shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

芝生の雑草とモッコウバラのこと

2022-04-28 05:39:15 | 日記(雑記帳)
今日の話題はあまり気が乗らない内容だが、書き出したので書いておく。
芝生の草取りは初めはマメにしていて、雑草の芽をピンセットで抜いていたくらい丁寧にしていた。その甲斐があって芝生にはほとんど雑草が生えていなかった。
ところが、仕事が変わり自宅を空けていた(正確には息子が住んでいた)5年間に、雑草が生い茂った。抜いてはみるが次から次へと生えてくる。
特にカタバミはどうしようもなくて、そのうち草取りから草刈りへと変わらざるを得なくなった。現在はナイロンコード式の草刈り機を使って、2週に1度くらいの頻度で刈っている。

4月26日、雨が本格的に降り出す前に草刈りをした。刈る前にどんな草が生えているのか見てみると、ニューフェイスが来ていた。オールドフェイスを合わせてご覧いただきましょう。

■カタバミ(酢漿草、片喰、傍食、カタバミ科カタバミ属の多年草)はオールドフェイスの代表格。春から秋まで花を咲かせ、芝生の間に根をはびこらせているので除草が困難な厄介者。オッタチカタバミも混じってきている。


■ヤハズエンドウ(矢筈豌豆、マメ科ソラマメ属の越年草)は春先だけ生える。手で抜くこともできるので、それほど困らない。


■タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢、オオバコ科クワガタソウ属の一年草、二年草)だと思う。白花と青花が混じっている。手でも簡単に抜けるが数が多い。


■ツタバウンラン(蔦葉海蘭、オオバコ科ツタバウンラン属の多年草)はグランドカバーとして重宝していたが、今年芝生の方にも飛び込んできた。今のところ特に問題はない。


■今年のニューフェイス。名前が分からない。




■こちらもニューフェイスかもしれない。花が咲く前に除去できてよかった。


その他に、ホトケノザ、メヒシバが確認できた。

ここからはモッコウバラのこと。4月26日の夜、強風で木が倒れた。


幹が折れたわけではなく、根こそぎ傾いた感じだったので起こして鉄パイプで支えるようにした。合わせて大きく剪定した。


どうもこれが家内は気に入らないらしく、植木屋さんを呼んでやり直すとか、木を引き抜くとか言っているので、あとは家内に任せることにした。
さてどうなるのか?

明日から5月2日まで取材活動に専念し、ブログを休止します。コメント欄も閉じてあります。
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シジュウカラの子育て日記 - その①

2022-04-27 05:25:45 | 
3月25日に、シジュウカラ用の巣箱をヤマボウシの幹に取り付けた。材料はすべて天然木を用いて作った自家製の丈夫な巣箱だ。
翌26日の朝に、早速1羽のシジュウカラが巣箱の入り口に止まって中を覗いていた。どうやら下見に来たらしかった。

4月5日の朝、シジュウカラのつがいが来て、1羽が中に入った。それから1時間ほどして巣作りが始まった。この作業が数日続いた。
これまで私は勘違いしていたが、シジュウカラはメスが単独で巣作りをするらしい。抱卵もメスだけで行う。抱卵期間は12~14日とのことだ。
雛(ひな)が生まれてからはオス・メス共に雛に餌を運ぶ。雛は孵化してから16~19日で巣立つ。

<4/5 巣材を巣箱に運び入れるシジュウカラ>


<4/6 巣箱から飛び出すシジュウカラ>


4月7日の朝、メスが巣箱の中にいて、オスは外で警戒に当たっていた。オスはしきりに声を出してコミュニケーションしていた。

<4/7 巣箱から飛び出すシジュウカラ>


その後、旅行に出ていたこともあり、いつ抱卵が始まったのかは分からない。巣箱からの出入りはしばらく見ていなかった。
ある日、スズメが巣箱の中を覗こうとしたことがあった。スズメはすぐに頭を引っ込めて飛び去った。恐らく中にいたシジュウカラに威嚇されたのだろう。

4月19日の夕刻、オスがヤマボウシに止まって、警戒しているのが見えた。オスは近くの電線に止まっていることが多かった。

<ヤマボウシの樹に止まって警戒するオス>


4月25日の朝、ネコが巣箱を襲撃する未遂事件が発生。シジュウカラは無事だったが、巣箱が傾いた。

<シジュウカラは無事だったが、巣箱が傾いた。食事から戻って来たメス>


今のところシジュウカラは抱卵を続けているようだ。26日の朝も出入りするのが見えた。
一方、その後もネコが近くをうろついている。ネコが嫌がる超音波と光を発してネコを撃退する装置を置いた。
しかし、シジュウカラにもストレスになるといけないので、今は電源を切って置いてある。はたして効果はあるのか?


