shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

散歩で見かけたカモたち(白井市内)

2023-11-30 05:30:01 | 
白井市内には、宅地開発によって生まれた調整池がたくさんあります。
そもそも調整池は、開発に伴って失われた保水機能を補うために設けられたものです。市内に調整池が多いのは、近年千葉ニュータウン開発が行われてきたためです。
自宅から歩いて行ける範囲に複数の調整池があります。今回はそんな調整池で観たカモたちです。

■オナガガモ
Northern Pintail

カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm




■ハシビロガモ
Northern shoveler

カモ目カモ科マガモ属
Anas clypeata
嘴広鴨[/L50cm




■マガモ
Mallard

カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm


■コガモ
Common Teal

カモ目カモ科マガモ属
Anas crecca
小鴨/L38cm


■ホシハジロ
Common pochard

カモ目カモ科ハジロ属
Aythya ferina
星羽白/L45cm 
(奥はキンクロハジロ)


■キンクロハジロ
Tufted duck

カモ目カモ科ハジロ属
Aythya fuligula
金黒羽白/L40cm


この他にカルガモとヒドリガモを観ました。

おまけの写真は千葉県警察のヘリコプターです。


撮影:2023/11/28

コメント (5)
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キセキレイ(白井市内)

2023-11-29 05:30:04 | 
白井市内には住宅地の傍に山林や原野がまだ残っていて、近所を散策すると野鳥をよく見ます。
今週、自宅周辺を歩いて見かけたキセキレイです。

■キセキレイ
Grey Wagtail
スズメ目セキレイ科セキレイ属
Motacilla cinerea
黄鶺鴒/L20cm










おまけの写真は、道端の草むらの中で見かけたカラスウリと、イモカタバミです。




コメント (6)
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東京✈小松から見た富士山、乗鞍岳、御嶽山

2023-11-27 10:34:39 | 山行・旅行
東京から小松までを飛ぶ際は、機窓から山々を見るのを楽しみにしている。
この日は東京上空1500m付近に雲があり、上がってすぐに山は見えなかった。


雲を抜けると富士山が見えてきた。午後のフライトなので富士山は逆光になる。甲府盆地あたりまで来ると光が当たってきた。
甲府盆地付近、上空7900mから見た富士山。


北アルプスでは乗鞍岳上空が晴れていた。位ヶ原に通じる道や畳平、肩ノ小屋が分かった。剣ヶ峰(標高3026m)も晴れていて雪煙も見えなかった。
絶好の山日和のようだった。


続いて少し先に御嶽山も見えてきた。望遠に切り替えて撮った。今日の機長は山好きもしれないと思った。まことにいいところを飛んでくれた。
全山が見えていた。剣ヶ峰(標高3064m)付近は雪が着いていないようだった。風で飛ばされたのだろう。




この後、冬の北陸の山は雲に隠れた。唯一見えたのが白山の別山尾根の一部のようだった。地図で確認すると、手前が大屏風で、中央の峰が標高2276mのピークのように思えた。


別の角度から見た同じ山である。機体の一部を入れて撮ってみた。


機は高度を下げていき、雲の中に入った。雲を抜けて次に見えてきた光景は九頭竜川のようだった。
九頭竜川にそって西北西に進み、日本海に出たあと北北東に向きを変えた。海岸沿いの見慣れた景色が見えたきた。
これまで幾度か撮影に出かけた加佐ノ岬と、橋立漁港である。
 

小松空港に到着したあと、所用を澄ませ宿に向かった。天候が晴れに向かい白山が見えていた。


翌朝も白山がきれいだった。


小松市内から観た白山は、私の郷里の町から観るものと幾分かたちが違ったが、それでもきれいだった。


東京✈小松から見た富士山、乗鞍岳、御嶽山(完)



コメント (10)
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白井市内の川 - 二重川沿いを歩く

2023-11-24 05:30:00 | 白井市内の河川沿い散策
白井市内には北に下手賀川、南に神崎川の2つの川が流れています。下手賀川には支流がありませんが、神崎川には二重川、野口川、七次川が流れ込んでおり、さらに二重川には法目川と富ヶ沢川が流入しています。

(出展:https://river.longseller.org/rc/8303030138.html)

これまで下手賀川、神崎川、野口川、七次川、法目川の川沿いを歩いて来ました。
今回は残っていた二重川と富ヶ沢川の川沿いを、3日間に分けて歩きました。

二重川が流れている場所です。

(出展:https://river.longseller.org/rc/8303030124.html)

二重川について、ウィキペディアの記事を引用させていただきます。
鎌ケ谷市中南部、丸山付近に源を発し東流する。貯留池が数多く整備されているが、源流部は大部分に蓋がされており、道路脇の歩道として使われている。井草付近より地上に出て、すぐに船橋市に入る。市境より下流はほぼ全区間に渡り河川敷が整備されている。高野台を過ぎると白井市との境界を流れ、橋戸橋付近で志多田川、富ヶ沢橋付近で富ヶ沢川を合わせる。北総線を越え、法目川を合わせると水田地帯に変わり、神崎川に流入する。

