「プレジデント」の特集を何本かまとめた、「会議を意味のあるものに変え、早く終わらせるための本」だそうです。
趣旨そのものには大賛成です。どうも会議をすること自体に意味があるとか長くすることに意味があると考える人がいるみたいで、この会議に出なければこれだけ仕事ができたはずという思いばかり持つことになりがち。「時間泥棒」なんて言いたくなります。
もっとも、この本を読んで会議を意味のあるものに変え早く終わらせることができるかは疑問です。プレジデント社ですから、大企業のトップのお話はごもっともで聞いてもちろん批判はなし。企業トップの方で会議を変えようとすれば変えられるという話と、部下の方からのスタンスとしてはダメ上司がくだらない提案をしたときのやり過ごし方のような話が混在していて、結局トップの決断待ちって話になりそう。
専門家を集めた「プロ集団」の会議が楽観的なものになりがちで空理空論で現実にそぐわないことが多いという指摘(189~190頁)はおもしろいですけどね。

プレジデント編集部編 プレジデント社 2006年9月15日発行
趣旨そのものには大賛成です。どうも会議をすること自体に意味があるとか長くすることに意味があると考える人がいるみたいで、この会議に出なければこれだけ仕事ができたはずという思いばかり持つことになりがち。「時間泥棒」なんて言いたくなります。
もっとも、この本を読んで会議を意味のあるものに変え早く終わらせることができるかは疑問です。プレジデント社ですから、大企業のトップのお話はごもっともで聞いてもちろん批判はなし。企業トップの方で会議を変えようとすれば変えられるという話と、部下の方からのスタンスとしてはダメ上司がくだらない提案をしたときのやり過ごし方のような話が混在していて、結局トップの決断待ちって話になりそう。
専門家を集めた「プロ集団」の会議が楽観的なものになりがちで空理空論で現実にそぐわないことが多いという指摘(189~190頁)はおもしろいですけどね。

プレジデント編集部編 プレジデント社 2006年9月15日発行