実はネコにはこれまで散々いやな思いをさせられてきている。
子どものころ飼っていたハトがネコに襲われた。また今の家に引っ越した後、冬場に餌台を置いていたところ、キジバトが襲われた。
ネコが鳥を襲うのは本能だとして、飼いネコを外へ出さないで欲しい。また野良ネコには餌を与えないで欲しい。

<トピックス>
巣作りから子育てにオス、メスがどのようにかかわるかは、野鳥の種類によってずいぶん異なることが知られている。
この中で、ウグイスのオスは交尾する以外、巣作りから子育てまでに一切かかわらない。
メスが単独で巣を作り、抱卵し、ヒナの世話もメスだけで行う。オスは縄張り内に次々とメスを誘い込み、一夫多妻の生活をする。
ウグイスの鳴き声はこのために進化したものだ。夏の間鳴き続けるウグイスは、決して恵まれない独身男子ではないようだ。

続きは随時お知らせしたいと思う。
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我が家の庭の花(千葉県白井市)

2022-04-26 05:22:17 | みんなの花図鑑
我が家の庭にお花が増えてきました。ブログに上げるのは、3月19日以来になります。

モッコウバラ(木香茨、木香薔薇、バラ科バラ属の常緑低木)です。2019年の台風で倒れ大きく剪定したものが、ほぼ元の大きさまで回復しました。






スズラン(鈴蘭、キジカクシ科スズラン亜科スズラン属の多年草)です。半日陰に植えたものが数が増えました。




富山県で買ってきたチューリップ(ユリ科チューリップ属の多年草)はそろそろ花が終わりです。背景はシバザクラとビオラです。


ダッチアイリス(アヤメ科アヤメ属の多年草)は毎年咲きます。背景は我が家のワイルドガーデンです(いろいろごちゃごちゃに生えてます)。




今年デビューしたシラー・ペルビアナ(キジカクシ科ツルボ属の多年草)です。


スイセン(水仙、ヒガンバナ科スイセン属の多年草)が終わって寂しかった花壇にもお花が増えました。珍しいお花はありません。
ミヤコワスレ(キク科ミヤマヨメナ属の多年草)とノースポール(キク科フランスギク属の一年草)です。




オダマキ(苧環、キンポウゲ科オダマキ属の多年草)は珍しく上を向いて咲く花がありました。




並んで咲いていたパンジー(スミレ科スミレ属の一年草)の花びらをスズメが食べてしまいました。また咲いてくれるでしょうか?
イベリス・アマラ(アブラナ科マガリバナ属の多年草)は毎年元気です。


シラン(紫蘭、ラン科シラン属の多年草)も咲き出しましたので、写真を追加しました。


もう少しでバラが咲き出します。そうすると庭が明るくなるでしょう。
シラン以外 2022/04/24

シラン 2022/04/25
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ソウシチョウ

2022-04-25 05:16:47 | 
4月19日に福島県矢祭町の滝川渓谷で見た鳥である。
図鑑(山渓ハンディ図鑑7 新刊日本の野鳥)を1ページずつめくってみていくと、最後の方に「かご抜け鳥」として出ていた。
■ソウシチョウ
Red-billed leiothrix

スズメ目ソウシチョウ科
Leiothrix lutea
相思鳥/14~15cm






◇山渓ハンディ図鑑7 新刊日本の野鳥
1970年代後半頃から野生化したものが観察されるようになり、現在は増加傾向にある。元々はアジア南部に生息する。繁殖は山地で行い、越冬は平地で生活する鳥だ。