今回歩いたのは、1日目が船橋市高野台付近から富ヶ沢橋まで、2日目が富ヶ沢橋から法目川が合流する地点までです。富ヶ沢橋付近で合流する富ヶ沢川については3日目に歩きました。法目川が合流した後、神崎川との合流地点までは既に歩いていました。
■1日目に歩いた軌跡


■2日目に歩いた軌跡


■3日目は僅かな距離なので歩跡を残していません。

それでは上流から順にご覧いただきます。
■二重川 高野橋~富ケ沢橋(1日目に歩いたところ)
船橋市の八木が谷と高野台との間に架かる高野橋(こうやはし)を出発点としました。この橋は二重川の改修工事に合わせて平成16年に架け替えられたものです。


高野橋から見た上流の様子です。高野橋から上流に橋はなく、川が道路の下を通っています。また川沿いを歩くこともできません。


高野橋から見た下流の様子です。河川改良で川幅が広がり、両岸に遊歩道が設けられました。


左岸を歩きました。川沿いに畑が並んでいますが、畑の先は住宅地となっています。


高野橋から600mほど下ると、2つめの橋の八木が谷橋に着きました。この橋は平成15年に架けられています。


写真は橋を渡って南側から撮りましたが、この先も北側に当たる左岸を歩きました。


ここまでに咲いていた花です。セイタカアワダチソウとコセンダングサが多かったです。
 

 



八木が谷橋から次の橋戸橋までは400mほどでした。川の左岸は白井市、右岸は船橋市です。
 

この先は船橋市川の方が歩きやすそうに見えたので、橋戸橋を渡って右岸を進みました。左岸の白井市川には梨畑や野菜の畑が見えました。
昨年はいっぱい観られたカラスウリですが、今年は少ないようです。
 

草刈りされてよく踏まれた道でした。所々で紅葉した樹木を観ました。
 

橋戸橋から1.2kmほど歩いて次の富ヶ沢橋が見えてきました。1日目は富ヶ沢橋まで歩いて、そこから帰りました。


■富ヶ沢川(3日目に歩いたところ)
富ケ沢川は、富ケ沢川防災調整池を源流としている、僅か300mほどの長さの川です。川沿いに舗装された歩道が整備されています。
先ずは源流となる防災調整池の様子をご覧いただきます。大きさは東西の長さが約100m、南北の長さが約200mあります。カモが100羽あまりいました。
写真を北側からと南側から撮っています。
 

写真はハシビロガモです。他に、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロが確認できました。


池の水の出口、すなわち富ケ沢川のスタート地点です。


そこから緩やかに300mほどを流れて・・


二重川に注いでいます。
 

■二重川 富ケ沢橋~法目川合流地点(2日目に歩いたところ)
富ヶ沢橋から富ヶ谷橋までの間の1.1kmほどの区間は、船橋市が設けたハイキングコースの一部となっています。そのため両岸とも安心して歩けそうだったので、白井市側の左岸を歩きました。
 

ところが途中までは草刈りされていたのに、その後は胸ほどまである草に覆われて、歩くのが大変でした。しかもこの区間はコセンダングサが繁茂していて、ズボンもシャツもコセンダングサの種だらけになりました。針がズボンやシャツの生地を突き抜けて皮膚を刺すので、困りました。
 

数百もの種が衣服に付いて、途中途中で取り払うのですが、次から次へとくっつくので諦めるしかありませんでした。
憎っくきコセンダングサの果実です。写真を拡大して観ると突起が3本あるものが多いです。
 

富ヶ谷橋が近づいて、再び歩きやすくなりました。
 

一方この区間では野鳥が多く観られました。
スズメ、カシラダカ、アオジ、シジュウカラ、ベニマシコ(?)、モズ、キジ、ドバト、ヒヨドリが観られました。
 

咲いていた花はムラサキツメクサ、ヒメジョオン、セイタカアワダチソウ、コセンダングサが確認できました。
 

富ヶ谷橋を過ぎると再び腰から胸ほどある草を分けて歩きました。国道464号と北総鉄道が近いのに見えてきません。
 

ようやく見えてきました。ほっとしました。
 

北総鉄道の架橋の下に着いたら道がきれいになっていました。天国です!
ここで衣服に付いていた種をすべて取り除きました。
 

最後は天国の道を歩いて法目川の合流地点に到着しました。


これで白井市内に流れているすべての川沿いを歩きました。二重川の川沿いには自然がたくさん残されているので、草刈りがされればよい散策路になることでしょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

明日から旅に出ますので、明日以降いただいたコメントの返信は遅くなります。
何卒、ご容赦下さいませ。
コメント (8)
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2023年晩秋 宮城・岩手紀行(その③ 三陸海岸~帰宅)

