shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

タイサンボク - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2019-05-31 15:06:49 | みんなの花図鑑


公園に植えてあるタイサンボク(泰山木、大山木、モクレン科モクレン属)が見ごろとなっています。
4,5日前に樹木の上の方から咲き始めて、徐々に下の枝でもお花が開いてきました。
開くのはあっという間で、その日に開いたお花は翌日にはだらしなくなり、3日目には褐色に変わっています。
写真を撮りたいと思える時期は、開き始めてから僅か0.5~1.0日だと思います。
毎朝、通学の生徒が通り過ぎた頃合いを見て脚立を持って公園に通い、4日目にようやく下の方の枝で開き始めたお花に巡り合えました。








タイサンボクのお花は、つぼみの時は蝋燭のように見えます。
開き始めるとモクレンのように膨らみ、その後20cmほどに広がります。大きなお花です。
なかなかモクレンのような開き始めたばかりのお花には巡り合えません。下の写真は2年前に撮ったものです。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の移ろい

2019-05-28 08:49:54 | 日記(雑記帳)


昨日ユスラウメの収穫をした。といっても熟した赤い実は数えるほどしか残っていなかった。
ムクドリが食べているのだろう。
キンカンもムクドリが食べる。最近はムクドリを多く見るが、冬場はヒヨドリも来ていたはずだ。
以前、キンカンの木に防鳥ネットを掛けたことがあった。効果は覚えていないが、一度だけしか掛けなかったことを思うと手間の割に得るものは少なかったのか。防鳥ネットは物置に眠っている。
ユスラウメを食べてみた。やはり美味しくはなかった。

シジュウカラが居た間は小鳥に興味が行ったが、今は昆虫が面白い。
マルハナバチという名前を昨日教えていただき、調べてみると生態がとても面白い。花粉団子を背負って巣に運ぶらしい。
「くまのプーさん」の挿絵に描かれているのもマルハナバチらしい。
今度、群馬へ出かける際には、昆虫館へ寄ってみようと思う。

庭のアジサイが咲き出した。あんなに元気だったナデシコが一斉にしぼんだ。
近所ではタイサンボクが咲いている。
来週は留守にするので、いろいろやることがあり忙しい。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サツキとクロマルハナバチ- 我が家の庭(千葉県白井市)

2019-05-27 08:27:04 | みんなの花図鑑


昨年より2週間も遅れて、南側の垣根のサツキが漸く咲き揃いました。

早速、黒くてお腹の大きなマルハナバチがやってきて、大きな羽音を立てながら花から花へと飛び回っています。
写真で観ると、どうやら花粉を食べているようです。雄しべを搔き集めて、むしゃぶりついているようです。
身体には花粉がいっぱい付いています。


※虫の名前は当初ハナアブと書きましたが、クロマルハナバチに訂正しました。

■ サツキ(皐月)は、ツツジ科ツツジ属の低木。サツキツツジ(皐月躑躅)と呼ばれることもある。
 開花期が他のツツジに比べ1ヶ月程度遅く、旧暦の5月 (皐月) の頃に一斉に咲き揃うことから、この名が付いたと言われている。 
 野生種は、関東以西と九州南部に分布し、南限の屋久島では多数の自生のサツキを見ることができる。
 ツツジ類としては葉が固くて小さく、茎は這う性質が強い。本来は渓流沿いの岩の上によく生育する。
 園芸では、原種に近い「高砂」「大盃」等の品種が多く用いられている。 (以上 Wikipediaより抜粋)

 昨年のサツキ
 リンク⇒ サツキ - 我が家の庭(千葉県白井市)

■ クロマルハナバチ(黒丸花蜂)は、昆虫綱・ハチ目(膜翅目)・ミツバチ科に分類されるマルハナバチの一種。
 日本(本州・四国・九州)、中国、朝鮮半島に分布する。
 平野部の里山に生息するクロマルハナバチは標高の低い地域に生息し、標高の高い地域に生息するオオマルハナバチと棲み分けしている。
 近縁のコマルハナバチと比べて、体毛は短く整っておりボサボサとならない。
 マルハナバチの中でも舌が短く、花筒が短い花を好む。花筒に穴をあける盗蜜を行い、他のハチがあけた穴を二次利用することもある。
  (以上 Wikipediaより抜粋)




