shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

田起こしに集まる鳥たち

2022-01-31 15:15:31 | 
白井市内には、田畑がまだたくさん残っている。
昨日、散歩していると、トラクターで田起こしをしている所に出くわした。
作業が終わったばかりのところで、写真を撮らせていただいた。

正確に言うと田起こしではないかもしれない、昨年まで休耕していた水田を、今年はレンコン栽培に当てるのだそうだ。
粘土質の田圃は、レンコンの栽培にも向いていることだろう。

さて、作業中集まっていた大勢のカラス(ハシボソガラス?)が飛び去り、やって来たのはハクセキレイだ。
5羽が田圃の真ん中に来て、歩き回って、何やらついばんでいる。
ハクセキレイはそれほど人を恐れない。最も近づいたところで、8mほどの距離だったように思う。
■ハクセキレイ
White Wagtail

スズメ目セキレイ科
白鶺鴒/L21cm
Motacilla alba lugens










よく観ると、頭まで白い鳥と、頭は黒く背は白い鳥が混じっていた。上下の写真を比べてみるとよく分かる。
通常、ハクセキレイは頭頂からの上面は黒く、雨覆は白い。顔と頸側は白く、黒い過眼線がある。その特徴からすると、下のハクセキレイが通常で、上は部分白変種のようだ。


何やら捕まえたようだ。よかったね。


ハクセキレイに続いて下りてきたのは、セグロセキレイだった。2羽が下りてきて、ハクセキレイに混じって餌を探していた。
■セグロセキレイ
Japanese Wagtail

スズメ目セキレイ科
背黒鶺鴒/L21cm
Motacilla grandis






田圃の奥の方に何やら下りてきた。ツグミかと思ったが、ツグミより小さく見えた。
図鑑で調べると、タヒバリのようだった。
タヒバリは冬鳥で、川原、農耕地、海岸、草地などで生活する。水辺や水田の草丈の低い場所を歩き、昆虫類、クモ類、草の種子などを採食する。
30mほどある田圃の、一番奥の方に下り立ち、その辺りで餌を探していた。近くに来ることはなかった。
■タヒバリ
Water Pipit

スズメ目セキレイ科
Anthus spinoletta
田雲雀・田鷚/L16cm










最後に下りてきたのは、モズのようだった。田圃の一番端に来てしばらく餌を探していたが、すぐに飛び去った。
■モズ
Bull-headed shrike

スズメ目モズ科
Lanius bucephalus
百舌・鵙/L20cm




今日はモノクロのような写真ばかりになってしまった。最後のモズが少し色を添えてくれた。

この日、上空にはトビが舞っていたので、写真を追加する(2022/01/31 10:27pm)。
この鳥の英名は "Black Kite”。やはりモノクロのような写真になってしまった。
■トビ
Black Kite

タカ目タカ科
Milvus migrans
鳶/L60cm


(完)

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七次川調整池で餌遣り再開 - 七次川調整池2021-2022冬 定点観察⑩(その後)

2022-01-30 17:21:42 | 
昨年11月から続けてきた七次川調整池(以下、池という)での定点観測を、1月17日で終了した。
しかし、その10日後の27日、池を訪れると、たくさんのオオハクチョウが来ていた。どうやら餌遣りが再開されたらしく、餌が入っているらしい段ボール箱などが置いてあった。12月に白井市の環境課が出した「野鳥にえさをあげないで」の掲示は、そのまま残っていた。

一市民として、またブログで情報を発信している立場として、餌遣りが再開された経緯について知りたく、白井市の環境課へ電話で問い合わせた。
その結果、凡そ以下の返答があった。
・昨年春までオオハクチョウの保護活動に携わっていた「白鳥の会」は解散し、餌遣りは行われなくなった。
・その後の対応について、専門家(山階鳥類研究所)に相談した。
・勝手にパンくずなどを与える人がいたため、「野鳥にえさをあげないで」と書いた掲示を行った。
・保護活動をやりたいという団体「白鳥サポート隊」が現われ、必要最小限の餌遣りをすることを認めた。
・ここにオオハクチョウが定住することは、市民への憩いの提供となる。

私も、時々池の様子を観て、ブログで発信していきたいと思う。

■オオハクチョウ
Whooper swan

カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm




餌遣りは1日1回、正午ごろに行われるとのことだったので、その直前に池を取材した。
39羽のオオハクチョウが餌を求めて集まっていた。
本来、夜間に採食するカモ類(オナガガモ、ホシハジロ)も、たくさん集まっていた。
※1月28日撮影


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手賀沼周辺(大堀川~北千葉導水ビジターセンター)を散策

2022-01-29 16:01:59 | 
あけぼの山からの帰り道、少し時間があったので手賀沼周辺を散策してきました。
下記は手賀沼全体のGoogle mapと、この日に歩いた周辺の地理院地図です。Google mapでは、あけぼの山の位置も分かるように選びました。




車を柏ふるさと公園の駐車場に停めて、先ずは大堀川の右岸を500mばかり歩きました。
河原でカワラバトが餌を探していて、その中にムクドリが1羽混じっていました。驚いたことに、近くまで行っても逃げません。
アップで、精悍な顔つきを撮らせてもらいました。
■ムクドリ
White-cheeked Starling