2023-11-21 05:30:04 | 山行・旅行
伊豆沼を10時30分に発ち、南三陸町に向かいました。
ここでの目的は、美味しい海の幸(特に牡蛎)を食べることと、国の天然記念物のコクガンを観ることです。

三陸自動車道を志津川インターで下りて、最初に向かったのは「道の駅さんさん南三陸」です。
いくつかある食堂の中から、コスパの良さそうな一軒を選んで入りました。時刻は正午前でしたが、店内は9割方埋まっていて、カウンター席に案内されました。

お薦めメニューの中から、「牡蛎フライ御膳」と「ホヤの天ぷら」を選んで注文しました。
「牡蛎フライ御膳」は大きな牡蛎フライが5つもあり、ボリューム感が抜群でした。味はどちらかというと大味でしたが、癖がなく美味しくいただけました。
秀逸だったのが「ホヤの天ぷら」で、ホヤの旨味がぎゅっと詰まっていて、ホヤ好きの方には是非食べていただきたい一品でした。

お腹が満たされたところで、志津川湾の漁港に出向き、コクガンを探しました。
昨年、現地の方からコクガンがいそうなところを教わっていたので、そちらへ一直線。すると6羽のコクガンを観ることができました。

■コクガン
Brent goose

カモ目カモ科コクガン属
Branta bernicla
黒雁/L61cm
特徴は、頭部から頸部、胸部の羽衣は黒く、頸部に白い首輪状の斑紋が入り、斑紋内に黒い斑紋があります。
絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)で、1971年に国の天然記念物に指定されています。










志津川湾はラムサール条約に登録された湿地のひとつです。
日本でのコクガンの越冬地のひとつとして知られていて、近年は100~200羽のコクガンが確認されています。
コクガンが志津川湾で越冬する理由は、静かな内湾であること、餌となるアマモなどの海草や海藻類の安定した藻場群落があること、休憩場所となる岩礁帯があることいった条件を満たしているからだそうです。

志津川湾でコクガンを観た後、再び三陸自動車道に乗り北へ向かいました。
当初釜石港まで行くつもりでしたが、写真を撮る時間を考慮すると難しそうなので、大船渡市の碁石海岸を目指すことにしました。
途中立ち寄った大船渡港では、ウミネコとカモメの仲間がいました。カモメの種類は調べたものの分かりませんでした。




碁石海岸に着いたのは。14時半を回っていました。碁石海岸の名は、那智黒に似た真っ黒な丸石が浜を埋めていたという碁石浜に由来しています。
しかし碁石浜に行ってみたものの、それらしい真っ黒な丸石は見当たりませんでした。採り尽くされたのかもしれません。
現在の碁石海岸は風光明媚なところとして有名です。大船渡湾の南に突き出た末崎半島の先端にあり、岩と波が見所の景勝地です。遊歩道が整備されていて、そこを歩いて来ました。

雷岩です。洞穴に打ち付ける波の音が雷の音に似ていることから、雷岩という名が付いたそうです。しかしこの日は静かでした。


三陸海岸はリアス海岸として有名です。ちなみにリアスという名はスペイン語の Ría から来ていて入り江の意味です。
日本にはリアス海岸が多いですが、三陸では200kmものリアス海岸が続いています。


三陸海岸の沖合では、黒潮と親潮がぶつかり合い、それにより植物も暖地性のものと寒地性のものが観られます。
こちらはコハマギク(キク科キク属の多年草)だと思います。花径がハマギクより小さく、4~5cmほどの頭花をつけていました。


こちらはさらに小さな頭花のキクです。シロヨメナ(キク科シオン属の多年草)でしょうか?


アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属の多年草)です。


きれいなアザミがたくさん咲いていました。インフォメーションセンターの方から、ノハラアザミ(キク科アザミ属の多年草)だと教わりました。
結局見かけた花はどれもキク科でした。


碁石海岸を散策して帰路につきました。翌日が雨なので帰ることにしたのです。
このまま高速道路を走り自宅へ帰ると、深夜から翌早朝には家に着けます。しかし体力維持を考えて宿を取ることにしました。仙台市郊外のホテルに空きがあったので予約し一泊しました。

翌17日は予報どおり朝から雨でした。ホテルで朝食を摂り、国道6号を南へ走りました。
鳥の海周辺では田んぼに注意していましたが、ハクチョウの姿は見えませんでした。

福島県に入り、相馬市内でハクチョウの群れを見つけました。
やや強い雨が降っていましたが、クルマを降りて写真を撮りました。


撮った写真を観るとオオハクチョウだと分かりました。全部で20羽を超える群れでした。


オオハクチョウが頭を上げました。これは警戒している証拠です。これ以上食事の邪魔をしないよう退散しました。


少し走ると国道脇に『白鳥飛来地 手の沢池』の看板が出ていました。カーナビの地図で確かめると近いので行ってみました。
残念ながらハクチョウはいませんでしたが、カワウ、マガモ、キンクロハジロ、アオサギ、ダイサギを観ることができました。
 

