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Fine, Peace!

感想といえない感想が多いです。

荒神

2022-07-02 23:21:45 | 小説
かなり初見な感じで読みました。
単行本で読んでるんだけどなあ。(加筆等されているからではないと思う)

展開がやっぱりおもしろい。
宮部さんさすがだなあって思った。

NHKでドラマになって朱音を内田有紀さんがしてたのが思い浮かんで、読んでるときはそれがずっと頭の中にいた。

聖なる怠け者の冒険

2022-05-05 11:03:50 | 小説
単行本、こんなのだったっけな?と思いながら読んだけど、それは正解だったらしい。
もちろん、文庫本にするにあたって加筆修正されるのは当たり前なので違っているのだけど、意外に自分がうっすらながら覚えていることに少し驚くのでした。

森見ワールド満載で、いつの間にか読み手も宵山の土曜倶楽部だの火曜倶楽部だのに紛れ込んでしまったような感覚。
楽しかった。

神様の御用人10

2022-04-09 17:58:50 | 小説
シリーズ最終巻。
前巻からの続き。

私はうまくまとまってるなと思った。

最近、地震が多いから、なんか思うところがあった。
京都でもあったし、東北でもあったし。

それよりも巻末の後日談って、はぁ?となってます。
そっち詳しく!!!


むすびつき

2022-03-05 22:33:25 | 小説
全編、輪廻転生に関係する話。

若だんなの前世ではないか、というお人の話。
輪廻転生を信じることになり、本当に何度も転生を繰り返す話。

どれもおもしろかったなあ。

兄やたちもいずれ生まれ変わる若だんなを探すようになる「えどさがし」につながっていくような話が多くなってきたような・・・。

虚実妖怪百物語 急

2022-03-05 22:25:53 | 小説
書き忘れていたようです。

単行本で読んでいるので、こんな感じだったっけ?と思うようなところもあって(文庫本で加筆校正などされていることもあるので違っていても間違いではない)、新鮮な気持ちで読みました。

このシリーズ3冊、今、このコロナの時期に読んでいると、単行本が出た頃となに一つ変わっていなくて、むしろ、今のことを書いているのではないかと思うほどぴったり来た。

そういう風に感じて書かれているのだろう。

人間の本質とは、時代が変わろうとそんなに簡単に変わらないのだな。

鬼を待つ

2022-02-05 22:54:29 | 小説
清之介の故郷が大きく絡んで来た。
今までの流れとは違う流れで始まったので、転の部分なのかな。

私が波に乗れなくてなかなか読み進められなくて。
半分すぎたあたりからおもしろくなってきたので、頑張って読んだw(頑張ってってw)

虚実妖怪百物語 破

2021-12-04 23:21:36 | 小説
状況がますます悪化していく世の中。

それがね、コロナ禍の今とすごくリンクする。
隣人を監視し合ってなんちゃら警察になったり、夜に誰も出歩いてなかったり、飲食店も閉まったり、政府の無能っぷりが露呈したり・・・。
震災の頃に感じた危機感というか危惧していたことを書いたのだろうけど。

海神の子

2021-11-06 17:06:53 | 小説
初、川越さん。

話はおもしろいと思ったんだけど、とにかく読み仮名がずっとついていないと読めない。
文のリズムがあんまりなくて、次が読みたくなってページをめくるということは最後までなかった。

有名な国性爺合戦がモチーフ。
といっても、タイトルは知ってるけど内容は全く知らなかった。。。
この話ってもっとおもしろくなる要素がいっぱいあると思うのに、なんかイマイチ盛り上がらなかった。
イントロと呼べる松の話のほうがおもしろかったなあ。

ヒトコブラクダ層ぜっと(下)

2021-10-30 21:58:42 | 小説
うわあ~、楽しかった~。
500ページ近かったから心配したけど、怒濤の展開に楽しめた。

終わった、と思っていたら、最後にもう一回盛り上げて回収するなんてすごい!!!

ところで、上巻のときに書いたメソポタミアに関連する過去作品同様、「空を飛ぶ船」が出てくる・・・。
ウィキによれば言語系統が不明なシュメール語、民族系等も不明なんだそうで、そこからの発想なのかな?
文明も現在に繋がるような高度なものだし、余計に宇宙人か未来人にしたいよねw
それを陳腐な設定ではなくあの感じにしたのってすごい。

そして、私の想像は少しかすってました。
ライオンレディの正体は神様?ってとこだけw

自衛隊の話は、ほら、有川さんですり込まれてるから「ヒトニーマルマル」みたいなのはちょっとドキドキするわけです。