◇Wikipedia(抜粋)
ソウシチョウ(相思鳥、学名Leiothrix lutea)は、鳥綱スズメ目ソウシチョウ科に分類される鳥類。外来生物法で特定外来生物に指定されており、「日本の侵略的外来種ワースト100」の選定種の1種。
【分布】インド北部、中国南部、ベトナム北部、ミャンマー北部に自然分布。日本、ハワイ等に移入。
日本国内では「かご抜け鳥」とも呼ばれる外来種で、留鳥として住み着いている。現在、関東、東海、近畿、中国、四国、九州の各地で繁殖が確認されており 、関東では筑波山、近畿では六甲山系、九州では九重山系によく見られる。なお日本以外ではハワイ諸島で観賞目的で放鳥されたことがある。
【形態】全長がスズメと同じくらいの14-15 cmほど。背面の羽毛は暗緑色。眉斑から頬は薄い黄色、咽頭部の羽毛は黄色で胸部は濃いオレンジ色、翼に黄色と濃い赤の斑紋がある。
幼鳥の嘴は黒いが、成長に伴い赤くなる。体色に雌雄の別はないが、メスの体色はオスのそれより幾分薄くなる。
【生態】ササ類の繁茂する標高1,000 m以下の常緑広葉樹林、落葉広葉樹林に生息する。またこういった藪の中に営巣し、越冬期は標高の低い地域に移動し、主に竹林や笹藪に生息し小群をなす。カラ類との混群をなすこともある。
食性は雑食で、昆虫類、果実、種子等を食べる。
繁殖形態は卵生で、1回に3個の卵を産む。
【名の由来】つがいのオスとメスを分けてしまうとお互いに鳴き交わしをするため、相思鳥の名がついたと言われる。ちなみに中国現地名は「紅嘴相思鳥」である。
【移入】元来日本列島には棲息していなかった鳥であるが、江戸時代から飼い鳥としてしばしば輸入されていたようである。野生化は1931年に六甲山(兵庫県神戸市)で初めて確認されたが、これは神戸在住の華僑が祝典の際に放鳥した個体が定着したものと考えられている。この一群は六甲山に定着できなかったらしく、1945年以降に姿を消した。
本格的に日本に入ってきたのは1980年以降であり、日中国交正常化にともない、本種の中国大陸からの輸入が激増したことが原因として挙げられる。また本種は雑食性でもあり、扱いやすいことも輸入増加の原因になったと思われる。さらに本種の価格は非常に安価だったため、外来生物法が施行されるまでは、どこのペットショップに出向いても本種の姿が確認できた。そうして在庫を抱えたものの、販路や多額に及ぶエサ代に困って遺棄(放鳥)に及んだ悪質なペット販売業者があったようである。
【生態系に与える影響】本種を含む特定外来生物に指定された鳥類4種は、もともとあった自然環境が人間により開発され、その結果原産地と似た環境ができあがり、そこに定着した、という侵入外来生物によく見られる図式にあてはまらない、極めて珍しい外来生物である。
特に本種はその傾向が強く、野外での生息が確認された場所はいずれも古くから環境が変化していない天然自然林で、都市化の進んだ地域で観察される例は少ない。
現在まで本種が定着したことによる影響はとくに確認されていないが、今後生息域を拡大することで、一般的に外来生物の侵入による変化があまりない天然自然林の生態系が、大きく変化することが懸念されるため特定外来生物に指定された。具体的には営巣場所が競合するウグイスやオオルリが駆逐される危険があり、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっている。

◇ソウシチョウ / 国立環境研究所 侵入生物DB(抜粋)
【自然分布】中国南部、ベトナム北部からミャンマー北部、インド・アッサム地方、ヒマラヤ西部
【形態】全長約15cm。体色は暗緑色で、眉斑から頬は薄い黄色、のどは黄色で胸は濃いオレンジ色、翼に黄色と濃い赤の斑紋があり、嘴は赤色。
【生活環境】スズタケなど1mを越えるササ類の繁茂する標高1000m以上の落葉広葉樹林で繁殖する。越冬期は標高の低い地域に移動し、主に竹林や笹藪に生息する。
【繁殖生態】繁殖期:繁殖期は4~10月と比較的長く、産卵から巣立ちまで1ヶ月以内であることから、年に複数回繁殖している可能性がある
産仔数:1回に3~4卵
【生態的特性】繁殖中でも10羽ほどの群がよく観察され、秋には20羽以上の群やシジュウカラ類と混群をつくる。ササ群落中や高木下層の葉層内を活発に移動し、採餌する
食性:昆虫、果実
【国内移入分布】茨城、東京、神奈川、山梨、静岡、愛知、和歌山、大阪、奈良、兵庫、三重、福岡、熊本、大分、宮崎の都府県で繁殖した記録がある。山形、栃木、群馬、埼玉、長野、岐阜、福井の各県および近畿・中国・四国・九州の全県でも分布記録あり。
【侵入経路】古くから日本に飼い鳥として輸入されており、一般家庭からの逸出または経営破綻した業者による大量放鳥によると考えられている。
【侵入年代】江戸時代から飼育されていたが、野外への定着は、兵庫県神戸市の再度山1931年。その他の地域では、1980年代前半以降に生息確認。
【影響】営巣場所に捕食者を誘引する。近年の爆発的な個体数の増加は在来種に影響を与えている可能性がある。1910~1920年代に導入されたハワイでは、在来鳥類減少の一因と考えられている。
影響を受ける在来生物:メジロ、コマドリ、コルリ、ウグイスなどの在来鳥類。
【法的扱い】外来生物法で特定外来生物に指定された。


※日本野鳥の会の"BIRD FAN"の投稿写真には、福島県内で撮影されたソウシチョウの写真はなかった。

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滝川渓谷ハイキング(福島県矢祭町)

2022-04-24 05:06:36 | 山行・旅行
4月19日は自宅へ帰る日でした。時間に余裕があったので、途中にある矢祭町の「滝川渓谷」に寄りました。
「滝川渓谷」は東北最南端の秘境と言われており、渓谷に沿ってハイキングコースが設けられています。今の時期はカタクリが楽しめるとのことで、2台のカメラを首に下げて出かけました。


<エピソード>
ハイキングコース入口に管理人さんがいて、ガイドマップ(リンク)を渡されました(ブログを書くのにすごく役立っています)。「上まで行くと2時間かかります。4時までには戻ってください」と念入りに言われました。ショルダーバッグと重そうなカメラ2台を首からぶら下げて、危ない老人に見られたのでしょう。もともと家に帰る都合があるので、2時までに戻るつもりでした。したがって、途中で引き返すつもりでスタートしました。