 

その後茨城県日立市まで国道6号を走り、そこから常磐自動車道に上がって帰りました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

2023年晩秋 宮城・岩手紀行 (完)

おまけの写真は、昨夜の上弦の月です。近くに土星が見えます(この写真には写っていません)。明日も土星が見えると思います。
空気が澄んで月も星もきれいですが、寒さ対策が必要です。



コメント (13)
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2023年晩秋 宮城・岩手紀行(その② 伊豆沼)

2023-11-20 05:30:13 | 山行・旅行
伊豆沼は、宮城県登米市と栗原市にまたがる、面積369haの沼で、毎年数万羽のマガンと千羽を超えるオオハクチョウが越冬します。
昨年この沼を訪ねた際は夜明け前に来て、マガンが飛び立つ様子を動画に収めました。
今年は栗駒山や焼石岳を背景に、オオハクチョウやマガンが飛ぶ姿を撮りたいと思っていました。

私が到着した時には、既に多くのオオハクチョウやマガンが餌を求めて近隣の田んぼへ向かっていて、雁行があちこちで観られました。
空は快晴で栗駒山もよく見えています。


こちらの山は焼石岳だと思います。


沼にはオオハクチョウ、マガン、カモ類がたくさんいました。


オオハクチョウとマガンは日中に田んぼへ出て給餌することが多いです。しかしこの日はまだ多くが沼に残っていました。
(伊豆沼のオオハクチョウは近くの水田で給餌するほか、沼に生えているマコモやハスの地下茎を掘り出して食べます。)
下の写真を拡大して観たところ、数羽のオオバンが手前にいますが、それ以外はすべてオオハクチョウとマガンのようでした。


■オオハクチョウ
Whooper swan

カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm




この4羽のうち、上の1羽は幼鳥です。


オオハクチョウとマガンです。


この日は雪をかぶった山を背景に、オオハクチョウやマガンが飛ぶ姿を撮ろうと思っていたので、山にカメラを向けてチャンスを待ちました。
撮った順にご覧いただきます。






■マガン
Greater white-fronted goose

カモ目カモ科マガン属
Anser albifrons
真雁/L72cm
この個体は嘴基部に白色羽がないので幼鳥だと思います。


この群れには、成鳥(嘴基部に白色羽がある)と幼鳥が混じっていました。


栗駒山とオオハクチョウです。


続いてはマガンです。


オオハクチョウとマガンです。




最後は栗駒山とマガンの群れです。


たくさん写真を撮りました。カモの写真も撮りましたが、珍しいカモはいませんでしたので載せずにおきます。
10時30分に伊豆沼を後にして南三陸町へ向かいました。
さて、国の天然記念物のあの鳥に会えるでしょうか?

2023年晩秋 宮城・岩手紀行(その③ 三陸海岸~帰宅)へ続きます。

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2023年晩秋 宮城・岩手紀行(その① 鳥の海~伊豆沼)

2023-11-19 05:30:28 | 山行・旅行
11月16日から18日にかけて、宮城県・岩手県の沿岸地方を旅する計画を立て、15日の夜に自宅を出ました。
しかし17日は終日雨、18日も風が強くなる予報で、予定を切り上げて17日の朝に帰宅の途につきました。

旅した順にご覧いただきます。
15日の夜に自宅を出て、常磐自動車道を北に向かってひたすら走り、16日の夜明け前に鳥の海に着きました。

鳥の海は、宮城県亘理町の阿武隈川河口付近に位置する、東西約2.3km・南北約1.2kmの汽水湖です。
名前の通り多くの水鳥が集まり、湖ではハクチョウやカモが、干潟ではシギやチドリが観られるということで出かけました。

先ずは湖が太平洋と繋がっている荒浜漁港に行きました。日の出前の薄暗い湖面を見渡してもハクチョウやカモの姿は見えません。
クルマを置いて太平洋岸まで歩きました。やがて太平洋上にかかった雲を分けて陽が昇ってきました。


風もなくただ静かでした。目の前を猛禽がゆっくりと飛んでいきました。トビのようでした。翼に陽が当たり赤く染めていました。


クルマに戻り湖を一周しました。津波対策のためか湖岸は壁に囲まれていて、所々からしか湖面が見えません。
クルマを駐めて防波堤からのぞき込むと、マガモの群れが見えました。