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツツジを眺めに赤城山の鍋割山を散策

2019-05-25 22:10:22 | 山行・旅行
昨年の5月25日に、赤城山の荒山・鍋割山を散策し、満開のヤマツツジとシロヤシオを堪能しました。
今年は昨年より開花が遅れているようなので(昨年が異常に早かった)、荒山より標高の低い鍋割山に行くことにしました。

登山口の姫百合駐車場付近で、既にヤマツツジがきれいです。


ということは、(登山口より標高が高い荒山高原や鍋割山ではまだ早いかな)と思って上がると、荒山高原ではトウゴクミツバツツジがまだ咲いていました。




お目当てのヤマツツジは、まだこんな感じでした。


ちなみに、昨年の5月25日の同じ場所では、こんな感じでした。


トウゴクミツバツツジが咲いていたので良かったと気を取り直し、辺りを見ると、白いお花が満開です。


ズミ(バラ科リンゴ属の落葉小高木)です。近くで観るととてもきれいです。


ズミは登山道脇のあちこちで見られました。お目当てのヤマツツジはまだ早かったですが、お天気もよくて他のお花も見られて大満足です。
他のお花というと、足元ではタチツボスミレ(スミレ科スミレ属の多年草)と、キジムシロ(バラ科キジムシロ属の多年草)がたくさん咲いていました。




それから、景色はというと、遠くは富士山も見えていましたが、きれいだったのは上越、上信国境の山々。これらの山々を眺められただけでも、出かけた甲斐がありました。あれ、甲斐は山梨だったっけ。






最後にご覧いただくのは、上記の景色を見ながら歩ける登山道です。正面が荒山、左は地蔵岳。登山道の左右にある低木はすべてヤマツツジで、もう1週間もすると赤く染まります。幅の広い尾根道で、とてもリラックスして歩けます(下の写真は昨年の5月25日に撮影)。



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金峰山、瑞牆山へ行ってきました (2日目)

2019-05-18 21:58:00 | 山行・旅行
 
(表紙写真は富士見平から瑞牆山荘へ下山時に撮影した瑞牆山)
 
■2日目
富士見平~瑞牆山~富士見平~瑞牆山荘(下山口)
 
話は前後します。今回の山行は金・土曜の2日間の予定表が空いたので、この時季に行ける山でまだ行ったことがない山を探したところ金峰山、瑞牆山が該当しました。積雪などの事前の情報が少なく、前日山小屋に電話したものの1週間前にヤマレコに載った情報と同じなので、念のため簡易アイゼンを持参しました。結果、アイゼンは金峰山で役に立ち、瑞牆山については現地の情報に基づきアイゼンなしで行けました。
 
さて、5月18日(土)5時11分起床。朝食を摂り、5時45分に富士見平を出発しました。
 
登山道は最初緩やかな登りで、その後緩やかな下りとなります。内心(いつまで下るんだいっ!)と思っていたらようやく登りになりました。登山道から今日初めて瑞牆山が見えました。
 
その後また登山道は激下りとなり、天鳥川を渡ります。川には水が流れていませんでしたが、降雨の後は急激に増水するので、橋のないこの川の渡渉は要注意です。
 
川を渡るとすぐに大きな岩が現れます。桃太郎岩です。右に階段が設けられていて、難なく通過できます。
 
この後、登山道は徐々に傾斜が急になり、岩場の連続なので少し正規ルートを外れるだけで登りが困難になります。2度ほどルートを外れ苦労しました。
 
登山道からは瑞牆山のシンボルとなっている硯岩がよく見えます。
 
 
 
表紙や3枚目の写真と見比べても、どこを登ったのかよく分かりませんが、8時に山頂に着きました。
 
山頂からは南アルプス、八ヶ岳方面がよく見えましたが、南アルプスは仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳の天辺が見えただけで、八ヶ岳は山頂部が雲に隠れていました。
こちらが南アルプス、左が仙丈ケ岳、右が甲斐駒ヶ岳です。
 
こちらは八ヶ岳です。
 
そして、こちらは昨日登った金峰山です。
 
山頂には15分だけいて、最後の5分間は山頂独り占めでした。その後、2人連れが2組上がってきたので、下りることにしました。
下りは写真も撮らずに慎重に下り、富士見平には10時前に到着しました。
 