渓谷には四十八滝があると言われています。確かに大小合わせると48ほどはあったように思います。行きは所々で写真を撮りながら進みましたので、ご覧いただきたいと思います。

スタート地点から2分ほどで最初の橋を渡ります。
 

左は橋の上から撮った下流側の様子です。橋を渡ると滝川神社の社殿がありました。
 

スタートから6分で「一丁目・おぼろの滝」に着きました。
 

左は「おぼろの滝」を上から見ています。右は「二丁目・鋸歯の滝」です。
 

渓谷沿いの道を気持ちよく歩いていき、スタートから13分で「三丁目」の橋の手前に着きました。このハイキングコースには「一丁目」から「八丁目」までの表示があり、現在地の確認やペース配分の目安に役立ちます。
 

橋の前後の様子です。
 

ハイキングコースの道沿いにスミレ(菫、スミレ科)の仲間がたくさん咲いていました。タチツボスミレのようですが自信がありません。


こちらはヘビイチゴ(蛇苺、バラ科キジムシロ属)のようです。


そして、何とこれは(自信はないのですが)ギンラン(銀蘭、ラン科キンラン属の多年草)ではないですか。ここまで来た甲斐があったというものです。


気分よく歩いていきます。「四丁目」には四阿がありました。その四阿からは「見返りの滝」が望めます。
 

左は「五丁目」にある「みすじの滝」です。「五丁目」から「六丁目」にかけては道が狭くなり、鎖が設けられていました。
帰路ここを歩いていると、大きな蛇が目の前に現れました。毒蛇でないと分かっていても、どいてくれるまで動けません。待つしかありませんでした。
 

左は「六丁目」を過ぎたところの「せせらぎの滝」、右は「七丁目」手前の橋です。
 

この渓谷一番の見どころの「銚子の口滝」です。「八丁目」を過ぎたところにありました。
 

「銚子の口滝」を過ぎると流れが緩やかになりました。左は上流に向かって、右は下流に向かって撮った写真です。折り返しとなる「滝川の里」はもうすぐです。川沿いにカタクリやニリンソウが群生し、さらに湿原にミズバショウが咲いていました。ちょとした桃源郷のような風景でした。
 

カタクリ(片栗、ユリ科カタクリ属の多年草)。






ニリンソウ(二輪草、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)。




ミズバショウ(水芭蕉、サトイモ科ミズバショウ属の多年草)。




ショウジョウバカマ(猩々袴、シュロウソウ科ショウジョウバカマ属の多年草)。


12時45分に渓谷の上に当たる「滝里の里」に着きました。途中で引き返すつもりが、結局「上」まで来てしまいました。
コースタイム120分(ゆったりペース)のところを70分でした。「滝里の里」のベンチで持参した昼食を食べました。
1時ちょうどに「滝里の里」を出発し、帰路は来た道を帰ります。カメラ1台をバッグに仕舞いました。
歩き出してすぐに、カタクリの群生を観ていると、対岸で何やら動いているのが見えました。
見たことのない鳥でした。この鳥については、明日のブログで詳しくご覧いただきたいと思います。


この後は、蛇との遭遇はあったものの、無事に出発点に戻ってきました。帰路は55分かかり、到着時刻は1時55分でした。

ここからはおまけの写真です。
滝川渓谷にギンランが咲いていたので、地元のキンラン(金蘭、ラン科キンラン属の多年草)はどうかと思い、4月22日に観に行きました。
全体としてはまだ蕾のものが多かったですが、いくつかの株で花が開いていました。
 

一緒に撮った写真です。左はジュウニヒトエ(十二単、シソ科キンランソウ属の多年草)です。右はran1005さんより、ホウチャクソウ(宝鐸草、イヌサフラン科チゴユリ属)だと教えていただきました。
 

滝川渓谷ハイキング (完)
滝川渓谷 2022/04/19

おまけの写真(白井市) 2022/04/22
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さくら湖(福島県三春町)、大滝渓谷、高篠山森林公園、逢瀬公園(福島県郡山市)

2022-04-23 05:55:06 | 
4月18日、早朝に「三春滝桜」を堪能した後、三春町と郡山市で探鳥を兼ねた散策をしました。

◇◇さくら湖◇◇
さくら湖は、一級河川・阿武隈川水系大滝根川(おおたきねがわ)に作られた三春ダムのダム湖です。近くに「三春滝桜」があり、桜で有名な地域であることから「さくら湖」と名づけられました。
「三春滝桜」から5分ほどの所にある駐車場に車を停め、探鳥しました。周辺では散り始めたソメイヨシノがきれいでした
サクラの樹にシジュウカラが群れていました。ウグイスの声を何度も聞きました。遠くに動く鳥を見て撮ったらホオジロでした。