マガモもこちらに気づいて飛び立ちました。




数カ所を同じように見て回りましたが、いたのはほとんどがマガモで、ヒドリガモも若干混じっていました。


湖畔にベンチがあったので、そこで朝食を食べました。
もう少し湖畔を回ろうか、それとも次の目的地へ移ろうかと考えて、結局次の目的地の伊豆沼に向かうことにしました。

伊豆沼は宮城県登米市と栗原市にまたがる沼で、数万羽のマガンと千羽を超えるオオハクチョウが越冬します。
特に11月はマガンの数が多く、7万羽ほどが集まるようです。私は一昨年から伊豆沼に来ていて、3シーズン連続での訪問となりました。
(昨年の様子はこちらをご覧下さい。)

三陸自動車道を登米インターで下りて伊豆沼へ向かうと、周辺の田んぼでオオハクチョウが餌を採っているのが見えてきました。
そして栗駒山が見える空をマガンが列をなして飛んでいます。自ずとテンションが上がりました。


続きは、2023年晩秋 宮城・岩手紀行(その② 伊豆沼)で、たっぷりご覧いただきたいと思います。

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市内の調整池に来ているカモ(その②)

2023-11-18 05:30:08 | 
自宅から歩いて行ける3つの調整池の様子をご覧いただきます。
昨年キンクロハジロが越冬した池には、20羽ほどのコガモがいました。
■コガモ
Common Teal

カモ目カモ科マガモ属
Anas crecca
小鴨/L38cm






昨年もこの池で10羽ほどのコガモが観られましたので、同じ家族が来たのかもしれません。
樹の陰から眺めていましたが、少し動いたところで飛ばれてしまいました。


池の反対側では別の群れが休んでいました。


11月の初旬に十数羽がいたキンクロハジロは見えなくなっていました。

もう一つの近くの池を観に行きました。昨年ヒドリガモが越冬した池です。
ここではやはりヒドリガモが来ていました。全部で十数羽いました。

■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm


この日はマガモのペアも来ていました。


翌朝、七次川調整池に行きました。
今年はまだオオハクチョウが来ていないようです。

オナガガモの数が増えていました。
■オナガガモ
Northern Pintail

カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm
多くが浮き寝していました。


岸辺で休んでいるカモも多かったです。


1羽、空気が読めないカモが騒いでいました。
 

遠くにホシハジロの群れがいました。
■ホシハジロ
Common pochard

カモ目カモ科ハジロ属
Aythya ferina
星羽白/L45cm
ホシハジロはいつもどおり浮き寝していました。写真左奥の2羽はオカヨシガモのように見えました。この池でオカヨシガモを観るのは珍しいです。


コガモも来ていました。


おまけの写真です。
14日の13時50分頃、自宅近くを多くの航空機が通過していきました。
機体に記した航空会社の名前が読み取れるほどの近さですので、羽田か成田に降りるための順番を待っていたものと思います。
こんなに低くを多くの飛行機が飛ぶのは(自衛隊機を除いて)珍しいことです。

■デルタ航空


■日本国政府専用機


■エア ドゥ


■アメリカン航空


撮影:2023/11/14、2023/11/15

コメント (8)
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今年もサフランが咲きました

2023-11-17 05:30:09 | みんなの花図鑑
今年もサフランが咲きました。


撮り始めたらハチ(?)が止まり、動きません。




翌日あらためて撮り直しました。








サフランの花の構造はこちらをご覧下さい。
黄色いのが雄しべで、深紅のひょろひょろしたのが雌しべです。
雌しべの花柱は3本の柱頭に分かれています。 この柱頭を乾燥させて香辛料として使います。

撮影:2023/11/14、2023/11/15

旅行中のためコメント欄を閉じています。

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再び谷津干潟へ行ってきました

2023-11-16 05:30:26 | 
寒さが増してきたので、11月13日に再び谷津干潟を訪ねました。目的はカモ観です。
この日は月曜日で自然観察センターが休館でした。それでも数人のカメラマンが来ていました。センターの敷地には入れないので、迂回して干潟の西の方へ行きました。

歩いていると、オナガガモが列をなして西の方へ泳いでいました。
■オナガガモ
Northern Pintail

カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm


群れは♀を真ん中に挟んで、♂・♀・♂の順に並んでいるようでした。
 

続いて遠くにスズガモの小さな群れが見えました。♀には嘴基部を囲むように白色の部分があるのでよく目立ちます。
♂・♀共に潜水を繰り返していて、浮いていたところを撮ることができました。
■スズガモ
Greater Scaup

カモ目カモ科ハジロ属
Aythya marila
鈴鴨/L45cm


干潟の西端近くまで行くと、100羽ほどのカモの混群が観られました。数種類のカモが混じっていました。


一番多くいたのはオナガガモでした。


ヒドリガモは群れから少し離れて、♂・♀1羽ずつが確認できました。
■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm


オカヨシガモは8羽ほどいたようです。
■オカヨシガモ
Gadwall

カモ目カモ科マガモ属
Anas strepera
丘葦鴨/L50cm


手前がオカヨシガモ、奥はオナガガモです。


ハシビロガモは6羽ほどいました。
■ハシビロガモ
Northern shoveler

カモ目カモ科マガモ属
Anas clypeata
嘴広鴨[/L50cm




その他にマガモ、カルガモがいました。
以上をまとめると、オナガガモ、スズガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、マガモ、カルガモの7種のカモが観られました。

カモ以外の野鳥についてもご覧いただきます。
カモに混じってオオバンがいました。オオバンは離れたところにもいました。岸の近くにいたのを撮りました。
■オオバン
Eurasian coot

ツル目クイナ科
Fulica atra
大鷭/L39cm


数羽のカイツブリが観られました。
■カイツブリ
Little grebe

カイツブリ目カイツブリ科
Tachybaptus ruficollis
鳰/L26cm


カワウは数十羽、あるいは百羽ほどいたように思います。
■カワウ
Great Cormorant

カツオドリ目ウ科
Phalacrocorax carbo
河鵜/L81cm W129cm


干潟の東側のヨシ原の先で、コサギが輝いていました。コントラストがきれいだったので、写真もコントラストを活かして撮ってみました。


何枚かコサギを撮っていたら、突然飛びました。


旅行中のためコメント欄を閉じてあります。
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北印旛沼に今年もトモエガモが渡来

2023-11-15 05:30:07 | 
既に1週間が経ちましたが、11月8日に北印旛沼へ行ってきました。
今年もたくさんのカモが来ていました。






大きな群れがいるのは湖の中央から対岸付近にかけてで、数は数万羽になるのではないかと思いました。
撮った写真を拡大して観ると、群れは混群で、手前にはオナガガモが多く、奥にはトモエガモが観られました。

手前といっても70~100mほど離れているように見えました。手前の群れにもトモエガモが混じっていました。
この日は1時間ほどしか滞在せず、その間に大きな群れが飛ぶ姿は観られませんでした。


昨年ヨシガモがいた場所に、今年もヨシガモの群れが来ていました。


確認できたカモは、オナガガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、トモエガモ、ヨシガモの6種でした。
そのうちオナガガモとトモエガモが多いようですが、遠いのではっきり見えませんでした。

カンムリカイツブリも来ていました。


カモメの仲間も観られました。


年内にまた観に行きたいと思います。
本日コメント欄を閉じています。

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アオジとヤマガラ(白井市内)

2023-11-14 05:30:56 | 
白井市内には山林や原野がまだ多く残っていて、ニュータウンの近くでも野鳥を観ることができます。
先週、冬鳥を探しに出かけた際に、ニュータウンの近くで観た鳥です。
冬鳥には出会えなかったものの、アオジとヤマガラに出会えました。

■アオジ
Black-faced bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza spodocephala
青鵐/L16cm

アオジは漂鳥に分類されていて、これまで近隣で見かけたのはもっぱら冬でした。










■ヤマガラ
Varied tit

スズメ目シジュウカラ科ヤマガラ属
Sittiparus varius
山雀/L14cm

ヤマガラは留鳥で普段でも見かけます。市街地で見かける頻度はシジュウカラに比べると少ないです。




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植物クロスワード(41)『紅葉する樹木』の解答

2023-11-12 05:30:00 | クロスワードパズル


タテのカギ
1 ご存じ――科――属の落葉高木。東京都のシンボルマークはこの樹木の葉をデザインしたものではなく、アウファベットの”T”に由来しているとのこと。そのためか神宮外苑の――並木に都は未練がないらしい。写真はつくば市付近で撮影。
 
2 固体が混合した液体を濾過して分けて得た後の液体。
3 太陽の周りに出現する虹色の光の輪。
4 あるなしクイズで、胸にあって背中にはない、帽子にあって手袋にはない、軽トラにあって四駆にはない、鵜(う)にあってカラスにはない、未達にあって完了にはないとすると、○○にあって鼻にはない。では、○○はな~んだ?
5 ロシアが恐れているのはウクライナの――への加盟。
6 ツツジ科――属の落葉低木。本州、四国、九州の温暖な岩山に生えるが、公園や街道筋さらには学校の校庭などに植えられることも多い。漢字で書くと満天星。
 
8 地球上に6つある大きな陸地。
10 理路(リロ)とは物事の道理のことだが、ラリルレロからリロを除くと何になる?
11 今の首相の2代前の首相の名前。
12 バラ科――属の落葉高木。日本に自生する種は11種。花びらの数は5枚から百数十枚まで幅広い。写真の葉はオオシマザクラ。
 
13 駿河 (するが) 国府の所在地。現在の静岡市。中世、今川氏の居所として栄えた。徳川家康が将軍を退いたのち隠棲した地。
14 糸の――、感情の――、昨年のノーベル物理学賞は量子――。
16 この魚の缶詰は近年人気が高くなっている。
17 ――科――属の落葉小高木。幹は家具材として用いられ、果実は食用とされる。
 