スズメ目ムクドリ科
Spoodiopsar cineraceus
椋鳥/L24cm






対岸ではオオバンとカルガモが、やはり餌を探していました。
■カルガモ
Eastern Spot-billed Duck

カモ目カモ科
Anas zonorhuncha
軽鴨/L61cm


■オオバン
Eurasian Coot

ツル目クイナ科
Fulica atra
大鷭/L39cm


近くにはキジバトの姿もありました。
■キジバト
Oriental Turtle Dove

ハト目ハト科
Srreptopelia orientalis
雉鳩/L33cm




10分ほど歩いて、同じ道を引き返しました。
途中、カワセミが飛ぶ姿が観られ、川岸の樹に止まったようなので覗き込んだら、すぐ近くにいました。
残念なことに、一瞬で飛び去っていきました。

川ではカワウが潜水を繰り返していて、カメラを構えたら飛び立ちました。
■カワウ
Great Cormorant

カツオドリ目ウ科
Phalacrocorax carbo
河鵜/L81cm W129cm


ふるさと公園の辺りまで戻ってきました。対岸でアオサギがじっとしていました。
■アオサギ
Grey heron

ペリカン目サギ科
Ardea cinerea
青鷺/L93cm


川幅が広がった辺りで、カイツブリが盛んに潜水を繰り返していました。
この鳥はピントが合っていても、ボケて見える鳥です。それならばと、思い切ってトリミングしてみました。
■カイツブリ
Little grebe

カイツブリ目カイツブリ科
Tachybaptus ruficollis






こんな短い翼で空を飛ぶのは大変でしょうね。実際、長距離を飛んでいるのは観たことがありません。

大堀川が手賀沼に流れ込む辺りで、オオバンが群れていました。
コサギが餌を探していましたが、すぐに飛び去りました。したがって写真は後ろ姿だけです。
■コサギ
Little egret

ペリカン目サギ科
Egretta garzetta
小鷺/L61cm




さあ、いよいよ手賀沼ですが、辺りは一面のヨシ原で、残念なことに沼ははるか遠くでした。


ヨシ原では、時折小さな鳥が飛び交う姿が見えます。しかしすぐに草陰に隠れて見えなくなります。
かろうじて、シジュウカラの姿を捉えることができました。
■シジュウカラ
Japanese tit

スズメ目シジュウカラ科
Parus minor
四十雀/L15cm


ヨシ原に沿って600mほど歩くと、北千葉導水ビジターセンター(第二機場)に着きました。
北千葉導水路は、利根川の下流部と江戸川を結ぶ約28.5kmの導水路(地下の川)です。
利根川の水を東京都、千葉県、埼玉県で飲み水などに利用できるようにしたり、手賀沼に注水して沼の浄化を図っています。
機場から手賀沼につながる入江のような池には、コブハクチョウ、畔にアオサギ、カワセミの姿が観られました。
■コブハクチョウ
Mute Swan

カモ目カモ科
Cygnus olor
瘤白鳥/L152cm


■カワセミ
Common Kingfisher

ブッポウソウ目カワセミ科
Alcedo atthis
翡翠/L17cm




■アオサギ (英名等は前述)


40分程度の散策で、期待していた渡り鳥の姿は観られませんでしたが、多くの野鳥が観られました。
次に手賀沼を訪れる際は、下調べをして渡り鳥が観られそうな場所へ出かけたいと思います。

(完)
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あけぼの山を散策

2022-01-28 16:37:59 | みんなの花図鑑
1月25日、お隣の柏市にある、あけぼの山の周辺を散策してきました。
まず最初に向かったのは日本庭園です。先日柏市にお住まいのブロガーさんが、日本庭園にヨシガモが来ていると教えてくださったからです。
残念ながら、この日はヨシガモには会えませんでした。






続いてさくら山の周辺を歩いていたら、シロハラに出会いました。
■シロハラ
Pale Thrush

スズメ目ヒタキ科
Thrdus pallidus
白腹/L25cm






シロハラは冬鳥です。秋の渡りの頃は群れていますが、越冬中は1羽で生活します。
落ち葉の下や土中からミミズ類や昆虫類の幼虫を採食し、秋から冬には木の実も食べるそうです。
目がかわいいですね。

シロハラに出会って気分よくさくら山を歩き、あけぼの山農業公園へ向かいます。


さくら山からは筑波山が大きく見えました。


農業公園の入り口に向かうと、すでに公園内のロウバイの周りにカメラマンが集まっているのが見えました。
私もいくつか樹を選んで撮らせていただきました。


こちらはソシンロウバイです。




ウメもぽつぽつと咲き出していました。


ウメの樹にジョウビタキの雄が来ていました。
■ジョウビタキ
Daurian Redstart
スズメ目ヒタキ科
Phoenicurus auroreus
常鶲・尉鶲/L14cm


ジョウビタキも冬鳥です。1羽で縄張りを持ち、主に昆虫類やクモ類を採食し、草木の実も食べます。
この鳥には時々出会いますが、出会うのはこれまでのところ、ほとんどが雄です。