■シジュウカラ
Japanese tit

スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属
Parus minor
四十雀/L15cm










■ホオジロ
Meadow Bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza cioides
頬白/17cm


◇◇大滝渓谷と高篠山森林公園◇◇
高篠山(たかしのやま)森林公園は郡山市内と猪苗代湖とのほぼ中間に位置し、標高400~600mの所に作られた森林公園です。バンガロー、キャンプ場などもあり、アウトドアデビューに適した施設がそろっています。野鳥や昆虫観察に訪れる方も多いと聞いて出かけることにしました。
しかし、開門が9時で、それまで1時間ほど時間があることから、先に近くの大滝渓谷へ出かけました。
大滝渓谷は、一級河川・阿武隈川水系逢瀬川(おうせがわ)の最上流部に位置する渓谷です。森林浴や秋の紅葉の時季にはハイカーで賑わうようです。
しかし行ってみて分かったことですが、大滝渓谷より1.3km手前の地点にゲートが設置されていて、そこからは歩くことになりました。1.3kmですから20分ほどで行けたのですが、さらに悪いことに渓谷の30mほど手前で工事をしていて「立入禁止」となっていました。山側を巻いて行けそうだったので、行ってきました。工事現場には一切立ち入っていません。


「水源かん養保安林」と書かれた杭が立っていました。その先はこの季節人が立ち入っていないようなので、ここで引き返しました。落差が5~6mほどの滝がそばにありました。
 

近くに咲いていた花です。左はミヤマカタバミ(深山片喰、カタバミ科カタバミ属の多年草)、右はヤマハタザオ(山旗竿、アブラナ科ヤマハタザオ属の多年草または越年草)だと思いますが、自信がありません。
 

次はカキドオシ(垣通し、シソ科カキドオシ属の多年草)だと思います。カエルが渓谷にいました(いるのが当たり前ですね)。
 

次はヤマエンゴサク(山延胡索、ケシ科キケマン属の多年草)だと思いますが、これも自信がありません。
 

最後はフデリンドウ(筆竜胆、リンドウ科リンドウ属の越年草)とミヤマキケマン(深山黄華鬘、ケシ科キケマン属の多年草)だと思いますが、またまた自信がありません。
 

探鳥の方ですが、写真が撮れたのはキセキレイだけでした。ミソサザイの声がよく響いていたのですが、見つけられませんでした。
■キセキレイ
Grey Wagtail

スズメ目セキレイ科セキレイ属
Motacilla cinerea
黄鶺鴒/L20cm


きれいな声で囀っていました。


ここからは高篠山森林公園で撮った写真です。公園内の「せせらぎの小径」の脇にお花が多く咲いていました。
カタクリ(片栗、ユリ科カタクリ属の多年草)です。
 

ニリンソウ(二輪草、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)です。
 

キクザキイチゲ(菊咲一華、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)です。
 

左はカキドオシ(垣通し、シソ科カキドオシ属の多年草)の群落だと思います。右はスミレの仲間ですが、種は分かりません。
 

鳥はずいぶん歩いた割に見かけたのはヒヨドリとシジュウカラ、それにカラスだけでした。
ヒヨドリが近くに来たので撮りましたが、ずいぶん痩せて見えました。
■ヒヨドリ
Brown-eared Bulbul

スズメ目ヒヨドリ科
Hypsipetes amaurotis
鵯/L28cm


◇◇逢瀬公園◇◇
逢瀬公園は郡山市の西に位置し、面積32.5ヘクタールの敷地に、日本庭園、薬草園などが設けられています。
特に春は「さくらの広場」に約200本の桜が咲き誇り、花見の名所となっています。
今回は通りがかったので寄ってみました。そして公園の中を1時間余り歩きました。アップダウンが結構きつくて良い運動になりました。
多くの樹木に樹名板が付けられていて、落ち着いて勉強するにはよいところだと思いました。
主目的だった探鳥の成果はなく、サクラに群れるヒヨドリを撮りました(もう見飽きたと思いますので、小さくアップします)。
また、園内に「サボテン園」があり、2棟の温室内に所狭しとサボテンが展示されていました。
 

 

 

 

4月18日の活動はこれで終わりです。午後は雨になりましたので、早めにホテルに入りました。
明日は、4月19日に出かけた滝川渓谷(福島県矢祭町)の様子をご覧いただきたいと思います。

さくら湖、大滝渓谷、高篠山森林公園、逢瀬公園(完)
2022/04/18
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三春滝桜を観てきました - 早朝編(福島県三春町)

2022-04-22 05:15:06 | みんなの花図鑑
4月18日は、午前5時に現地入りしました。「三春滝桜」の周囲に、まだ誰もいませんでした。
滝桜の周囲を歩ける通路は閉ざされていて、それが開くのは午前6時だと書いてありました。
10分ほどすると散歩に訪れる人が出てきて、中には写真を撮っていかれる方もおられました。

