三日続いたら褒めてください

うんこネタの封印が三日続いたら褒めて下さい。

勘違い

2007年07月11日 06時53分27秒 | Weblog
短編だと思って買った推理小説が長編だった。

通勤時に読むには短編はちょうどよい。
片道、または往復でちょうど一話が読み終わるので、気軽に読むことができる。
読み終わらなくても、帰宅してから家で残りを読めばよいだけだ。
反対に長編だと何日もかけて読む。

ブックオフで購入する際、中身を確認する。
読んだ本のタイトルをすべて覚えているわけではないので、確認しないと以前読んだことのある本を再び買ってしまうことがある。
今回、カバーに書かれたあらすじを確認し、まだ読んだことのない短編だと思って購入。
目次を見ると、一話がだいたい30~60ページである。
ちょうどよい長さだ。

そう思って読み始める。
短編のよいところは、気になるタイトルのものや移動時間を考えてちょうどよい長さのものを選んで読むことができる点である。
今回は一番最初の話から読み始める。

短編だと思って読み続け、その話は45ページで終わるという先入観で読み進める。
途中、犯人のヒントとなるのではと思われるポイントに気づく。
それも踏まえ、途中、怪しい人間が私の心の中に浮上する。

残り2ページとなろうかというところ。
話の中でそろそろ犯人がはっきりすると思っていると、逆に次の事件が発生。
発生したところで話が終わってしまう。

あれ?と思い次のページをめくってみると、話がまだ続いている。
短編だとばかり思っていたのに、それは私の勝手な思い込みであり、実際には長編だった。

45ページで終わるつもりだったのに、もう犯人の目星を自分の中でつけてしまっていたのに、それは350ページ先に持ち越されてしまった。
自分の中で「こいつが怪しい」という思いを抱えながら、早く結末を知りたい衝動に駆られながら、今、一生懸命に読んでいる。