睡眠不足の弊害を指摘し、朝太陽光を浴び午前中に運動し夕食は軽めにし夜のパソコン・スマホ使用を止めるなどして熟睡することを推奨する本。
覚醒中脳が記憶した雑多な情報から重要なもの(繰り返し記憶したり記憶時に重要と意識したもの等)を長期記憶に移し、不要な情報を捨てる、言わば脳の空き容量を増やす/確保する作業が深い睡眠時になされ(142~151ページ、41~42ページ等)、体を動かすスキル(手続記憶)は浅い睡眠時に定着する(151~152ページ)、レム睡眠時は海馬が統制しないため通常は同時に活性化しない新鮮な記憶と過去の記録がランダムな組み合わせで活性化して、支離滅裂な夢となり、合理的な思考からは生まれえない創造性に結びつくこともある(174~176ページ)などの指摘が、なるほどと思いました。やっぱり睡眠は大切だ。
個別事情なので、だからどうしたとも言えますが、アインシュタインはロングスリーパーで1晩に10時間眠った(177ページ:さらに昼寝もした)というのも、近年いくら寝ても眠い私(ふつう、年をとったら睡眠時間減るっつうに)には心強いです。
原題:SOMN,SOMN,SOMN(スウェーデン語)
クリスティアン・ベネディクト、ミンナ・トゥーンベリエル 訳:鈴木ファストアーベント理恵
サンマーク出版 2023年7月25日発行(初版は2020年12月、原書は記載はないですが2018年11月のもよう)
覚醒中脳が記憶した雑多な情報から重要なもの(繰り返し記憶したり記憶時に重要と意識したもの等)を長期記憶に移し、不要な情報を捨てる、言わば脳の空き容量を増やす/確保する作業が深い睡眠時になされ(142~151ページ、41~42ページ等)、体を動かすスキル(手続記憶)は浅い睡眠時に定着する(151~152ページ)、レム睡眠時は海馬が統制しないため通常は同時に活性化しない新鮮な記憶と過去の記録がランダムな組み合わせで活性化して、支離滅裂な夢となり、合理的な思考からは生まれえない創造性に結びつくこともある(174~176ページ)などの指摘が、なるほどと思いました。やっぱり睡眠は大切だ。
個別事情なので、だからどうしたとも言えますが、アインシュタインはロングスリーパーで1晩に10時間眠った(177ページ:さらに昼寝もした)というのも、近年いくら寝ても眠い私(ふつう、年をとったら睡眠時間減るっつうに)には心強いです。
原題:SOMN,SOMN,SOMN(スウェーデン語)
クリスティアン・ベネディクト、ミンナ・トゥーンベリエル 訳:鈴木ファストアーベント理恵
サンマーク出版 2023年7月25日発行(初版は2020年12月、原書は記載はないですが2018年11月のもよう)