農業公園には長居せず、ニホンズイセンを撮って、最後にメタセコイアを眺めて帰りました。




この日は時間に少し余裕があったので、この後手賀沼に寄ることにしました。
手賀沼の様子は、この次の記事でお報告します。


コメント (13)
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石川県の片野鴨池と柴山潟周辺でコハクチョウ・マガンなどを観てきた(その④、最終回)

2022-01-27 13:57:24 | みんなの花図鑑
その③からの続きです。

これまで片野鴨池を中心に、観た鳥について紹介してきた。
冬場に水を張り面積を増やしても、たった10haしかない片野鴨池に、なぜこんなに多くのガンやカモが集まるのか、それにはこの池の歴史が大きくかかわっている。この池の歴史について触れておこう。

片野鴨池の原型は、今から500年前に出来たといわれている。海からの風で砂が運ばれてきて砂丘ができ、谷が埋められて水が溜まって池となった。今でも周囲には砂丘と砂岩地帯が広がっている。当時はもっと大きな池で、山の中腹あたりまで水があったようだ。
その後17世紀後半に、水田を作るため、池の水を抜く干拓工事が行われた。現在の鴨池の大きさは、その後大きく変わっていない。
鴨池に水田が開かれてから10年後に、ここで坂網猟が始まっている。カモは夕方薄暗くなったころに池を飛び立ち、周辺の水田へ餌を食べに行く。この飛び立つところを、池の周囲の丘の上でY字型の投げ網を使って獲るのが坂網猟だ。この坂網猟のお陰で、鴨池では冬季の人の立ち入り禁止、周囲の森林の伐採禁止、銃猟禁止が長い間維持されて来た。
一方、周辺の池沼では銃猟が行われてきた(現在は禁止となっている)ため、ガンやカモが安全なこの池に集まった。
ちなみに、坂網猟は鴨池の周囲の丘で行われており、この池で行われているわけではない。ガンやカモは丘は危険だと思っても、この池は安全だと思っているようである。

さて、その④(最終回)ではコハクチョウ、ガン、カモ以外の鳥について報告する。

■タシギ
Snipe

チドリ目シギ科
Gallinago gallinago
田鷸/L26cm









雌雄同色。ジシギ類4種の識別の基準になる鳥。頭には黄白色の頭央線がある。眉斑、目の下の線、頬の線がある。
肩羽の外線は黄白色で、それが連なって線に見える。次列風切の羽先は白く、飛ぶと白線に見える。

タシギが2羽、観察館の目の前の田圃で餌を探していた。長い嘴を泥の中に差し込んで、餌を探していた。
餌となるのはミミズ類、貝類、甲殻類、昆虫の幼虫などで、動物食の鳥である。

■ダイサギ
Great Egret

ペリカン目サギ科
Andea alba
大鷺/L88~98cm



ダイサギは観察館から少し離れた池の端で餌を探していた。餌は魚類の他、カエルやザリガニなどを採られて食べる。

■モズ
Bull-headed Shrike

スズメ目モズ科
Lanius bucaphalus
百舌・鵙/L20cm





雄のモズが観察館から30mほどの所に生えているヨシに止まった。
数分間止まっていて、飛び去った。鴨池を縄張りとしているのかもしれない。

■その他
 

片野鴨池の上空は、小松空港へ着陸する飛行機の航空路となっている。そのため何度か旅客機が上空を通過した。
ガンやカモは気にする様子は見せるが、驚いて飛び立つようなことはなかった。
自衛隊の戦闘機やヘリコプターが近くを飛ぶと、音量が大きいのでガンやカモが騒ぎ立てることがあった。
近くの道路をトラックが通過する際も、気にした様子が見られた。

■カンムリカイツブリ
Great crested Grebe

カイツブリ目カイツブリ科
Podiceps cristatus
冠鳰/L56cm W85cm



この鳥を観たのは片野鴨池ではなく柴山潟だった。雪が舞い、大きな波が立っていたが、潜水を繰り返して餌を探していた。
2羽が近づいたところを撮影した。

石川県の片野鴨池と柴山潟周辺でコハクチョウ・マガンなどを観てきた(完)

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は、あけぼの山のウメ、ロウバイなどをご覧いただく予定です。
コメント (12)
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石川県の片野鴨池と柴山潟周辺でコハクチョウ・マガンなどを観てきた(その③)

2022-01-27 00:57:55 | 
その②からの続きです。

今一度、片野鴨池の全景をご覧いただきたい。


池の中央付近に、左右に分かれて、ガンやカモがたくさんいるのがお分かりだろうか。
望遠レンズで覗いてみる。
手前にいるのがマガモで、雄は頭が緑色をしていて、背と腹は明灰色に見える。
一番大きいのはヒシクイである。マガンはヒシクイより少し小さく、嘴の基部から額にかけての羽毛が白い。
ちなみに、ヒシクイもマガンも、国の天然記念物となっている。


画像が荒くなるのを承知で、マガンをトリミングしてみた。
雌雄同色である。羽色は褐色で、嘴の基部から額にかけての羽毛が白い。
また腹に黒褐色の横斑が観られるのも特徴の一つであるが、これは水面に隠れて分からない。


