goo blog サービス終了のお知らせ 

Fine, Peace!

感想といえない感想が多いです。

茜唄

2023-10-15 17:19:51 | 小説
平家物語とちゃんと向き合ったのってこれが初かな。
授業で習ったり、アニメも録画したけど観ていないしw
鎌倉殿の13人が終わったあとだったこともあって、読んでみようと思ったのでした。

連載時期は2020年からだから、放送とかぶっていないのだけど、義経の人物像が鎌倉殿の義経なんだよね。平家物語なのに源氏側視点の台詞を言うのではないかという錯覚に何度も陥るほど、鎌倉殿がよぎった小説でした。

木曽義仲も青木君が浮かんじゃうし、義経はもちろん菅田くんが浮かんだし、範頼も迫田さんが浮かんだし、頼朝だって洋さんの声で再生されちゃったよw
義時は一行だった。

下巻は滅亡への速度が増していくので切なかった。

知盛と希子の夫婦の様子をなぞりながら、平家物語が編まれて口伝されていく。

読みながら、源平合戦というかたちでなく大河ドラマで平家と源氏の両軸で話を進めていくのを観てみたいと思ったほどでした。

神様の子守はじめました。15

2023-03-26 11:39:57 | 小説
2月だけの話。(今までもそうだったかもしれないけれど・・・)

豆まき、受験、バレンタイン、スキー。(順番は違うかも)
しかし、この日数が少ない1ヶ月にいっぱいすることあるね。

かわいかった。
ちっさい子がスキーしているのって弾丸で滑ってくるんだよね。

ワイワイ楽しんでいるところに何か事件が必要なんだろうけど、やっつけにしか見えなかったロッジの息子さんの話。なくてもいいのでは?ってなりました。

火狩りの王〈一〉 春ノ火

2023-03-12 14:15:14 | 小説
あまりにもTwitterのプロモーションで出てくるのでちょっと読んでみるかと読んでみました。

最初読みやすいかな?と思ったものの、途中でなんか読みづらくなって延長して完読。
中盤を過ぎればまた読みやすくなった。

読書メーターにもナウシカのような設定と書いている人がいたのだけど確かに。
あと十二国記みたいに「魔」が出てくるので、何読んでいるんだろう?ってなってしまう。
明楽が出てきて物語に締まりが出てきたような感じがしたな。

次もまあ読みましょうかね。

WOWOWでやってるアニメは見ていなくて、番組表で見たときに「絵がなあ」ってなったのでした。

あくまでも個人の意見です①

2023-02-05 15:27:05 | 小説
お正月休みに図書館で借りた原田マハさんの「風神雷神」を読んでいたのだけど、読み切れなかった。

途中まで読んでみて、思ったことを書きます。
おもしろいとは思いました。
が、
宗達の話だけでも成り立つというか、宗達の話だけにしてほしかったな。
宗達のしゃべり方が京都というより、こってこての関西弁なのがすごく気になった。
今の大阪でもそんな風に話さないですが?って感じだった。
要するにさんまさんが話す誇張された大阪弁なんだよなあ。

またあおう【しゃばけシリーズ外伝第2弾】

2023-01-04 16:12:20 | 小説
最後まで読んだはずなんだけど、しおりが途中だったのはそのまま閉じたからかなあ・・・。

若だんなが少し大人になって出かけているときに妖したちが持ち込まれた怪異を解決していく。

若だんなが話したりするシーンはないのだけれど、妖したちの様子で若だんなの姿を感じる。
妖したちには少し難題もみんなで知恵を出し合って、若だんなならばと考えて行動する姿に妖したちの成長も感じた。

鎌倉うずまき案内所

2022-10-07 22:03:09 | 小説
久しぶりに番組で紹介されていた本を読みました。

おもしろかった。
短編がすべてどこかでつながっている。
虚実がうまい具合に混ざっているのも同じ時代を知っているから楽しかった。

もりみーとは違うぐるぐる。

わたしは出てきた真吾、たっくんに「は!」ってなり、「TMネットワーク」に「わ!」となったのも楽しさが増幅された。

何よりも昭和ってそうだったんだーって感心。
元年が一年の最後の7日間で最後の年が一年の最初の7日間って、不思議な因縁に震えたね。

てんげんつう

2022-09-22 19:05:48 | 小説
おりんちゃんの実家の話がどんどん広がっていく。
縁談話にお花見の約束。

若だんな動けるのかな?と思いきや、相変わらずで。

今回はほのぼのした感じだった。

今のコロナ禍をトレースしたようだという解説になるほどねとなりました。

推し、燃ゆ

2022-08-08 16:15:15 | 小説
このような推しへの重さはTwitterでよく見かけるので、私にしたらそんなに新鮮でもなかった。
なので、うーん、なのである。

それしか見えない人はいるので否定しない。
しんどいだろうなと思う。
そして、ひとつだけを見られない私はおかしいのかな?とすら思うこともあるけれど、私はこれでいい。

Twitterでも、相当入れ込んでるなと思うことはいっぱいある。
それで自分自身がしんどくなっている人も見かける。

芥川賞受賞か。
賞を受賞したものって期待値が上がるから、がっかりすることが多くなる。
今回は受賞していたことを知っていたわけでなく、タイトルの感じから読んだんだけど、わあって思えなかった。
タイトルからカジュアルなものに感じる人も少なくなかったみたい。
私もそのひとりだ。