朝日が昇り周囲の山が明るくなり出し、滝桜の天辺に陽が当たり出したのが5時35分頃でした。それから徐々に陽が当たる箇所が下におりてきて、6時前には滝桜全体を照らすようになりました。いよいよ撮影チャンスです。周囲に人がいない「三春滝桜」の写真を撮るには、この時間しかありません。


6時になり通路が開き、一番乗りで滝桜の周辺をぐるっと一周して観て回りました。滝桜の左右にいる人はスタッフの方です。


見事なベニシダレザクラです。


根回りは11m、幹周りは9.5mあります。






樹高は12m、枝張りは東西22m・南北18mあります。








こちら側からは逆光になります。


正面から滝桜を見上げてみました。


最後に望遠レンズで撮ったクローズアップです。




<エピソード>
「三春滝桜」を訪れたのは12年ぶりでした。滝桜は当時よりむしろ隆盛で若々しく見えました。
変わったのは団体客が少なかったこと(夜間と早朝だったからかもしれません)と、全員がマスクを着けていたことでした。
さらに「ドローン撮影禁止」の張り紙が目立ちました。


おまけの写真は、18日に撮った「三春滝桜」に来ていた鳥です。






明日は4月18日に出かけた、三春町のさくら湖周辺と郡山市の大滝渓谷、高篠山森林公園、逢瀬公園の様子をご覧いただたいと思います。

三春滝桜を観てきました(完)
2022/04/18
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三春滝桜を観てきました - ライトアップ編(福島県三春町)

2022-04-21 05:10:37 | みんなの花図鑑
「三春滝桜」は、樹齢1000年以上と推定される、国指定天然記念物のベニシダレザクラです。山梨県の「山高神代桜」、岐阜県の「根尾谷淡墨桜」と共に、日本三大桜のひとつに数えられています。
この桜は大正11年(1922年)に、桜の樹として初めて国の天然記念物に指定されました。今年はそれから100年となり、メモリアルライトアップなどの記念事業が行われていました。

4月17日、18日の2日間で、「三春滝桜」を観てきました。17日の夕刻に現地に入り、ライトアップされた「三春滝桜」を撮影しました。
18日は、日の出前に現地入りし、日の出直後の「三春滝桜」を撮影しました。
ブログは2回に分けてご覧いただきたいと思います。

■ライトアップ開始直後の滝桜


■ライトアップ滝桜の遠景






■ライトアップ滝桜のクローズアップ




■白暮から夜にかけての滝桜の変化
 

■「三春滝桜」のライトアップ動画
風にたなびく滝桜の様子をご覧いただきたいと思います。


<エピソード>
現地入りしたのはライトアップが始まる30分前(午後5時30分)です。既に10台ほど三脚が並んでいました。運よく滝桜の正面に三脚を立てることができました。
ライトアップは午後6時ぴったりに始まりました。西の空に明かりが残っていて、白暮の中の滝桜は全体が暗く写りました。ホワイトバランスを変えて、見た目に近い色合いが出せたと思います。
日が沈むとライトアップの効果が高まってきました。自然光とは違う滝桜の色です。ホワイトバランスを変えて、元の色合いに近くなるよう調節しました。


ここからは、4月17日に訪れた「須賀川牡丹園」の様子と、促成栽培されたボタンをご覧いただきたいと思います。
「須賀川牡丹園」は全国で唯一の、国指定名勝に登録された牡丹園です。広さは10ヘクタール、ボタンは290種、7000株あり、世界最大級とのことです。
 

 

 

牡丹の見ごろ時期は4月下旬から5月中旬です。その期間は入園が有料となります。17日は無料で入園できました。
促成栽培されたボタンがきれいでした。
 

 

 

明日は4月18日に撮影した、日の出直後の「三春滝桜」の様子をご覧いただきたいと思います。
2022/04/17

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ナシの花が咲いています(千葉県白井市)

2022-04-20 05:09:50 | みんなの花図鑑
サクラ(ソメイヨシノ)の花が終わるとナシの花が咲き出します。
白井市は全国一の梨の出荷量を誇る千葉県の中でも、市町村別の出荷額で第一位です。近くに梨畑がたくさんあります。
千葉県の梨の生産については、こちらが詳しいです。

今日はナシの花をいっぱいご覧いただきたいと思います。全部望遠レンズで撮りました。














今日はおまけの画像が二つあります。一つ目は、ヤエザクラです。






二つ目は、キンランの花芽です。今月末には花開きそうです


4月17日から福島県に出かけましたので、明日からは福島県の桜を中心にご覧いただこうと思います。

ナシの花が咲いています(完)
2022/04/14
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白馬岳を眺めて(長野県小谷村、白馬村)

