白珠だより

札幌にて美人画と武者絵を扱っております白珠画廊のブログです。

星が光ったその晩に

2012-12-25 | 画廊の様子
この夜に大きな星が一つゆっくりと天の端から登って来ました。
この星に導かれて東方の三人の博士たちは預言者の告げたとおりに
すべての民の王、救い主がお生まれになったと言うユダヤの街、
ベツレヘムを目指して出かけて行きました。
その星が留まったところの小さな馬小屋の飼い葉桶の中に
布にくるまれた幼子が眠っているのをみて喜びにあふれました。
御使いたちも羊飼いたちもこの喜びの出来事を確かめるために
ベツレヘムに向かい、母マリヤと父ヨセフに守られた幼子を見て
この方こそ主なるキリストであると讃えました。

「いと高き所には、神に栄光があるように、
地の上では、御心にかなう人々に平和があるように。」

聖書の中の御子誕生のお話は本当に美しく、誰でもがすぐに
目に浮かべることができるのではないでしょうか。

聖書の中でお星様はこのように大切な役目を荷なっています。

聖母マリヤは星の冠を頭にのせています。
神の愛とキリスト誕生のシンボルでもあります。

このお星さまを讃えて「お星さまのケーキ」を焼いてみました。

まるいスポンジケーキを焼いて六つに切って一片づつ向こうを向けて
一つは真ん中において五角星にします。
たまごの白身と粉砂糖でアイシングを作りレモン汁を香り付けして
たっぷりとかけます。まんなかにロリエの葉を飾りました。

ロリエは殉教者の冠、平和のシンボルです。

今日のお菓子 「お星さまのケーキ」  お星さまを真っ白な雪で
包んでみました。               s・y

今年も一年間、拙いブログをお読み下さいまして
心からお礼申し上げます。
新しい年がお幸せでありますようにお祈りいたします。