10月28日、赤城山の大沼の西に連なる、姥子山(姥子山、標高1507m)、鍬柄山(くわがらやま、同1562m)、鈴ヶ岳(すずがたけ、同1564m)のトレールを歩いてきました。この道はこれまでに何度も歩いています。私の経験では冬でも風が穏やかで歩きやすいです。また、年中人が多い黒檜山や地蔵岳とは対照的に、静かな山歩きが楽しめます。
この日は落葉樹の葉が落ちて、見晴らしがよくなったトレールを楽しむ目的で出かけました。
※10月28日は旧暦では10月4日にあたり、小春(陰暦十月)となります。
下の写真でお分かりの通り、鍬柄山まではなだらかなアップダウンが続き、そこからは一旦大きく下って鈴ヶ岳に登り返すルートになります。
帰路は来た道を引き返します。
2022/09/26撮影
2022/02/25撮影
当日の歩跡です。スタート地点の新坂峠の標高が1410mあるので、最高地点の鈴ヶ岳山頂との標高差は154mです。YAMAPのログでは往復の距離が4.7km、累計標高差が470mでした。ガイドブックでは中級者向きとなっていますが、これは痩せ尾根や岩場があるためだと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/35/9a57a1e0e989d3d9fd7ee02f51ae6de5.jpg)
8時34分、新坂峠の駐車場を出発しました。新坂峠と登山口の様子です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/93/85b4c1a3d02383f0a5519b2faa2bfb81.jpg)
稜線に向けて標高を上げていきます。緩やかな登りです。斜面全体に腰の高さほどの笹が生い茂り、落葉広葉樹の森が続きます。
木々の葉はほとんど落ちていて、ふかふかの道を歩いて行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/e1/b37686b85b29c465ce9a741f090bcf07.jpg)
稜線まで上がると白樺牧場の柵に沿って歩きます。所々笹で足元が見えにくいので、浮き石や木の根に注意しながらゆっくり進みます。
姥子峠を過ぎたところで、赤く色づいた葉が残っている樹がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/f9/dd93c3b5334bbbde7627ff197d3d007c.jpg)
ウリハダカエデのようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/5e/3d6d4d7ba6274820508a45ee5e0110e2.jpg)
その後も紅葉が残っている樹がいくつかありました。こちらはハウチワカエデのようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d1/088f2ca0e34cfec2f930ca1520b7f3c0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/13/851cc665c5f7b0f14b2a1966500fd1c2.jpg)
こちらはイロハモミジのように見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/a7/b073e502848a505b16e8e2b349045aff.jpg)
こちらはオオモミジのように見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/34/eb54e29676855c218c2749bd1dc50d0e.jpg)
1時間ほど歩いて鍬柄山山頂に着きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/6a/6c1e06c4d2debaef7bb76d5ecb2ab19d.jpg)
山頂からはたくさんの山が見えました。この時期のお楽しみのひとつです。ザックを下ろして20分ほど休憩しました。
赤城山の最高峰、黒檜山(くろびさん、標高1828m)です。写真の左側に遠くに見えている山は皇海山(すかいさん、標高2144m)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ea/b015d444f229a648ac28399c7512d8cc.jpg)
関東地方の最高峰、日光白根山(日光白根山、同2578m)です。すでに冠雪しているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/e4/9c2f15990700a684194c061ec6c0f77a.jpg)
東北地方の最高峰、燧ヶ岳(ひうちがたけ、同2356m)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ee/a32b47ea670d8fc00a63ef1b4b7855ae.jpg)
そして、日本最高峰の富士山(同3776m)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/b2/8438a511b3bb2276e4fb2cd630b385b2.jpg)
山頂に綿毛をつけた草花がひとつ残っていました。キク科の植物だと思いますが、何でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/f6/8486f758bb29c49b1067371b754564f1.jpg)
ここまで誰とも会わずに歩いてきましたが、下から登ってくる人がいたので山頂を譲り、鈴ヶ岳に向かいました。
暑くなってきていたので、半袖のTシャツで歩きました。寒ければ上着を羽織るつもりでしたが、結局下山するまで半袖でした。
鍬柄山から鈴ヶ岳に向けては、一旦大ダオ(標高1420m)まで下ります。途中が痩せ尾根になっていますが、危なくはありません。
下っていくと木々の間から鈴ヶ岳が見えてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/1b/6311f908bcf92d81bb6892eceee617c0.jpg)
大ダオに下りてきました。ここには黄色く色づいた大きな樹がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b0/41c4b13bd20f57ae9ab413a66414d288.jpg)
橙色に色づいた葉もありましたが、多くは黄色でした。形からハウチワカエデのように見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/ff/a92420f6aaa49a589c1fb6a14ae3006d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/cf/231fb1521afded9ceb107516cf3c5a21.jpg)
ここから鈴ヶ岳の山頂まで25分です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/15/618b6dd3426f0059188222a22a2923b5.jpg)
途中、ロープが設置された岩場が2ヶ所あります。2ヶ所ともロープが新調されていました。ロープを頼らずに登りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/c8/d0288aa6629407e9c59c6119fdfe86e6.jpg)
空が広がってきたら山頂です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/c9/dd8f451c77a44aca1dfdc1b269a5479d.jpg)
山頂には、左から愛宕山大神、鈴嶽山神社、赤城山大神と刻された石碑があります。また周辺には別の石碑も複数あります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/3e/236a599ce48f2fd115f3b893ffb8cdb6.jpg)