2022-04-19 05:27:57 | 山行・旅行
4月11日、旅の最後に立ち寄ったのが、長野県の小谷村(おたりむら)と白馬村(はくばむら)です。
小谷村には正午前に着きました。昼食はこの村にある、共働学舎製パン所「からすのパンやさん」と決めていました。
この村の「からすのパンやさん」は、けっこう名が知れています。地元の方以外でも、ここに立ち寄ってパンを買われる方が多いです。
この日は昼食用の菓子パンと、自宅に持ち帰って食べる食パンを買いました。

菓子パンは北アルプスの景色を眺めながらいただきました。場所は「白馬乗鞍温泉スキー場」のすぐ近くです。


棚田にはまだ雪が残っていました。スズメが近くを飛んでいきました。


山を眺めます。
 

 

食後、山沿いに「栂池高原スキー場」の近くまで移動しました。スキーシーズンもそろそろお仕舞いです。この時期の栂池は静かでした。


車を停めて白馬岳をしばし眺めました。


白馬岳に代かき馬が現われるのも近いことでしょう。


最後に、もう一度じっくり山を眺めて、帰路につきました。


<参考:カラスのパン屋さんの地図>
出向いたのは「からすのパンやさん 共働学舎製パン所」の印の所です。


白馬岳を眺めて(完)
2022/04/11
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入善フラワーロードと舟川沿いの桜(富山県入善町)

2022-04-18 05:33:16 | みんなの花図鑑
4月11日は実家を朝出発し、北陸道から上信越道を通り自宅へ向かいました。
富山市を通過した際は上空に薄雲がかかり、北アルプスの眺めはいまいちでした。それでも薬師岳、立山、劔岳を順に眺めながらのドライブは気持ちがいいものです。
黒部川に架かる橋を渡る頃から、青空が見えてきました。それならばと急遽、入善スマートICで高速を下り、「にゅうぜんフラワーロード」を観てきました。
皆さまご存知の通り、富山県はチューリップの球根栽培が盛んです。1918年に礪波市で栽培が始まり、入善町では1937年から行われています。
現在でも富山県のチューリップ球根出荷量は日本一で、その中でも礪波市、南砺市に次いで、入善町は有数のチューリップ球根の産地となっています。
「にゅうぜんフラワーロード」は、雪をまとった北アルプスを背景に、300万本のチューリップが絨毯のように敷き詰められた光景が人気です。
今年は4月9日から公開が始まりましたが、まだチューリップは一部の品種が咲き始めたばかりで、時期的には早かったようでした。これから4月下旬まで楽しめます。
 



背景の山は北アルプスです。正面が朝日岳、右に白馬岳(しろうまだけ)が見えます。


売店でチューリップのプランター苗を買って帰りました。

「にゅうぜんフラワーロード」から東へ3kmほど行くと、舟川沿いの桜並木が見られます。遠目からも桜の帯が続いているのが分かりました。
駐車場に車を停めるのに10分ほど待ちました。関西方面からの車が多く見られました。
ここでもチューリップがきれいでした。




今度は菜の花とのコラボです。


正面の山は朝日岳、右は白馬岳へ続く稜線です。




最後は青空と白い山、桜と菜の花の四重奏です。


この後は北アルプスを反対側から観たくて、長野県小谷村・白馬村へ向かいました。

入善フラワーロードと舟川沿いの桜(完)
2022/04/11
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柴山潟で探鳥(石川県加賀市)

2022-04-17 05:30:04 | 
4月10日の午後に、柴山潟へ水鳥を観に行ってきました。ここへは2月にも訪れています。


4月7日に自宅近くの池にオナガガモとキンクロハジロがまだ居たので、柴山潟にもカモが居るかと思って出かけたのです。
案の定、ヒドリガモとキンクロハジロがまだ居ました。ヒドリガモはペアになっているものが多いようでした。
しかしずいぶん遠くにいて、写真を撮るには適していません。
 

 

近くに来たのはオオバンくらいで、もう帰ろうかと思ったところ、トビが旋回していたので、カメラで追いかけました。
■トビ
Black Kite

タカ目タカ科
Milvus migrans
鳶/L60cm
トビは最初は2羽がバトルをしていて、そのうち1羽が遠くへ飛び去りました。


勝ち残った1羽の雄姿です。




9枚目を抜き出しました。


続きです。


トビはその後湖畔の樹に止まりました。
 

 

 

今度はツバメです。湖上を飛び回っていたツバメが、いきなり水面に向かってダイブするのを観ました。
水浴びなのでしょうか? 水中にいたのは僅か0.1~0.2秒でした。




カモのよい写真は撮れませんでしたが、湖の向こうに白山がきれいに見え、退屈しない時間を過ごせました。


明日は4月11日、自宅へ帰る道中に撮った写真をご覧いただこうと思います。

柴山潟で探鳥(完)
2022/04/10
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足羽山の桜(福井県福井市)

2022-04-16 05:09:11 | みんなの花図鑑
4月10日の午前中、福井市の足羽山(あすわやま)に、お墓参りに出かけました。足羽山の一角が、市営の墓地公園として整備されています。
そして墓参の後に足羽山で桜見物を楽しみました。足羽山は「日本さくら名所100選」にも選出されている桜の名所です。