■ヒシクイ
Bean Goose

カモ目カモ科
Anser fabalis
菱喰/L85cm

先ほどの鳥がたくさん集まっている写真から、ヒシクイがいるところを拡大してみた。


ヒシクイは雌雄同色である。日本には3亜種が渡来し、体が大きいのがオオヒシクイである。片野鴨池に渡来するのもオオヒシクイが多数である。
全体が暗褐色で、頭から上、特に顔は暗色である。

ヒシクイは広い水田や湖沼などで、落穂、水草やその根を食べるが、名前の通りヒシの実を割って食べる。
レンジャーの方のお話では、片野鴨池にはヒシが繁茂し、ヒシクイはその実を食べるので、日中もこの池から外へ出ないで過ごしているそうである。


次にカモ類であるが、片野鴨池の全体の写真を見ていただいて分かるように、カモは観察館からずいぶん離れた所にしかいなかった。
特にトモエガモは臆病なため、一番遠い池の反対側にいた(北西側にいるのは風を避ける意味もある)。残念ながら鴨池でカモを撮ることはできなかった。

■トモエガモ
Baikal Teal

カモ目カモ科
Anas formosa
真鴨/L40cm

成鳥雄の顔には複雑な模様があり、この模様を巴形に見立てた。巴模様は雄でははっきりと見えるが、雌ではぼやけた感じとなり、雌の顔の前面には丸い白斑がある。
(写真なし。)

■ミコアイサ
Smew

カモ目カモ科
Mergellus albellus
神子秋沙



成鳥雄は全体に白く、目の周り、後頭、背などが黒い。嘴と足は鉛色。
成鳥雌は頭から後頸は茶褐色、喉から頸側は白い。上面は黒褐色で、体下面はそれよりも淡色。目先は黒い。
写真はミコアイサの雌。100mほどの距離で撮影したものを、トリミングして拡大した。

以上、片野鴨池ではカモの写真は上手く撮れなかった。
柴山潟では風が強く雪も舞っていて、撮影には悪条件だったが、いくつかの種類のカモを撮影できた。
以下は柴山潟で撮影したカモの写真である。

■マガモ
Mallard

カモ目カモ科
Anas plantyrhynchos
真鴨/L59cm

マガモの成鳥雄の頸には白い頸輪がある。頭部は黒くて緑色の光沢があり、光の角度で青紫色にも見える。中央尾羽は外側に巻羽となっている。雌は全体に褐色で、頭部は黒っぽい。








■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm









ヒドリガモの成鳥雄は額から頭頂にかけてクリーム色がよく目立つ。顔と頸、胸は茶褐色で、他は全体が灰色っぽく見える。
成鳥雌は全体に褐色。他のカモ類の雌にもよく似ているが、本種は褐色味がかなり強い。

その④(最終回)に続く。
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石川県の片野鴨池と柴山潟周辺でコハクチョウ・マガンなどを観てきた(その②)

2022-01-24 22:14:36 | 
その①からの続きです。

片野鴨池で越冬するコハクチョウは、鴨池周辺の水田で餌を採っている。
柴山潟は先に述べた通り、北側の大半が干拓され、大部分が水田となっている。収穫が終わった後の水田は、一部に水が張られカモ類の採餌場になっているが、多くはそのまま春を迎えるので、コハクチョウは落穂や二番穂を食することができる。
コハクチョウは採餌と休憩を繰り返しながら、ここで日中を過ごし、夕方にねぐらの片野鴨池へ帰っていく。




■マガン
Greater White-fronted Goose

カモ目カモ科
Anser albifrons
真雁/L72cm

マガンもコハクチョウ同様、日中に採餌を行う。早朝に群れで片野鴨池を飛び立ち、周辺の水田で餌を取り、夕方に鴨池へ帰ってくる。
従って日中鴨池にマガンの姿がないのが通常であるが、私が訪れた日は多くのマガンが観られた。
先ずは、観察館から観た鴨池の全体像をご覧いただきたい。


はたして皆さまが、この中にマガンやカモ類の姿を見つけられたか心配だが、奥行きが500mほどある池の中央から奥にかけて、3000羽を越える水鳥が休んでいる。望遠レンズで観ていこう。
池の中央部にはマガン、ヒシクイ、マガモなどのカモ類が多く観られる。マガンの全長は72cm、ヒシクイはさらに大きく85cmある。一方マガモの全長は59cmなので、大きさで区別できる。
マガンは嘴の基部から額にかけての羽毛が白い。一方、ヒシクイには嘴の基部から額にかけての白い羽毛はない。望遠鏡を使って注意して観ると分かるが、この写真では分からないかもしれない。




ついでに池の奥の方もご覧いただきたい。ここにはトモエガモが多くいるが、写真では分からないと思う。


それでは、いよいよマガンが飛んでいるところを、ご覧いただきたいと思う。
初めの4枚は鴨池観察館で、最後の1枚は柴山潟周辺で撮影した。










その③に続く。

おまけの写真:上空7300mから見た冬の諏訪湖(本文とは関係ありません)。



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石川県の片野鴨池と柴山潟周辺でコハクチョウ・マガンなどを観てきた(その①)

2022-01-24 00:09:24 | 

(雪が舞う中を飛翔するコハクチョウ)

