「21世紀枠に負けたのは末代の恥」…開星の監督(読売新聞) - goo ニュース
21世紀枠に負けている高校は結構あると思うのだが・・・
昨年の利府はベスト4に進出している。
選抜は32チームが出る。
全31試合。
29校が普通に選ばれ、3校が21世紀枠。
29:3。
2009年の21世紀枠は、利府が3勝、彦根東、大分上野丘は0勝。
21世紀枠の勝利が3、通常選抜の勝利が28。
2008年の記念大会は21世紀枠3、希望枠1、通常選抜32。
21世紀枠の華陵、安房、成章すべて1勝ずつ、計3勝。
通常選抜の勝利が32。
2007年は21世紀枠ではないが、希望枠の大垣日大が決勝進出。
21世紀枠の都城泉が丘が1勝、都留は0勝。
21世紀枠の勝利が1、通常選抜29校の勝利が26。
「1回戦を勝つ」だけと「勝ち上がる」の重みは違うが、勝率でみたら21世紀枠の勝率が低いとはいえまい。
それに、利府や大垣日大(21世紀枠ではく希望枠ではあるが)をみれば、十分に勝ちあがるチャンスもある。
また、ただ一回戦を勝つというだけでなく、華陵は優勝候補筆頭の慶応に勝利している。
それでもこれら通常選抜以外の枠に負けるのは恥だと言えるのか。
そんな
開星の甲子園成績は・・・・
1勝して2試合目に敗退というのが春夏1回ずつ。
他は初戦敗退のみ。
この成績で、上記の成績を残している21世紀枠のことを云々言えるのだろうか。
「東北地方の出場校が2校だけというのは県の数の割に少ない」とか、21世紀枠で出場させるよりもそこを何とかしろという声もあるかもしれない。
が、実力だけで選ばれるわけではないとはいえ、上記のように十分な戦績を残している21世紀枠は存在しても良いと思う。
夏が純粋に実力での勝ちあがりなのだからそれとの違いを出す意味でもよいと思う。
また、選抜基準に野球の実績がまったく含まれないわけではないのだから、地域間の実力の格差(高校数の差)から「それなりの実力があるのに出場できない」という高校にチャンスを与えるのは良いと思う。
あえて批判的な言い方をするとすれば、
先述の甲子園成績の開星高校よりは21世紀枠の方が有望なのではないか、と言いたいところだ。