足羽山の桜です。












カラスも桜を楽しんでいるかのようでした。


足羽山には動物園もあります。無料なのが嬉しいです。日本では見られないこんなカモがいました。
■クビワコガモ
Ringed Teal

カモ目カモ科クビワコガモ属
Callonetta leucophyrys
首輪小鴨/L30cm
南アメリカの熱帯雨林地帯に分布するカモです。♂に首輪のような模様があるのが名前の由来です。
カモの仲間では最も小型で、体重は300gほどしかありません。♂は周年同色です。大きな群れを作らず、少数で生活します。


以前、この動物園では直接一部の鳥に触れることが出来たのですが、コロナ禍でできなくなったのが残念でした。






動物園を出た後、時間があれば足羽川沿いの桜並木道を歩きたかったのですが、時間がなくて断念しました。
そして、午後は片山津温泉へ出かけ、柴山潟でカモを観ました。
明日は柴山潟で観たカモや、その他の野鳥について、ご覧いただこうと思います。

足羽山の桜(完)
2022/04/10

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風車前花畑のチューリップ - あけぼの山農業公園(千葉県柏市)

2022-04-15 05:06:21 | みんなの花図鑑
帰省のための旅行はまだまだ続きますが、今日は4月5日に出かけた「あけぼの山農業公園」の様子をご覧いただきたいと思います。

この日の天気予報は晴れでした。しかし実際は雲が多く、また平日だというのに人出も多く、思うような写真が撮れませんでした。
現地に着いた時間は雲が多くありました。


フィッシュアイレンズで撮り、トリミングしてみました。あまり変わり映えしませんね。


その後、徐々に青空が出てきましたが、人出が多くなりました。私が帰った後、青空が広がったようです。


これまでに風車前花畑で撮影した写真です。
■コスモス(2018/10/)


■ビオラ(2019/01)


■雪(2019/02)


■キバナコスモス(2019/11)


■ビオラ(2020/01)


明日は再び旅の続き、福井県で観た桜をご覧いただこうと思います。

風車前花畑のチューリップ - あけぼの山農業公園(完)
2022/04/05

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根尾谷淡墨桜を観てきました(岐阜県本巣市)

2022-04-14 05:12:07 | 山行・旅行
山梨県北杜市にある山高神代桜を観た後は、岐阜県本巣市にある根尾谷淡墨桜を観に行きました。
走行距離は、中央自動車道と東海環状自動車道を通って273kmです。根尾谷に入るまでは順調に行けました。ところが残り6kmという所で、国道157号が大渋滞です。
これでは日が陰るまでに現地に着かないと思い、川の反対側の道へ迂回しました。しかし残り2.8kmという所でやはり渋滞です。運よく側に車を停められるところがあり、歩くことにしました。
何とか4時過ぎに現地に着きましたが、淡墨桜は山陰にあるので、写真はまさに淡墨色になってしまいました。
見る方向を変えて、ご覧いただきます。






岐阜県観光連盟のサイトをもとに、淡墨桜についてご説明します。
『樹齢1500余年を誇る孤高の桜。継体天皇お手植えの桜と伝えられ、薄いピンクのつぼみが、満開になれば白に、そして散り際には淡い墨色になることから淡墨桜と名付けられたと言われています。
樹高17.3m、幹回9.4mの大木は、山梨県の「山高神代桜」と福島県「三春滝桜」と並んで日本三大桜のひとつに数えられ、国の天然記念物に指定されています。』
サクラの品種はエドヒガンです。

根元の部分は苔むしていました。




満開のサクラの花色は、多少ピンク色を残した淡墨色でした。


ここからはおまけの写真です。車の大渋滞をよそに、歩いて現地へ向かいました。赤い橋が人が通る吊り橋で、その上流に車が通る橋が架かっています。見たところ車はまったく動いていませんでした。
 

橋を渡っていると土手に何やら動くものが見えました。国の特別天然記念物のニホンカモシカです。夢中で草を食べていました。
 
.

次は帰路に撮った写真です。根尾谷は根尾谷断層でも有名なところです。断層の前後で地面の高さが2~3mほどズレているのが分かります。
この断層崖は、国指定の特別天然記念物に指定されています。これで2時間ほどの間に、天然記念物を3つも見たことになります。


Wikipediaをもとに、根尾谷断層の概要をお知らせします。
根尾谷断層は、1891年(明治24年)に発生した濃尾地震の地震断層です。
この地震により、数十kmに渡って地表地震断層が現れました。断層の総延長距離は約80km、活動一回あたりの最大左横ずれ変位量は8m、最大上下変位量は6mです。濃尾地震は、マグニチュード8.0という日本史上最大の内陸地殻内地震(直下型地震)でした。その地震断層である根尾谷断層も日本最大の地震断層となりました。

根尾谷淡墨桜を観てきました(完)
2022/04/09
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