1月21・22日、石川県加賀市にある片野鴨池ならびに柴山潟周辺で、コハクチョウ・マガン・カモ類などを観てきた。
片野鴨池は、日本に50ヶ所あるラムサール条約登録湿地の一つで、1993年に国指定鳥獣保護区(集団渡来地)に指定されている。
池の周囲には水田や砂丘、松林が広がり、水田は収穫が終わると水を一杯に張る。そのため池の面積は、夏場は1.5haだが冬場は10haに広がる。
この池は、コハクチョウ、マガモ、トモエガモ、マガン、ヒシクイなどの越冬地となっており、特にトモエガモは日本に飛来する約半数が、ここで越冬する。
越冬する渡り鳥の数はかつては10~50万羽いたが、現在は周辺の池沼に分散して越冬しているため、この池で越冬する数は5、6千羽程度である。

柴山潟は、石川県南西部に位置する加賀三湖(他の二つは木場潟と今江潟)の一つで、標高1m、面積1.92㎢、最深2.8mの淡水湖である。
湖水は今江潟を経て日本海に排水されていたが、現在は湖の北側3/4が干拓され、南端から人工の新堀川で日本海へ排水している。西岸に片山津温泉がある。
湖には多くのカモ類が越冬し、周辺の田圃はコハクチョウなどの採餌場となっている。







上の左右の地図は縮尺が違うので注意を要する。片野鴨池の夏場の面積は1.5haだが、冬場には10haまで水が張られる。

2日間に撮った写真をもとに、渡り鳥の様子を記載する。
■コハクチョウ
Tundra Swan

カモ目カモ科
Cygnus columbianus
小白鳥/L120cm




夜は片野鴨池などで過ごし、日中は柴山潟周辺で採餌しているようである。家族単位で行動し、かつては採餌場に100羽ほどが集まる姿が観られたが、最近は10羽ほどの群に分散して餌を採っているのが観られる。




上の写真では人を警戒することなく餌を採っている。
一方、下の写真では首を高く上げており、これは人を警戒しているためである。コハクチョウはオオハクチョウより警戒心が強いと言われている。




下は採餌場に向かうコハクチョウの家族。



(写真はいずれも柴山潟周辺で撮影。)

その②に続く。
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夏ミカンの皮まで食べるヒヨドリ

2022-01-18 23:15:30 | 
メジロ用の餌かごを置いて、ヒヨドリにはしばらく餌をあげていなく、可哀そうなことをしていた。
最近は、熟したキンカンを食べに来ているのに、よく出くわす。
キンカンの実はヒヨドリでも丸呑みできず、かじって食べているが、中味を食べる前に地面に落とすことが多い。
ヒヨドリは地面に落ちた実は食べない。

今朝、夏ミカンをヤマボウシの樹に結わえた。
するとすぐにヒヨドリが来て、無心に食べていた。

お昼過ぎに様子を観るとどうだろう。
何と、夏ミカンの分厚い皮まで食べているではないか。よほどお腹が空いていたのかねえ?






ヒヨドリ
Brown-eared Bulbul
スズメ目ヒヨドリ科
Hypsipetes amaurotis
鵯/L28cm

1月18日23時 月齢 15.8

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七次川調整池の渡り鳥 - 七次川調整池2021-2022冬 定点観察⑨(まとめ)

2022-01-17 10:44:21 | 
昨年11月下旬から、七次川調整池において、オオハクチョウを中心に定点観察を続けてきた。
ほゞ水鳥の数が落ち着いてきたので、定点観察を終了したいと思う。
これまで観察してきた結果をまとめてみた。

■ オオハクチョウ


11月22日以前については観察していないため、初飛来の時期は不明である。11月23日に2羽が観察でき、その後オオハクチョウは居たり居なかったりしている。観測数が最も多かったのは12月21日の17羽であった。
観察した時間は、午前中(7時~11時の間の10分~1時間)であったので、居ない間は餌場へ移動していた可能性がある。
また、オオハクチョウは家族単位で行動するため、ここに来ているオオハクチョウは複数の家族が混じっていたと思われる。
11月23日 2羽
11月25日 0羽
11月29日(夕) 13羽 (近所の方らからの情報)
11月30日 4羽
12月2日 0羽
12月5日 0羽
12月7日 0羽
12月9日 0羽
12月10日 0羽
12月21日 17羽
12月22日 12羽
12月23日 10羽
12月25日 10羽
12月26日 0羽
12月27日 0羽
12月28日 5羽 池面の約8割が結氷
12月29日 8羽
1月2日 4羽 池面の約9割が結氷(その後も部分結氷が続く)
1月5日 0羽
1月6日 12羽
1月7日 0羽
1月8日 5羽
1月9日 9羽
1月12日 6羽
1月13日 7羽
1月15日 3羽
1月16日 3羽

■ カモ類


11月23日から1月16日までの間、常時約100~200羽が観察できた。最も多かったのはオナガガモで、次がホシハジロ、キンクロハジロであった。カルガモも観察できた。
キンクロハジロが観察できたのは12月下旬だけで、1月上旬にはホシハジロ、キンクロハジロ共に観られない日もあった。1月中旬になると多くのキンクロハジロが観られた。
その他のカモ類は確認できなかった(昨年はコガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリが観られた)。

