3月31日に雪国植物園を訪れた。
ちょうどコシノカンアオイ(ウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑の多年草)の花が見頃を迎えていた。

この花を見つけるには、先ずこの特徴のある大きな葉を探すとよい。

この葉の傍に、何とも愛らしい花を見つけると嬉しくなる。

葉を見つけても花がないことも多々ある。若い株は花をつけないのかもしれない。一方、複数の花をつけている株もあるが、今回はそのような株は見つけられなかった。

花は地面に着いているか、せいぜい地面から1cmほど上にしか顔を出さない。
この花は前日の風雪で、花弁状に見える暗紫色の萼裂片の中に土が入り込んでしまっていた。

コシノカンアオイは日本固有種で、本州日本海側の多雪地帯に分布し、低地から山地のおもに落葉広葉樹林の林下に生育する。
花期は3~5月で、茎先に全体が暗紫色または淡紫色の花を1個つける。花に花弁は無く、萼裂片が花弁状になる。
雄蕊は12個あり、葯は外側を向く。花柱は6個あり、それぞれが合着しないで直立する。

コシノカンアオイはギフチョウ幼虫の食草となることも知られている。

ちょうどコシノカンアオイ(ウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑の多年草)の花が見頃を迎えていた。

この花を見つけるには、先ずこの特徴のある大きな葉を探すとよい。

この葉の傍に、何とも愛らしい花を見つけると嬉しくなる。

葉を見つけても花がないことも多々ある。若い株は花をつけないのかもしれない。一方、複数の花をつけている株もあるが、今回はそのような株は見つけられなかった。

花は地面に着いているか、せいぜい地面から1cmほど上にしか顔を出さない。
この花は前日の風雪で、花弁状に見える暗紫色の萼裂片の中に土が入り込んでしまっていた。

コシノカンアオイは日本固有種で、本州日本海側の多雪地帯に分布し、低地から山地のおもに落葉広葉樹林の林下に生育する。
花期は3~5月で、茎先に全体が暗紫色または淡紫色の花を1個つける。花に花弁は無く、萼裂片が花弁状になる。
雄蕊は12個あり、葯は外側を向く。花柱は6個あり、それぞれが合着しないで直立する。

コシノカンアオイはギフチョウ幼虫の食草となることも知られている。