19 茶の湯または茶を煮出すのに使う釜。
22 もともと本来の呼び名はアシであったが、「悪し」に通じるためこの名前になった。
24 気象学では9月・10月・11月、天文学上は秋分から冬至まで。
25 夏の夜、蚊や害虫を防ぐため、四隅をつって寝床を覆う道具。
26 色即是――、――即是色は般若心経にある言葉。
ヨコのカギ
1 紅葉を代表するムクロジ科カエデ属の落葉高木。ちなみに植物学ではカエデとモミジは区別していないが、園芸上では葉が鋭く深裂する場合はモミジ、浅く切れ込んでいる場合はカエデと称することが多い。写真は筑波山にて撮影。
 
5 「等」の読み方の一つ。
7 バイオリン属の大型・低音楽器でビオラより1オクターブ低く調弦され、奏者は椅子にかけ両膝の間に楽器をはさんで演奏する。
8 デンプンやセルロースのように、糖の分子が多数結合した物質。
9 ――せぬ大渋滞、――せぬ副作用、――せぬ妊娠。何事も注意して事を進めましょう。
11 ベルディ作曲のオペラ。1871年カイロの歌劇場の杮 (こけら) 落としで初演。エジプト軍に捕らえられたエチオピアの王女と、エジプトの武将との悲恋が主題。
12 ミソハギ科――属の落葉中高木。漢字では百日紅と書く。
 
14 ――科――属の落葉低木。今の時期は白く長い軟毛で覆われた花芽が観られる。
 
15 湯もみで有名な群馬県の温泉。古くから薬湯と知られており、恋の病以外は全て効くと言い伝えられている。
17 ――科――属の落葉高木。黄葉して落葉した葉はよい香りを放つ。庭木や街路樹、公園樹として植えられる。写真の巨樹は白山のチブリ尾根にあり、幹回りは15.6mある。
 
18 フランス語の語源を持つ英語の形容詞で、主に女性や子供を指し、その身体が小さく、華奢であることを表現する。
20 出身・利害などを共にする者の排他的な集まり。
21 ビールの――とは、後味が速く消えること。
23 「日本山名総覧」(武内正著 白山書房刊)によると、2万5千分の1地形図に載っている国内の――の数は1万6667だそうだ。
24 清和源氏の流れを汲む氏名の一つ。室町時代に15代に亘って――将軍家を出した。
27 常識で考えては起こりえない、不思議な出来事・現象。
28 ミズキ科ミズキ属の落葉高木。初夏を代表する花木で、花びらのように白く見える総苞片をつけて花を咲かせる。果実が食用になりクワの実に見立てたことから、別名でヤマグワとよぶ地域もある。
 

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植物クロスワード(41)『紅葉する樹木』

2023-11-10 05:30:00 | クロスワードパズル
秋が深まり公園・街路沿いの木々も色づいてきました。そこで今回は身近に見られる紅葉する樹木をテーマにしました。写真の葉は一部を除いて近くの公園・街路沿い・自宅および近隣の庭で採取したものです。
解答は11月12日にアップします。どうぞお楽しみくださいませ。


タテのカギ
1 ご存じ――科――属の落葉高木。東京都のシンボルマークはこの樹木の葉をデザインしたものではなく、アウファベットの”T”に由来しているとのこと。そのためか神宮外苑の――並木に都は未練がないらしい。写真はつくば市付近で撮影。
 
2 固体が混合した液体を濾過して分けて得た後の液体。
3 太陽の周りに出現する虹色の光の輪。
4 あるなしクイズで、胸にあって背中にはない、帽子にあって手袋にはない、軽トラにあって四駆にはない、鵜(う)にあってカラスにはない、未達にあって完了にはないとすると、○○にあって鼻にはない。では、○○はな~んだ?
5 ロシアが恐れているのはウクライナの――への加盟。
6 ツツジ科――属の落葉低木。本州、四国、九州の温暖な岩山に生えるが、公園や街道筋さらには学校の校庭などに植えられることも多い。漢字で書くと満天星。
 
8 地球上に6つある大きな陸地。
10 理路(リロ)とは物事の道理のことだが、ラリルレロからリロを除くと何になる?
11 今の首相の2代前の首相の名前。
12 バラ科――属の落葉高木。日本に自生する種は11種。花びらの数は5枚から百数十枚まで幅広い。
 
13 駿河 (するが) 国府の所在地。現在の静岡市。中世、今川氏の居所として栄えた。徳川家康が将軍を退いたのち隠棲した地。
14 糸の――、感情の――、昨年のノーベル物理学賞は量子――。
16 この魚の缶詰は近年人気が高くなっている。
17 ――科――属の落葉小高木。幹は家具材として用いられ、果実は食用とされる。
 