■ その他の渡り鳥
オオハクチョウ、カモ類以外の渡り鳥は確認できなかった。

■ まとめと感想
昨冬まで行われていた餌付けが今冬中止された。オオハクチョウの数は減少したが、一定数がこの池で越冬した。
カモ類の数も減少したが、それでも200羽ほどがこの池で越冬した。
この池は渡り鳥にとって安全で、近くに餌場もあるので、冬鳥の越冬地として今後も使われていくことだろう。

※ オオハクチョウ:1月16日撮影。 カモ類:1月8日撮影。

■ 今冬、これまでに投稿した記事
11月23日 オオハクチョウが飛来 - 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察①(11月下旬)
12月1日 オオハクチョウが定着か - 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察②(11月下旬その2)
12月9日 オオハクチョウが不在 - 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察③(12月上旬)
12月24日 オオハクチョウが再来 - 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察④(12月中・下旬)
12月27日 キンクロハジロ を観察- 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察⑤(12月下旬)
12月29日 オオハクチョウを連日観察 - 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察⑥(12月下旬)
1月6日 池面が凍結 オオハクチョウは居たり居なかったり - 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察⑦(1月上旬)
1月7日 冷え込んだ朝 - 七次川調整池 2021-2022冬 定点観察⑧(1月上旬)

(完)
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コハクチョウを観に多々良沼へ行ってきた

2022-01-14 22:50:36 | 



1月14日、コハクチョウを観に群馬県の多々良沼に行ってきた。
この日は北西の風が強く、沼に時折り白波が立っていた。そんな中、波を受けながら懸命に泳ぐカモたちや、風を避けて休むコハクチョウなど、様々な鳥たちの様子に接することができた。

■ 多々良沼について。
群馬県東部の館林市と邑楽町に渡る、全面積98haの淡水沼。南岸にはヤナギ、ハンノキ、コナラの林があり、北西側は湿地とヨシ原が広がっている。ヘラブナやバス釣りが楽しめる一方、冬にはコハクチョウをはじめとする多くの渡り鳥が飛来し、それを目当ての観光客も多く見られる。
(国土地理院地図)


(群馬県立多々良沼公園HP)


■ コハクチョウの飛翔。


■ 草原で餌を採るコハクチョウ。






■ 浜辺で休むコハクチョウ。


■ 風上へ向かって泳ぐホシハジロの群れ。


■ 入江で休むカモの群れ(オナガガモとキンクロハジロが確認できた)。


■ たまたま近くに来たカワセミ。




■この日に観たその他の鳥(写真を撮ったもの)。
ダイサギ。


カルガモ。


オオバンの行列。


モズ。


ツグミ。


ヒヨドリ。


キジバト。


ムクドリ。


ハシボソガラス。


■この日に観たその他の鳥(写真を撮れなかったもの、撮らなかったもの)。
カイツブリ、カワウ、ジョウビタキ、シジュウカラ、ハクセキレイ、スズメ。

■ 多々良沼の風景。


(完)
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ミカンを食べるメジロとヒヨドリ

2022-01-13 17:12:19 | 
近所の柿の実もすっかりなくなり、メジロも餌に困るだろうと、自宅のヤマボウシに二つに切ったミカンを置いた。
早速、メジロが食べに来た。


ミカンの果汁がほとばしっている。お構いなしにミカンを食べていた。


メジロはいつもきれいに食べ尽くす。


ヒヨドリもミカンが大好きだ(写真は別の日に撮影)。








こちらはメジロ専用の餌かご。隙間が狭いので、メジロは通過できるが、ヒヨドリは中に入ることができない。


餌かごの中でミカンを食べるメジロ。


残念そうに餌かごの中を覗くヒヨドリ。




ヤマボウシにはスズメもよく止まるが、ミカンには関心がないようだ。


最後にハシブトガラス。お向かいの家のコニファーの実を食べているようだったが、いきなりこちらに向かって飛び出してきたので、驚いた。




(完)
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植物?クロスワード(19)の解答

2022-01-12 05:30:00 | クロスワードパズル


植物クロスワードは、毎月10日に掲載しています。次回は2月10日で、春の野に咲く花を特集します。
前回のクロスワード(12月10日掲載)はこちらからお楽しみいただけます。

■ タテのカギ
1 全長50cm。マガモより小さくヒドリガモより大きい中型のカモ。マガモよりスリムな体形で頭は丸みがあり額が高くなっている。嘴はヒドリガモより細長い。飛翔時は白い翼鏡が目立つ。


2 全長37cm。黒い帽子をかぶっていて、翼は短かく幅広で尾は長い。黒とブルーグレイの姿をひらひらさせて水平に飛ぶさまはエレガントだが、カラスの仲間。となると当然鳴き声は、この姿でこんな声で鳴くとは信じられないという人がいるほど。


3 コンピューターシステムで、複数の端末を集めて連結する中継器。
4 国家、社会に功績のあった者を表彰するために設けられた勲位の等級。最高は大勲位。
5 死後、その魂が行くとされている地下の世界。
6 全長約90センチ。体色は黄褐色の地に暗褐色の不規則な横じまがある獰猛(どうもう)な魚。
7 全長26cm。夏羽では首は赤茶色、冬羽では黄茶色。足には各指にみずかきがあり、潜水は大得意で足だけで泳ぐ。小魚、ザリガニ、エビ類、大きな水生昆虫などを食べる。日本では全国に分布する。