期待していた谷川岳方面の遠望ですが、手前の木々が以前より伸びてきていて、邪魔でした。できれば切って欲しいものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/c0/b91feef71b15a08c113334e3b4a60310.jpg)
鈴ヶ岳の山頂で25分休憩し、帰路につきました。
帰路はカメラをザックにしまって、来た道を戻りました。鈴ヶ岳山頂付近は道に迷いやすいです。以前に比べてピンクのテープがずいぶん増えていました。このピンクのテープに従って進めば、間違えることはないと思います。
新坂峠の登山口に12時20分に着きました。その後、紅葉見物で混雑する群馬県道4号前橋赤城線(赤城道路)を下り、日帰り温泉で汗を流して帰宅しました。
この日は落葉樹の葉が落ちて、見晴らしがよくなったトレールを楽しむ目的で出かけました。
※10月28日は旧暦では10月4日にあたり、小春(陰暦十月)となります。
下の写真でお分かりの通り、鍬柄山まではなだらかなアップダウンが続き、そこからは一旦大きく下って鈴ヶ岳に登り返すルートになります。
帰路は来た道を引き返します。
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当日の歩跡です。スタート地点の新坂峠の標高が1410mあるので、最高地点の鈴ヶ岳山頂との標高差は154mです。YAMAPのログでは往復の距離が4.7km、累計標高差が470mでした。ガイドブックでは中級者向きとなっていますが、これは痩せ尾根や岩場があるためだと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/35/9a57a1e0e989d3d9fd7ee02f51ae6de5.jpg)
8時34分、新坂峠の駐車場を出発しました。新坂峠と登山口の様子です。
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稜線に向けて標高を上げていきます。緩やかな登りです。斜面全体に腰の高さほどの笹が生い茂り、落葉広葉樹の森が続きます。
木々の葉はほとんど落ちていて、ふかふかの道を歩いて行きます。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/e1/b37686b85b29c465ce9a741f090bcf07.jpg)
稜線まで上がると白樺牧場の柵に沿って歩きます。所々笹で足元が見えにくいので、浮き石や木の根に注意しながらゆっくり進みます。
姥子峠を過ぎたところで、赤く色づいた葉が残っている樹がありました。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/f9/dd93c3b5334bbbde7627ff197d3d007c.jpg)
ウリハダカエデのようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/5e/3d6d4d7ba6274820508a45ee5e0110e2.jpg)
その後も紅葉が残っている樹がいくつかありました。こちらはハウチワカエデのようでした。
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こちらはイロハモミジのように見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/a7/b073e502848a505b16e8e2b349045aff.jpg)
こちらはオオモミジのように見えました。
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1時間ほど歩いて鍬柄山山頂に着きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/6a/6c1e06c4d2debaef7bb76d5ecb2ab19d.jpg)
山頂からはたくさんの山が見えました。この時期のお楽しみのひとつです。ザックを下ろして20分ほど休憩しました。
赤城山の最高峰、黒檜山(くろびさん、標高1828m)です。写真の左側に遠くに見えている山は皇海山(すかいさん、標高2144m)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ea/b015d444f229a648ac28399c7512d8cc.jpg)
関東地方の最高峰、日光白根山(日光白根山、同2578m)です。すでに冠雪しているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/e4/9c2f15990700a684194c061ec6c0f77a.jpg)
東北地方の最高峰、燧ヶ岳(ひうちがたけ、同2356m)です。
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そして、日本最高峰の富士山(同3776m)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/b2/8438a511b3bb2276e4fb2cd630b385b2.jpg)
山頂に綿毛をつけた草花がひとつ残っていました。キク科の植物だと思いますが、何でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/f6/8486f758bb29c49b1067371b754564f1.jpg)
ここまで誰とも会わずに歩いてきましたが、下から登ってくる人がいたので山頂を譲り、鈴ヶ岳に向かいました。
暑くなってきていたので、半袖のTシャツで歩きました。寒ければ上着を羽織るつもりでしたが、結局下山するまで半袖でした。
鍬柄山から鈴ヶ岳に向けては、一旦大ダオ(標高1420m)まで下ります。途中が痩せ尾根になっていますが、危なくはありません。
下っていくと木々の間から鈴ヶ岳が見えてきます。
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大ダオに下りてきました。ここには黄色く色づいた大きな樹がありました。
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橙色に色づいた葉もありましたが、多くは黄色でした。形からハウチワカエデのように見えました。
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ここから鈴ヶ岳の山頂まで25分です。
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途中、ロープが設置された岩場が2ヶ所あります。2ヶ所ともロープが新調されていました。ロープを頼らずに登りました。
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空が広がってきたら山頂です。
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山頂には、左から愛宕山大神、鈴嶽山神社、赤城山大神と刻された石碑があります。また周辺には別の石碑も複数あります。
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期待していた谷川岳方面の遠望ですが、手前の木々が以前より伸びてきていて、邪魔でした。できれば切って欲しいものです。
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鈴ヶ岳の山頂で25分休憩し、帰路につきました。
帰路はカメラをザックにしまって、来た道を戻りました。鈴ヶ岳山頂付近は道に迷いやすいです。以前に比べてピンクのテープがずいぶん増えていました。このピンクのテープに従って進めば、間違えることはないと思います。
新坂峠の登山口に12時20分に着きました。その後、紅葉見物で混雑する群馬県道4号前橋赤城線(赤城道路)を下り、日帰り温泉で汗を流して帰宅しました。