富士見平~瑞牆山荘で観たお花です。
■タチツボスミレ
 
 
■ニホンタンポポ(シナノタンポポかカントウタンポポかは不明)
 
 
■オオカメノキ
 
■ミツバツツジ
 
 
 
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金峰山、瑞牆山へ行ってきました (1日目)

2019-05-18 18:53:11 | 山行・旅行


■前置き
5月17、18日の2日間、金峰山(きんぷさん、2599m、日本百名山)、瑞牆山(みずがきやま、2230m、日本百名山)に行ってきました。
久しぶりの山中テント泊でしたが、特にトラブルもなく、楽しい山行となりました。
山行の様子を日にちごとに、2回に分けてご報告します。なお、お花の写真は2日目にまとめてご覧いただきます。
(表紙写真は金峰山山頂に聳える五丈岩、15mの高さがあります。)

■1日目
瑞牆山荘(登山口)~富士見平~金峰山~富士見平(テント泊)

5月17日(金)、前日深夜に自宅を出発し、瑞牆山荘から100mほど登った所の無料駐車場には5時に到着しました。100台ほどが停められるこの無料駐車場には10台ほどがバラバラに停まっていて、金峰山、瑞牆山の両方に登るためここで車中泊する人も多いようです。
5時45分にまだ付近にサクラが咲いている駐車場を出発。瑞牆山荘からの道とすぐに合流して、緩やかな登りが続きます。


途中、里宮神社へ行く道と岐れます。富士見平へ行くには遠回りですが、ここは里宮神社を経由する方を選びます。里宮神社は大峯金峰山に所縁がある村の守り神、里宮様が祀られています。大きな岩の左側の割れ目を通って進みました。






35分ほど歩くとベンチがあり、そこからは翌日登る瑞牆山が一望できました。逆光でしたがシルエットだけ見ても険しい岩山であることが分かります。


そして、駐車場から歩くこと50分(途中水場での給水も含む)で、今日宿泊する富士見平山荘前に着きました。


テントが100張も張れる富士見平ですが、到着した時点では5、6張しかなく、水場に近い平らな場所に設営できました。(土曜日にここを出る際は、20張ほどに増えていました。)

テント設営と朝食を済ませ、7時25分に富士見平を出発。緩やかな登りが続きます。苔むした小径を歩くこと45分ほどで鷹見岩分岐に到着、そのまま進み1時間弱で大日小屋に着きました。ここで小休止、ここからが本格的な登りになります。






大日小屋から20分で大日岩の真下に着きました。大日岩の頂上は2201m。岩の真下は地図で見ると2150mなので、この岩は50mくらいの高さがあります。東側を巻いて行きます。




大日岩から一旦鞍部へ出た後、主稜線へ上がる急登となります。途中から雪が出てきて、登りはアイゼンを着けませんでしたが、下りはアイゼンを着用しました。


天井の視界が広がると主稜線上の小ピークの一つ、砂払いの頭に到着です。


ここからは南北の景色を見ながら歩けます。


しかし、南側は崖なので近寄れません。近寄って下を覗くと吸い込まれそうです。山頂へ続く稜線はこんな感じです。


稜線上の鎖場は1か所でしたが、全体に岩が多い道なので、足元に十分注意して歩きます。


山頂の五丈岩には10時57分に着きました。富士見平から休憩時間を含めて3時間32分でした。五丈岩の南側には昔、蔵王権現を祀る大きな社があったそうですが、今は岩の袂に小さな祠があるだけです。頂部は霧が出て、山頂からの景色も楽しめませんでしたが、むしろ五丈岩の印象がそのために強くなったように思います。




金峰山の最高点は五丈岩から東へ100mほどのところにありました。霧のため山頂から視界がなく、写真を撮って五丈岩の袂に引き返しました。


こちらは山頂から大弛峠(おおだるみとうげ)に通じる道です。


霧は待っていても晴れることはなく、しかし歩いてきた稜線の道を望むことはできました。


帰路は、登ってきた道を慎重に下り、途中大日岩の中腹のテラス(岩棚)に腰掛け、小鳥の囀りを聴きながらお茶を楽しみ、富士見平には15時20分に着きました。前夜1時間半しか寝ていなかったこともあり、18時に就寝し翌朝5時まで爆睡しました。
(写真は帰路に撮影した千代ノ吹上。)