12 全長21cm。全体が白黒模様のセキレイの仲間の鳥。頭から背と胸は黒色で、頭の黒色の中に額の白色が良く目立つ。翼は白色部分が多く、腹は白色なので、飛ぶと白い鳥に見える。ほぼ日本の固有種。


13 困難な道や長い道のりを歩き通すこと。
14 主に経済を活性化するために、政府や自治体が認可や届け出などの規制を緩めること。
16 「━━、それ」が会話に多くなるのは、アルツハイマー病の可能性がある。
18 古代エジプト第4王朝の王。紀元前26世紀に在位。カイロ南西のギザに世界最大のピラミッドを建立した。
19 島崎藤村によって書かれた長編小説『夜明け前』は、「━━はすべて山の中である」の書き出しで知られる。
20 代々続いて同じ商売をしている格式・信用のある店。
23 2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31…。
24 日本の鉄道には約10000、道には約1200ある。
25 アントニオ・ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』作品8のうち、 第1から第4曲の総称。
27 刑事をいう俗語。

■ ヨコのカギ
1 全長140cm。翼を広げると225cmにもなる。全身白色でくちばしは黒色と黄色。足は黒色。日本では冬鳥で主に北海道と東北地方北部で越冬している。家族のきずなが固く群れになって集まり、他のカモたちと一緒になって春を待っている。シベリアからやってくる代表的な冬鳥。


8 コガネムシ科ハナムグリ亜科に属する昆虫で、やや大型のハナムグリの一種。
9 感染症予防策の「3密」には入っていないが、ステイホームには反する行為。リモートなら安心かも。
10 古代インド発祥の心身の調整・統一を図る修行法。現在は健康法としても行われる。
11 年数を数えるのに用いる助数詞。。「五 (いつ)━━」「百 (もも)━━」。
13 関ヶ原の合戦においては徳川家康を中心とする勢力。
14 建物の土台の部分や柱のねもとの部分。
15 文筆家・画家・学者などが、本名以外につける風雅な名。
16 いらいらする気持ち。
17 全長21cm。体形は横長で尾が長いセキレイの仲間。頭から背は黒色か灰色で、腹と翼は広く白色。日本では近年(昭和)になって繁殖地が北海道、東北地方、関東地方と年を追って南下してきた。


21 検察官が公訴を提起しないこと。証拠が十分でも犯人の性格・年齢・境遇や、犯罪の軽重・情状などを考慮して訴追しない場合もある。
22 平成27年度の統計によると、━━地域はすべての都道府県にあり、総面積では国土の6割弱を占めている。また━━地域の人口は全国の8.9%を占めている。
24 えん。ゆかり。多く男女間についていう。
26 住居。住宅。
28 全長20cm。細身で尾の長い鳥。九州以北のほぼ全国で繁殖している。平地から高山までの水辺、特に渓流に沿って生活するものが多く、小さな流れでもよく見る。


29 全長81cm。全身ほぼ黒色の大型の水鳥。成鳥の背・翼の雨覆羽には、褐色味がある。くちばしの先は挟んだ魚を逃さないように鉤型になっている。
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植物?クロスワード(19)

2022-01-10 05:30:00 | クロスワードパズル
前々回と前回に引き続き、今回も野鳥の特集です。shuの花日記に登場した鳥の中から、水辺で見かけた8種類の野鳥をカギにちりばめました。
鳥の説明は、主に「日本の鳥百科」サントリーの愛鳥活動によりました。その他の説明は、主にgoo辞書とWikipediaによりました。
クロスワードパズルの解答は1月12日にアップします。
それではどうぞお楽しみくださいませ。


■ タテのカギ
1 全長50cm。マガモより小さくヒドリガモより大きい中型のカモ。マガモよりスリムな体形で頭は丸みがあり額が高くなっている。嘴はヒドリガモより細長い。飛翔時は白い翼鏡が目立つ。


2 全長37cm。黒い帽子をかぶっていて、翼は短かく幅広で尾は長い。黒とブルーグレイの姿をひらひらさせて水平に飛ぶさまはエレガントだが、カラスの仲間。となると当然鳴き声は、この姿でこんな声で鳴くとは信じられないという人がいるほど。


3 コンピューターシステムで、複数の端末を集めて連結する中継器。
4 国家、社会に功績のあった者を表彰するために設けられた勲位の等級。最高は大勲位。
5 死後、その魂が行くとされている地下の世界。
6 全長約90センチ。体色は黄褐色の地に暗褐色の不規則な横じまがある獰猛(どうもう)な魚。
7 全長26cm。夏羽では首は赤茶色、冬羽では黄茶色。足には各指にみずかきがあり、潜水は大得意で足だけで泳ぐ。小魚、ザリガニ、エビ類、大きな水生昆虫などを食べる。日本では全国に分布する。


12 全長21cm。全体が白黒模様のセキレイの仲間の鳥。頭から背と胸は黒色で、頭の黒色の中に額の白色が良く目立つ。翼は白色部分が多く、腹は白色なので、飛ぶと白い鳥に見える。ほぼ日本の固有種。


