うはー、読んだ読んだ。
まんぷくー。
宮部さんのありとあらゆるレパートリーを全部詰め込んでますなあ。
ファンタジーだったり、時代物だったり、ミステリーだったり。
中盤を過ぎるとやっぱり俄然おもしろくなってくるんですよねえ。
最初、「屍鬼」か?と思っちゃったよw
山奥の話だから、安直に思ってしまいました。
そして、これは震災のこと、福島のことを書いたのかな、とも思ったのは、私だけ?
「見えない」怪物。それは、津波だったり、地震だったり、見えない放射能だったり・・・。
村中が壊れて、燃えて。
人々が呑み込まれ、残骸のようにひとかたまりに吐きだされ・・・。
素早くて、逃げ切れない。
永津野が香山を差し出したり、取り返したり・・・。
読んでいるときは、原発事故のことかなと思ってたけど、こうやって書いていると、怪物は「津波」なのかもしれないなと思いました。
形がはっきりしなくて、いろんな風景の色を写し込み、だけど、黒い。
生臭いにおいっていうのも、そうだろうし。
難しいことは抜きにして、単純におもしろかったです。
長編でもおかしくないですが、1冊で収まっている分量の加減のよさ。
宮部さんの技に唸ります。
圓秀さんが切ないけど、彼の描いた絵はどんなものだったのでしょうか。
こうのさんが描かれているほうも読んでみたいです。
まんぷくー。
宮部さんのありとあらゆるレパートリーを全部詰め込んでますなあ。
ファンタジーだったり、時代物だったり、ミステリーだったり。
中盤を過ぎるとやっぱり俄然おもしろくなってくるんですよねえ。
最初、「屍鬼」か?と思っちゃったよw
山奥の話だから、安直に思ってしまいました。
そして、これは震災のこと、福島のことを書いたのかな、とも思ったのは、私だけ?
「見えない」怪物。それは、津波だったり、地震だったり、見えない放射能だったり・・・。
村中が壊れて、燃えて。
人々が呑み込まれ、残骸のようにひとかたまりに吐きだされ・・・。
素早くて、逃げ切れない。
永津野が香山を差し出したり、取り返したり・・・。
読んでいるときは、原発事故のことかなと思ってたけど、こうやって書いていると、怪物は「津波」なのかもしれないなと思いました。
形がはっきりしなくて、いろんな風景の色を写し込み、だけど、黒い。
生臭いにおいっていうのも、そうだろうし。
難しいことは抜きにして、単純におもしろかったです。
長編でもおかしくないですが、1冊で収まっている分量の加減のよさ。
宮部さんの技に唸ります。
圓秀さんが切ないけど、彼の描いた絵はどんなものだったのでしょうか。
こうのさんが描かれているほうも読んでみたいです。