2日目に続く。
リンク⇒ 金峰山、瑞牆山へ行ってきました (2日目)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イチゴ

2019-05-16 09:45:14 | 日記(雑記帳)
このところ、毎日、食卓にイチゴが並ぶ。庭で収穫したものだ。
昨日は60個ほどを収穫した。一番大きなもので14g。10gを越えるものはほとんどない。全体では300gあまり。平均すると5gあまりということだ。

写真は今朝撮ったもので、まだ本当に赤いイチゴは見当たらなかった。昨日の午後に採りつくしたので仕方がない。


採ったイチゴはそのまま食べても美味しいし、ハンドミキサーでつぶしてヨーグルトと合わせてもいい。
まだしばらくイチゴは楽しめそうだ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里山の野草を求めて - 宝篋山(茨城県つくば市)その④ 最終回

2019-05-12 16:21:18 | 山行・旅行
宝篋山からの下山は小田城コースを歩きました。
気持ちの良い木陰の尾根道をしばらく歩くと下浅間神社の岩屋に出ました。ここからは南方向の水田が広がる景色が望めます。




ヤマツツジを眺めながら高度を下げ、七曲を過ぎて水平道の純平歩道の分岐も過ぎると、道はほぼ水平になります。堂平です。
そして、小田城へ向かうコースから分かれて、小田休憩所へ向かう中世城の道へ左折します。そして歩くこと10分ほどで要塞展望所です。


そこからは甘い香りが漂ってきました。ハリエンジュです。ハリエンジュは別名をニセアカシアといい、マメ科ハリエンジュ属の落葉高木で、原産地は北アメリカですが、なぜか宝篋山のこの辺りに群生しています。


登山道に枝が垂れるように、たくさんのハリエンジュア並んでいます。登山道から見下ろしてもハリエンジュがいっぱいです。


この樹が日本に渡来したのは1873年で、街路樹、公園樹、砂防・土止めに植栽されました。宝篋山のこの辺りは土砂が削られているので、土止めのために植えられたのかもしれませんね。ハリエンジュは優良な蜜源植物でもある一方、外来種として問題を発生させており、日本生態学会による日本の侵略的外来種ワースト100に選定されています。


この山を歩いてきて、多くの外来種や帰化植物に出逢いましたが、日本固有の植物の保護が必要な一方、外来種だからといって一概に嫌う必要はないように思えてきました。

ハリエンジュの香りのトンネルを過ぎるとノイバラ(野茨)が現れました。ノイバラは、日本のノバラの代表的な種で、沖縄以外の日本各地の山野に多く自生します。宝篋山ではノイバラは極楽寺コースの下部でも見られました。


登山道はこの後、15分ほどで大師堂を通り小田休憩所に至ります。前回も撮りましたが大師堂の手前で道脇にきれいに並んでいるお地蔵様です。


休憩時間を含めて4時間ほどの行程でしたが、いくつかの野草に出逢え、最後にはハリエンジュの甘い香りに大満足のハイキングでした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

リンク⇒ 里山の野草を求めて - 宝篋山(茨城県つくば市)その③
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里山の野草を求めて - 宝篋山(茨城県つくば市)その③

2019-05-12 11:40:04 | 山行・旅行
宝篋山は標高が461m、三等三角点がある山で、山頂に鎌倉時代中期頃に造立されたと推定される宝篋印塔があることからこの名が付いています。山頂からは北東方向に日本百名山の名峰筑波山を、南西方向に日本第二位の面積の湖、霞ケ浦を望むことができ、年間10万人以上の登山者で賑わいます。
山頂には12時半を過ぎたころに到着しました。








山頂付近はヤマツツジがきれいな他、いくつかの野草も咲いていました。
ジュウニヒトエ(十二単)です。ジュウニヒトエは、シソ科キランソウ属の多年草で、本州と四国に自生しています。


こちらはウマノアシガタ(馬の足形)です。ウマノアシガタは、キンポウゲ科キンポウゲ属の野草で、日本では北海道から南西諸島までほぼ日本中に自生しています。


山頂のベンチに佇みお茶を飲んだ後、小田城コースで下山することにしました。
次回、最終回では下山路で観た、たくさんのお花について書きます。

リンク⇒ 里山の野草を求めて - 宝篋山(茨城県つくば市)その④
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シジュウカラ・ロス