13 困難な道や長い道のりを歩き通すこと。
14 主に経済を活性化するために、政府や自治体が認可や届け出などの規制を緩めること。
16 「━━、それ」が会話に多くなるのは、アルツハイマー病の可能性がある。
18 古代エジプト第4王朝の王。紀元前26世紀に在位。カイロ南西のギザに世界最大のピラミッドを建立した。
19 島崎藤村によって書かれた長編小説『夜明け前』は、「━━はすべて山の中である」の書き出しで知られる。
20 代々続いて同じ商売をしている格式・信用のある店。
23 2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31…。
24 日本の鉄道には約10000、道には約1200ある。
25 アントニオ・ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』作品8のうち、 第1から第4曲の総称。
27 刑事をいう俗語。

■ ヨコのカギ
1 全長140cm。翼を広げると225cmにもなる。全身白色でくちばしは黒色と黄色。足は黒色。日本では冬鳥で主に北海道と東北地方北部で越冬している。家族のきずなが固く群れになって集まり、他のカモたちと一緒になって春を待っている。シベリアからやってくる代表的な冬鳥。


8 コガネムシ科ハナムグリ亜科に属する昆虫で、やや大型のハナムグリの一種。
9 感染症予防策の「3密」には入っていないが、ステイホームには反する行為。リモートなら安心かも。
10 古代インド発祥の心身の調整・統一を図る修行法。現在は健康法としても行われる。
11 年数を数えるのに用いる助数詞。。「五 (いつ)━━」「百 (もも)━━」。
13 関ヶ原の合戦においては徳川家康を中心とする勢力。
14 建物の土台の部分や柱のねもとの部分。
15 文筆家・画家・学者などが、本名以外につける風雅な名。
16 いらいらする気持ち。
17 全長21cm。体形は横長で尾が長いセキレイの仲間。頭から背は黒色か灰色で、腹と翼は広く白色。日本では近年(昭和)になって繁殖地が北海道、東北地方、関東地方と年を追って南下してきた。


21 検察官が公訴を提起しないこと。証拠が十分でも犯人の性格・年齢・境遇や、犯罪の軽重・情状などを考慮して訴追しない場合もある。
22 平成27年度の統計によると、━━地域はすべての都道府県にあり、総面積では国土の6割弱を占めている。また━━地域の人口は全国の8.9%を占めている。
24 えん。ゆかり。多く男女間についていう。
26 住居。住宅。
28 全長20cm。細身で尾の長い鳥。九州以北のほぼ全国で繁殖している。平地から高山までの水辺、特に渓流に沿って生活するものが多く、小さな流れでもよく見る。


29 全長81cm。全身ほぼ黒色の大型の水鳥。成鳥の背・翼の雨覆羽には、褐色味がある。くちばしの先は挟んだ魚を逃さないように鉤型になっている。
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干潮の谷津干潟へ行ってきた

2022-01-08 23:13:18 | 
本日、谷津干潟へ出かけた。
前回出かけたのは12月3日で、その時の様子はこちらをご覧いただきたい。
今回はちょうど干潮の時間に当たり、前回見られなかったハマシギの群れや、ズグロカモメが観られた。また、カモの種類も多かった。
また、水鳥以外の鳥も観察でき、とても有意義であった。

■ハマシギ
正確な数は分からないが、数百羽の群れが干潟で観られた。


鳥との距離は50~100mほどあり、最も近づいた時でも40mほどあったので、鮮明な写真は撮れなかった。




■ズグロカモメ
2羽が干潟で餌を採っていた。時にはけんかしているようにも見えた。






■カンムリカイツブリ
前回も観られたが、今回はかなり近くで観ることができた。




■カイツブリ


カモ類ではヒドリガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、スズガモ、ハシビロガモが観られた。
■ヒドリガモ 左(♂)、右(♀)。


ヒドリガモ(♂)


ヒドリガモ(♀)


■オカヨシガモ(♂)


■オナガガモ(♀)
幼鳥かもしれない。


オナガガモが餌を採る様子。


■スズガモ 上(♀)、下 (♂)


スズガモ(♀)


■ハシビロガモ(♂)


ハシビロガモ(♀)


カモ類以外では、オオバン、カワウ、コサギが観られた。
■オオバン


■カワウ


■コサギ


■干潮に向かう干潟の様子


■干潮時の干潟の様子


もう一つ、干潟には別の一面がある。それは干潟を囲むヨシ原のことであり、そこでは水鳥以外の鳥が観られた。
ヨシ原に集まる鳥は、ヨシの茎を割って中に潜む虫を食べているように見えた。
■メジロ






■シジュウカラ


■スズメ






<参考> 谷津干潟自然観察センターフィールドノートを引用


<参考> 谷津干潟周辺地図 国土地理院地図をコピー
谷津干潟は千葉県習志野市にあり、ラムサール条約登録地となっている。東京湾とは2本の水路で繋がっており、潮の満ち引きがある。
面積は約40haあり、周囲は国道357号線、住宅地、学校などとなっている。3500mの遊歩道が設けられており、干潟に沿って一周することができる。


(完)
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