goo blog サービス終了のお知らせ 

白珠だより

札幌にて美人画と武者絵を扱っております白珠画廊のブログです。

てんてん

2009-08-27 | 取り扱い作品のご紹介
昔からてぬぐいが大好きで、いろいろと集めています。
古典柄だけでなく、猫の柄やお野菜、お菓子などなど…。
(最近のヒットは“伊達巻き”柄です)

今までは二つに折って縫ってランチョンマットにしたり、そのままテーブルランナーとして
使ったり浴衣を着た時に膝にハンカチ代わりに敷いたり…といった楽しみ方だけでした。
最近は手芸店で頂いた、「手ぬぐい1枚で出来るぷちバッグ」の作り方に
はまっており、10枚ほど縫ってみました。
思った以上に持ちやすく、お気に入りの和小物がまたひとつ増えました。

手ぬぐいは和のものですが、このぷちバッグ、意外とデニムにも合います。
お弁当を入れたり、ちょっとした手芸のキットを入れたり…。
これから秋にかけて活躍しそうです。

わたしの特にお気に入りの手ぬぐいは、「手ぬぐい考房てんてん」という
お店です。
おすすめは、猫の柄。皆さんものぞいてみて下さいね。
http://www.craft-park.jp/
「てんてん」とは舞妓さんの使う言葉で手ぬぐいを指すそうですが、
なんとも言えずかわいい言葉だと思いませんか?


さて、美人画の中にも手ぬぐいは登場します。
今日ご紹介するのは岩田専太郎の『湯上がり』。
生成の地に鮮やかなブルーが染められたてぬぐいを手にした女性が描かれています。

こんなに粋にはなれないでしょうが、ちょっぴり真似をしてお気に入りの手ぬぐいを持って、今夜あたり銭湯に出かけてみましょうか…。


R.Y☆彡

笹の葉さらさら

2009-08-06 | 取り扱い作品のご紹介
明日は旧暦の七夕まつりです☆

古代中国の星の伝説が伝わってきて日本の美しい行事、五節句のお祝いの一つになったと言われます☆

この日は里芋の葉に降りる露で女性が顔や手を洗うと美人になるとか、こどもたちがその露で墨をすり手習いをすると字が上手になるなど良事がたくさんあると伝えられています☆

五色の短冊にあなたはどんな願いをたくすのでしょうか☆

明日は貴方が美しい星月夜にめぐまれることを祈ります。


戸口まで送って出れば星月夜  子規


作品の御紹介 竹久 夢二『七夕』


§S.Y§

「浴衣の人」

2009-07-12 | 取り扱い作品のご紹介
緑深い夏がやってきました。
画廊を終えて夕暮れの街へ一歩踏み出すと
浴衣姿の女性たちがちらほらと目に留まります。
思い思いの髪型、メイク、浴衣の柄はレトロからモダンなどと自由で
個性がキラキラしています。

白珠画廊の夏の一枚は竹久夢二の「浴衣の人」です。
大正ロマンの時代を担った作家の一人、夢二は今なお乙女心をくすぐります。
 
夢二のテキスタイルを浴衣に仕立てたゆかたの本も併せてお楽しみ下さい。

S.Y

白珠画廊のホームページはこちら