2019-05-12 10:07:09 | 日記(雑記帳)
今朝は一向にシジュウカラを見かけない。
というか、昨日の朝に観て以来、まったく見かけていない。巣箱の中からは物音もしない。

そういえば、昨日、山に出かける前にシジュウカラの親が電線に停まって鳴いていた。
雛の巣立ちを促しているのかもしれないと思ったが、やはりそうだったのだ。
こんなに簡単に巣立っていくとは思わなかった。

3月22日に本格的に巣作りを始めて、その後抱卵、恐らく雛が孵ったのは私が東北へ旅行へ出かけて直ぐだったのだろう。
だとすると昨日巣立っても不思議はない。

それにしても、寂しいなぁ。巣箱から雛が順に飛び出ていくところを見たかったなぁ。
まあ、元気で巣立ってくれたので、宿主の責任は果たせたかなぁ。
おめでとう!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里山の野草を求めて - 宝篋山(茨城県つくば市)その②

2019-05-12 09:19:07 | 山行・旅行
斑入りのきれいなお花(名前はハコネウツギと教えていただきました)や、マツバギクが咲いていたところは、極楽寺の跡で公園として整備されていたのです。
近くには、ムラサキツユクサ(紫露草)ツユクサ科ムラサキツユクサ属も咲いていました。このお花も原産地が北アメリカの帰化植物です。


宝篋山極楽寺コースは、極楽寺跡を過ぎると、谷を流れる沢の両岸を歩く山道になります。
沢が平地に差し掛かる辺りに、キショウブが咲いていました。キショウブ(黄菖蒲 )はアヤメ科アヤメ属の多年草で、西アジアからヨーロッパ原産の帰化植物です。明治頃から栽培されていたものが流出し、日本全国の水辺や湿地、水田脇に野生化しました。環境省の「要注意外来生物」の一種となっています。


さて、登山道が谷間に入ると分岐が現れます。左へ行くと五輪塔を経由して、その後本道に合流します。
五輪塔は、正式には「三村山極楽寺五輪塔」といい、鎌倉時代後期に作られたもので、つくば市の文化財に指定されています。


五輪塔からの道が本道と合流すると、3分ほどで小さな滝が現れます。慈悲の滝です。ちなみに慈悲とは仏教用語で、他人に楽を与え苦しみを取り除いてあげたいと望むこと。


続いて現れたのは白滝。布状に流れる水に陽が当たって白く耀く様から名づけられたようですが、岩肌の赤が目立っていました。


谷間を歩く登山道は、どこでもそうですが、谷頭にたどり着くと急斜面となります。極楽寺コースでは途中で東に折れて、等高線に平行に造られた水平道の純平歩道に合流します。手前にワニの岩、ニコニコ岩がありました。


純平歩道を歩いていると、小さなお花を見つけました。ウワバミソウです。
ウワバミソウ(蟒蛇草)は、イラクサ科ウワバミソウ属に分類される多年性植物で、古来からの日本の植物です。別名をミズナと呼ばれ、山菜として珍重されますが、もちろん採ることはありません。


極楽寺コースが純平歩道と別れて登りになると、大きな岩が現れてきます。富士岩です。12時を過ぎていてお腹が空いて来たころで、おにぎり岩に見えました。


この富士岩の手前で、とても目立つところに黄色いお花がたくさん咲いていました。キンランです。キンラン(金蘭)は、ラン科キンラン属の多年草で、北海道を除く日本各地に分布する地生ランの一種ですが、盗掘などにより数を減らしてきています。どなたかが植えてくださったものだと思いますが、しっかり根付いていて、登山者の目を楽しませてくれていました。




富士岩を過ぎるとやがて登山道はなだらかな尾根道となり、辺りではヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属の半落葉低木)がきれいでした。宝篋山のヤマツツジは自生していたものに加え植樹もされていて、かなりの数のヤマツツジを見ることができました。


