間に無数に生じる木子で行われる」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「株元の小さな鱗茎を生じ、これが散らばって殖える。葉は根生、3小葉よりなり、茎面に毛を散生。葉名茎の頂端に数個の枝を出して花をつける。花は1.7cmほど、がく5個、花弁5個、淡紅色でやや濃色の脈あり。雄ずいは長短合計10個、雌ずい1個、花柱は5個あって外に曲がる。繁殖期は6、7月」とあり、国内移入分布は「関東~西日本」と書かれています。







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ハルジオン

2020-04-23 12:35:58 | 侵入生物をきれいに撮る
ハルジオン(春紫菀)は、キク科ムカシヨモギ属に分類される多年草です。
Wikipediaには「北アメリカを原産地とする。日本を含めた東アジアに外来種として移入分布している。牧草地や畑、道端など窒素分の多い場所を好んで生育する。花の時期は4~6月頃で、ヒメジョオンの6~10月頃よりも早い」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「茎は直立、高さ30~80cm、淡緑色、あらい毛がまばらに生え、茎は中空。葉には両面とも柔らかい毛が多く、根生葉はへら形で花時にも残る。茎上の葉は基部が広がり無柄で茎を抱き、粗い鋸歯があり、へりと下面中央脈上には立った長毛がある。花序ははじめ茎ごと下向きに垂れる。頭花は径2~2.5cm、舌状花は白色~淡紅色で長い冠毛があり、150~400個程度ある。筒状花は黄色、花冠筒の先は5裂、長い冠毛を持つ。ヒメジョオンに似るが、茎が中空、花時に根生葉が残る、茎上の葉が柄を抱く、頭花がやや大きい、舌状花の幅が狭く長い冠毛を持ち数が多いという点で区別可能。変異が多く、ケナシハルジョオン、チャボハルジョオン、オオハルジョオンなどの変異品の報告もある」とあり、国内移入分布は「ほぼ全国」と書かれています。








ハルジオンとヒメジョオンの見分け方のひとつが、葉の付き方です。ハルジオンの葉は茎を抱くように付きますが、ヒメジョオンは抱きません。




また、ハルジオンの茎には真ん中に空洞がありますが、ヒメジョオンの茎には空洞がありません。
茎が太いほど、空洞がよりはっきり分かります。
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タチイヌノフグリ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2020-03-21 12:24:21 | 侵入生物をきれいに撮る
タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)は、オオバコ科クワガタソウ属の一~二年草です。
Wikipediaには「ヨーロッパ・アフリカ原産で、世界中に外来種(帰化植物)として分布している。 オオイヌノフグリに似ているが、茎が直立しており、和名の由来となっている。花が小さい上に、開花している時間が短いために目立たない」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「茎は基部以外直立。高さ10~30cm。葉は対生、最下部のものは短柄を持つが大部分は無柄、数対の低く丸い葉があり、両面に短毛を持つ。上方の葉は小さくなって包葉に移行、包葉は互生、3~1対の歯があり、それぞれ1個の花を抱く。花は無柄、径3~4mm、コバルト色、雄ずい2個、雌ずい1個、がくは長さ4mmほどで裂片には短い腺毛。果実はハート形、扁平でへりに腺毛を散生、20個程度の種子を入れる。種子は長さ0.8mm、背面にふくらみ、腹面は平らで浅いくぼみ。桃色花の報告がある」とあり、国内移入分布は「ほぼ全国」と書かれています。



※2020/03/21撮影




※2019/05/13撮影


※2020/0415撮影
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