19 茶の湯または茶を煮出すのに使う釜。
22 もともと本来の呼び名はアシであったが、「悪し」に通じるためこの名前になった。
24 気象学では9月・10月・11月、天文学上は秋分から冬至まで。
25 夏の夜、蚊や害虫を防ぐため、四隅をつって寝床を覆う道具。
26 色即是――、――即是色は般若心経にある言葉。
ヨコのカギ
1 紅葉を代表するムクロジ科カエデ属の落葉高木。ちなみに植物学ではカエデとモミジは区別していないが、園芸上では葉が鋭く深裂する場合はモミジ、浅く切れ込んでいる場合はカエデと称することが多い。写真は筑波山にて撮影。
 
5 「等」の読み方の一つ。
7 バイオリン属の大型・低音楽器でビオラより1オクターブ低く調弦され、奏者は椅子にかけ両膝の間に楽器をはさんで演奏する。
8 デンプンやセルロースのように、糖の分子が多数結合した物質。
9 ――せぬ大渋滞、――せぬ副作用、――せぬ妊娠。何事も注意して事を進めましょう。
11 ベルディ作曲のオペラ。1871年カイロの歌劇場の杮 (こけら) 落としで初演。エジプト軍に捕らえられたエチオピアの王女と、エジプトの武将との悲恋が主題。
12 ミソハギ科――属の落葉中高木。漢字では百日紅と書く。
 
14 ――科――属の落葉低木。今の時期は白く長い軟毛で覆われた花芽が観られる。
 
15 湯もみで有名な群馬県の温泉。古くから薬湯と知られており、恋の病以外は全て効くと言い伝えられている。
17 ――科――属の落葉高木。黄葉して落葉した葉はよい香りを放つ。庭木や街路樹、公園樹として植えられる。写真の巨樹は白山のチブリ尾根にあり、幹回りは15.6mある。
 
18 フランス語の語源を持つ英語の形容詞で、主に女性や子供を指し、その身体が小さく、華奢であることを表現する。
20 出身・利害などを共にする者の排他的な集まり。
21 ビールの――とは、後味が速く消えること。
23 「日本山名総覧」(武内正著 白山書房刊)によると、2万5千分の1地形図に載っている国内の――の数は1万6667だそうだ。
24 清和源氏の流れを汲む氏名の一つ。室町時代に15代に亘って――将軍家を出した。
27 常識で考えては起こりえない、不思議な出来事・現象。
28 ミズキ科ミズキ属の落葉高木。初夏を代表する花木で、花びらのように白く見える総苞片をつけて花を咲かせる。果実が食用になりクワの実に見立てたことから、別名でヤマグワとよぶ地域もある。
 
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谷津干潟とバラ園に行ってきました(後編)

2023-11-07 05:30:10 | 
11月4日に谷津干潟へ行ってきました。記事の後編では干潟の様子をご覧いただきます。
いつものように満潮時に島となる浅瀬では、ダイサギとカワウが群れていました。


付近でダイサギが餌を採っていました。
■ダイサギ
Great Egret

ペリカン目サギ科
Andea alba
大鷺/L88~98cm


1羽がこんなポーズを取ってくれました。お腹まで真白な毛に覆われているのが分かります。


一方カワウの方は、何羽かが深いところで潜水を繰り返していました。

ダイサギやカワウに比べると数は少ないですが、アオサギも見かけました。
■アオサギ
Grey heron

ペリカン目サギ科
Ardea cinerea
青鷺/L93cm
 

この日は小潮で潮の満ち引きは少ないものの、出かけた時間は海から海水が流れ込んでいました。
浅瀬には小魚が多く観られ、ボラやクラゲそしてエイも観られました。
  

反時計回りに干潟を周回しました。近くにハマシギがいました。
昨冬来た時は数百羽の群れがいましたが、この日観たのは2羽でした。
■ハマシギ
Dunlin

チドリ目シギ科オバシギ属
Calidris alpina
浜鷸/L21cm


ハマシギは日本で最も多く見られるシギ類の一種で、谷津干潟では冬鳥として渡来します。
私が半世紀ほど前に鳥を撮り始めた(しかしすぐに諦めた)時に撮っていた鳥です。
 

カモ類は干潟の西側にいました。途中バラ園に寄ってからカモを観察しました。
60羽程度と20羽程度の、2つのオナガガモの群れが確認できました。
■オナガガモ
Northern Pintail

カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm




その他にスズガモ、マガモ、カルガモの小さな群れがいました。オオバンも数十羽いました。
 

最後はカイツブリをご覧いただこうと思います。谷津干潟のカイツブリは人への警戒心が低く、かなり近いところまで来てくれました。
■カイツブリ
Little grebe

カイツブリ目カイツブリ科
Tachybaptus ruficollis
鳰/L26cm




明日、明後日は投稿をお休みします。次回10日の投稿は、植物クロスワード(41)『紅葉する樹木』です。

谷津干潟とバラ園に行ってきました(完)

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