ちょうど木陰にベンチがあったので、ここで昼食とし、その後山頂に向かうこととしました。
第3回に続きます。

リンク⇒ 里山の野草を求めて - 宝篋山(茨城県つくば市)その①
リンク⇒ 里山の野草を求めて - 宝篋山(茨城県つくば市)その③






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里山の野草を求めて - 宝篋山(茨城県つくば市)その①

2019-05-11 20:41:28 | 山行・旅行


宝篋山を歩くのは1月以来です。
今回は春から初夏に里山で咲く野草を求めて、小田休憩所→極楽寺コース→山頂→小田城コース→中世城の道→小田休憩所を歩きました。

最初に観たお花は、ハルジオン(春紫菀)キク科ムカシヨモギ属で、北アメリカ原産の帰化植物でした。このお花は道端のどこにでも咲いていますが、今日歩いた中では休憩所の付近だけで見ました。


続いて、ニワゼキショウ(庭石菖)アヤメ科ニワゼキショウ属で、これも北アメリカ原産の帰化植物でした。




この後すぐに黄色いお花を見つけました。オオジシバリ(大地縛り)キク科ニガナ属の多年草です。ようやく日本のお花に出逢えてホッとしました。




しかし、この後観た小さなお花はアメリカフウロ(亜米利加風露)フウロソウ科フウロソウ属でした。北アメリカ原産の帰化植物です。頑張れニッポン!


しばらく歩くとフジ(藤)マメ科フジ属が咲いていました。いいぞ!


ここで、石造地蔵菩薩(湯地蔵)を拝観しました。このような野蓋が付いた石龕(セキガン、石の塔の意味)は珍しいそうです。




さて、コースに戻り山頂を目指します。しばらく行くときれいなお花が見えました。葉は斑入りです。ここだけで見たので、どなたかが植えられたようです。


近くには、マツバギク(松葉菊)ハマミズナ科(ツルナ科)マツバギク属も。これも誰かが植えたようです。


里山の野草を求めてやって来たのに、何だか怪しい雰囲気になってきました。
長くなるので、続きは第2回に。

リンク⇒ 里山の野草を求めて - 宝篋山(茨城県つくば市)その②
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベランダでBBQ

2019-05-10 10:21:11 | 日記(雑記帳)
庭の巣箱ではシジュウカラが子育て中で、両親が一生懸命餌を雛に運んでいる。
カメラを構えていると警戒するのか、なかなか巣箱に入ろうとしない。
電線に止まって、バラやコニファーの中に入って、様子をうかがっている。


漸く巣箱に入った。


出る時は一目散だ。
雛の糞を銜えている。けっこうきれい好きなようだ。

毎年、息子家族と一緒に庭で楽しんでいるBBQだが、今年はシジュウカラに遠慮して、BBQはベランダで行うことにした。
会場設営は私の役目。ベランダなので炭火は使わず、オール電化のBBQ。漸く、設営が終わって一休みだ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レモンとミカン(シラヌヒ)- 我が家の庭(千葉県白井市)

2019-05-09 08:11:01 | みんなの花図鑑
我が家の庭のレモンとシラヌヒが一斉に咲き出しました。
レモンもシラヌヒもミカン科ミカン属に属し、ミカン属にはその他にユズやグレープフルーツなども属しています。

ちなみに、シラヌヒの親は清見とポンカンで、清見の親は温州ミカン(宮川早生)と外国産のトロビタオレンジです。
一方、ポンカンは独立種または、マンダリンオレンジの変種とされています。
   
■レモン(檸檬)-ミカン科ミカン属の常緑低木

花は白またはピンク色の5花弁で、蕾は紫色を呈しています。花の香りは果実の香りとは異なり、フローラルな微香がします。
レモンは両性花ですが、よく見ると雌しべが見えないものが多くあります。上の2つの写真は共に雌しべが見えない(隠れている)ものです。あまり肥料をやっていないのが原因かもしれませんが、柑橘類には表年と裏年があり、昨年はたくさん果実が生ったので、今年は裏年なのだと思います。下の写真は雌しべがはっきり出て見えます。







■シラヌヒ(不知火)-ミカン科ミカン属の常緑小高木

花は白色の5花弁で、蕾も白色を呈しています。花の香りはレモンの花と同じ香りがします。







※写真はいずれも OLYMPUS TG-5 顕微鏡モードで撮影。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2019-05-08 08:25:41 | みんなの花図鑑


今年もバラの季節が到来しました。
我が家の今咲いているバラは、いずれもフロリバンダ系の大輪です。
連休の旅行から帰ったら、既に咲いていました。写真はいずれも二番花です。


赤いバラは開ききる前がきれいです。


黄色いバラも開ききる前がいいですね。朝の光を受けての撮影です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする